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キューピーと聞けば多くの人がマヨネーズを思い浮かべるのではないでしょうか。
マヨネーズやドレッシング、ソース、タマゴ加工品など、食卓に欠かせない商品を数多く製造販売しています。
ここでは、キューピーの株主優待情報や企業情報、投資情報について紹介します。普段からキューピー製品を使用している方や、食品メーカーの銘柄を探している方は、参考にご覧ください。
目次
「良い商品は良い原料からしか生まれない」食卓にかかせない存在キューピー
日本で初めてマヨネーズを製造販売した企業であるキューピー。
日本人の多くが知っている企業ではないでしょうか。キューピーマヨネーズやドレッシングなど、食卓にかかせない商品を数多く販売している食品メーカーで、1919年に設立し、資本金241億400万円、従業員14,095名、売上高5,523億円を誇ります。
創業以来「良い商品は良い原料からしか生まれない」という考えのもと、国内・海外で56社の子会社を展開し、マヨネーズやドレッシングだけでなく、ディップソース、調味料、タマゴ加工品、ヘルスケア加工食品などを製造しています。
工場見学やマヨネーズ教室・講演会、幼児向け絵本、地域に根ざした運動・支援活動など、社会貢献・食育・環境活動にも力を入れています。
マヨネーズ類以外にも多種多様な製品を製造販売している
- キューピーマヨネーズ
- キューピーからしマヨネーズ
- キューピーゼロノンコレステロール
- キューピーハーフ
- キューピーディフェ
- キューピーエッグケア
- キューピーライト
- キューピードレッシング
- キューピーノンオイル
- キューピーテイスティドレッシング
- 芳醇白ぶどう酢とグレープフルーツ酢
- 玉ねぎと大麦黒酢
- にんじんとレモン酢
- キューピータルタルソース
- キューピーパスタソース
など、マヨネーズやドレッシング、フルーツビネガー、テーブルビネガー、ディップソース、漬け込み用調味料、マスタード、炒めもの用調味料、アジアンテーブル、タマゴ加工品、ヘルスケア加工食品など、多くの製品を製造販売しています。
キューピーの歴史 1925年日本初のマヨネーズ「キューピーマヨネーズ」が発売
キューピーは1919年に食品工業株式会社として設立されます。
1925年には日本初のマヨネーズである「キューピーマヨネーズ」が発売されます。1932年にはアヲハタママレードとイチゴジャムの発売を開始。1943年には原料が入手困難になったことからマヨネーズの生産を中止し、1948年に生産・販売を再開します。
1950年にはアヲハタスイートコーンを発売。1957年にはキューピー株式会社へと社名を変更します。
1958年には日本初のドレッシングとなるキューピーフレンチドレッシングを発売。翌年には、キューピーミートソースを発売します。
1965年には日本初のしょうゆ味のドレッシングであるキューピーオリエンタルドレッシングを発売。1981年には海外進出をし、タイ国内でマヨネーズの製造・販売を開始します。
1982年にはファインケミカル分野へと進出。1989年にはキューピーノンオイルドレッシングを発売開始。
1991年にはキューピーハーフを発売、1998年には日本初の家庭用介護食を発売します。
2000年には中国、東南アジアなどの海外展開。2002年にはキューピーゼロノンコレステロールを、2005年にはキューピーディフェを発売します。
2013年には調布市にグループ研究開発オフィスを開設します。
キューピーの株価や配当は?
