優待は100株以上保有でマヨネーズ・ドレッシング詰め合わせ

ケンコーマヨネーズという企業はご存じですか。コンビニや外食チェーンなどで使用されるマヨネーズやドレッシング類、サラダ、惣菜などを製造する業務用食品メーカーです。サラダカフェをグループ事業で展開もしています。

ケンコーマヨネーズの株主優待はどんな内容なのでしょうか。ここでは、ケンコーマヨネーズの株主優待情報や企業情報、投資情報について、紹介します。食品メーカーの銘柄を探している方は、参考にご覧ください。

日本で初めてロングライフサラダを開発サラダカフェも展開している

ケンコーマヨネーズは業務用食品メーカーで、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品、サラダ・惣菜類などを製造しており、コンビニや外食チェーンなどで使用されています。
昭和33年に創立され、資本金54億2,403万円、従業員2,881名、売上高700億円以上を誇る企業です。

1977年に日本で初めてロングライフサラダを開発販売しており、ごぼうサラダを生み出した企業でもあります。地域で行われている行事などへの協賛や食育イベントの開催、廃棄物削減への取り組みなど、社会・環境活動にも力を入れています。また、グループ事業ではサラダカフェを展開したり、世界の30カ国以上に商品を輸出していたりします。

マヨネーズ類、ドレッシング類、タマゴ加工品など多くの商品を製造

• ケンコーマヨネーズ
• 欧風マヨネーズ
• ケンコーからしマヨネーズ
• 世界を旅するドレッシング
• クリーミードレッシング
• 海鮮サラダドレッシング
• 和風ドレッシング贅沢オリーブ
• 和彩万菜
• 美味百菜
• 旬菜贈菜
• 極うまにんにく醤油だれ
• 7種野菜のスパイスソース
• 5種果実の赤ワインソース
• クッキングソース
• まるごと北海道鮭ポテトサラダ
• 濃厚タマゴサラダ

など、他にも多数の多種多様な商品を製造販売しています。

創立50年以上長年愛されている商品を生み出すケンコーマヨネーズの実績・歴史

昭和33年に会社創立をし、昭和36年に業務用サラダ向けのケンコーマヨネーズASの販売を開始します。昭和41年には商号をケンコー・マヨネーズ株式会社に変更します。

昭和52年には業界初のロングライフサラダとなる「ファッションデリカフーズ」を販売開始。昭和61年には業務用ごぼうサラダを販売開始。
平成2年には株式会社ダイエットクックを開設し、翌年には株式会社ダイエットクック埼玉を設立します。平成4年には商号をケンコーマヨネーズ株式会社に変更します。平成5年に株式会社ダイエットクック白老を設立。

平成6年に日本証券業協会へ株式を店頭登録。平成7年に株式会社ダイエットエッグ東日本を設立。翌年、ライラック・フーズ株式会社、株式会社関西ダイエットクックを設立。平成9年には株式会社ダイエットクックサプライを設立。

平成17年には健可食品（香港）有限公司、健可食品（東莞）有限公司、サラダカフェ株式会社を設立。平成22年には杭州頂可食品有限公司（浙江省杭州）を設立。平成23年に東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
同年、健可食品（東莞）有限公司を東莞頂可食品有限公司（広東省東莞）に改組。そして、健可食品（香港）有限公司を頂可（香港）控股股份有限公司に商号を変更します。

平成24年にはインドネシアジャカルタにPT．Intan Kenkomayo Indonesiaを設立。東京証券取引所市場第一部に指定。平成27年にはカナダバンクーバーにVancouver Research Officeを開設します。

ケンコーマヨネーズ株式会社の株価や配当

ここでは、ケンコーマヨネーズの株価や必要投資金額、利回りなどについて確認しましょう。権利確定日は3月末日で優待は年1回です。投資を検討する場合は、最新の株価や企業の業績なども確認するようにしましょう。

株主優待は100株以上保有でマヨネーズ・ドレッシング詰め合わせ

ケンコーマヨネーズの株主優待は100株以上保有で受け取れます。

など多数

2017年3月期は増収増益で利益2桁成長 2018年3月期の予想は微増

セグメント別では、調味料・加工食品事業は、サラダ・惣菜類は和彩万菜シリーズやタマネギ、キャベツ、フルーツなどを活かした商品が好調。

マヨネーズ・ドレッシング類は、マヨネーズは輸出増、ドレッシングは500ml形態がファーストフード向け、小袋形態がコンビニ向けに採用、ソース類はナゲットソースが増。
タマゴ加工品はサンドイッチや惣菜パン、巻き寿司用などが増。

これにより売上高、利益共に前年同期比増。惣菜関連事業は、10品目の野菜を使用したスパゲティサラダや、カット野菜が好調で、売上高、利益共に前年同期比増。年初来高値は3,405円、年初来安値は2,644円、PERは15.48倍、PBRは1.92倍、自己資本比率は55.3%です。
2017年3月期は利益2桁成長も2018年3月期の予想は微増となっています。

食品メーカーの銘柄や実用的な優待株を持ちたい投資家にオススメ

ケンコーマヨネーズの株主優待は100株以上保有で1,000円相当のマヨネーズ・ドレッシング詰め合わせが受け取れます。必要投資金額は292,000円で、優待利回りは0.34%です。
優待内容は実用的で、毎日の食卓で使えるのでとても助かります。しかし、利回りは低いですので、株主優待目的として投資するにはややハードルが高いです。
あくまでもキャピタルゲインを目的として投資を検討した方が良いでしょう。

5年連続で連結売上高がアップし続けており、2017年3月期は増収増益で利益は2桁伸長でした。株価は若干割高感がありますので、株価が落ち着くタイミングを待って投資判断をしても良いでしょう。
食品メーカーの銘柄や実用的な優待株を持ちたい投資家にオススメの銘柄の1つです。

優待内容は実用的で主婦には嬉しい食費の節約にも繋がる

ケンコーマヨネーズは、コンビニや外食チェーンで使用されるマヨネーズやドレッシング、タマゴ加工品などを製造している業務用食品メーカーです。ロングライフサラダは業界1位のシェアを誇ります。多種多様な