キューピーの株価や必要投資金額、利回りなどについて確認していきましょう。
権利確定日は11月末日ですので注意が必要です。投資を検討する場合は、他にも過去の業績推移やPERなど、さまざまな指標も確認するようにしましょう。
事業の種類:飲食料品 | 優待の価値:1,000円相当 | ||
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優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 11月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
2,868円 | 1.26% | 0.34% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
286,800円 | 100株 | 26円 |
キューピーの株主優待は100株以上を【3年以上継続保有】した場合に受け取れます。
500株以上1,000株未満の場合、2,000円相当のグループ商品詰め合わせ
1,000株以上の場合、3,000円相当のグループ商品詰め合わせ
またキューピーは国内44社、海外12社の関連会社を展開しています。
キューピーのグループ会社及び関連会社は下記のとおりです。
キューピーのグループ会社及び関連会社 |
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アヲハタ株式会社 (ジャム類、調理食品類、フルーツ加工品などを製造) |
株式会社カナエフーズ(卵加工製品を製造) |
株式会社キューソー流通システム (商品および製品原材料などの保管・運送) |
株式会社キューピーあい (ホームページ制作・管理など) |
株式会社キューピーエッグワールドトレーディング (海外における卵関連製品などの販売) |
キューピー醸造株式会社 (各種ビネガーおよび関連調味料の製造販売) |
キューピータマゴ株式会社(卵素材品販売) |
株式会社グリーンメッセージ (青果加工品の製造販売) |
株式会社グルメデリカ(米飯加工食品、惣菜の製造販売) |
株式会社ケイ・エスエス (販売促進業務の企画・制作およびサービス) |
ケイ・システム株式会社(保険代行業務など) |
株式会社ケイパック (農畜水産物の加工および加工食品の販売など) |
光和デリカ株式会社 (レトルト・チルド・冷食調理製品などの製造販売) |
コープ食品株式会社 (野菜加工品・レトルト食品などの製造加工) |
株式会社サラダクラブ (カット野菜などの製造、加工、販売) |
三英食品販売株式会社 (調味料、食品原料および酒類などの販売) |
株式会社ディスペンパックジャパン (ディスペンパックへの食品の充填包装業) |
など、他にも多数。
2017年11月期は増収増益予想第1四半期の進捗率は経常利益約16%
キューピーの2016年11月期の業績
売上高が前年対比−4.5%の5,523億600万円
営業利益は前年対比+12.8%の298億1,800万円
経常利益は前年対比+14.8%の313億6,400万円
利益は前年対比+0.4%の170億9,300万円の増収増益
2017年11月期の会社予想
売上高が+2.3%の5,650億円
営業利益は+10.7%の330億円
経常利益は+8.7%の341億円
利益は+5.3%の180億円の増収増益予想
2017年4月に発表された第1四半期業績
売上高が前年同期比+0%の1,320億7,900万円
営業利益が前年同期比+28.2%の55億7,700万円
経常利益は前年同期比+24.0の56億8,000万円
利益は前年同期比+12.7%の26億9,400万円
セグメント別では、調味料は国内は伸び悩むも海外が好調で増収増益。
タマゴはアメリカの鶏卵相場の下落などもあり減収減益。サラダ・惣菜は宅配や外食などの新販路により増収増益。加工食品はアヲハタ十勝コーンの休売により減収も、コスト改善により増益。ファインケミカルは医療用EPA減少の影響もあり減収減益。
物流システムは受託エリア拡大や新規顧客獲得などを理由に増収増益となっています。
通期予想に対する経常利益の進捗率は約16%、利益の進捗率は約14%です。年初来高値は3,290円、年初来安値は2,726円、PERは23.85倍、PBRは1.99倍、自己資本比率は54.2%です。
株価は割高感が感じられます。第2四半期の業績でも進捗が遅れるような場合は、株価が大きく下落する可能性があります。今後の業績に注目です。
優待利回りは低い普段からキューピー製品を使用している投資家にオススメ
キューピーの株主優待は100株以上を3年以上継続保有すれば1,000円相当のグループ製品詰め合わせが受け取れます。
必要投資金額は286,800円で、優待利回りは0.34%と低いです。しかし、優待はキューピー製品ということもあり、毎日の食事に使えて嬉しい内容になっています。
多少の食費の節約にもなるため主婦には助かります。
業績は第一四半期段階で14〜16%の進捗率と順調とは言い難いですが、これからの推移で株価は大きく変動する可能性があります。優待利回りの低さから、株主優待目的の投資対象としては、ややハードルが高いです。
あくまでも売買益を目的とした方が良いでしょう。そのためにも、株価がもう少し下がり割安なタイミングで投資判断を下したいものです。
キューピー製品は、どのスーパーにも置いていますので、新商品の評判なども得やすいです。
株主優待は主婦に嬉しいキューピー製品長期保有希望者向け銘柄
キューピーの株主優待はマヨネーズやドレッシングなどの製品詰め合わせとなっています。
実用的で満足度の高い内容です。しかし、優待を受け取るには、100株以上を3年以上継続保有するのが条件です。さらに、優待利回りも低いですので、短期で優待を得ることを目的とした投資には不向きな銘柄と言えるでしょう。
株主になると、毎日スーパーで見るキューピー製品の見方も変わってきます。普段から、キューピー製品を使用している方や、食品メーカーに興味がある方は、検討してみてはいかがでしょうか。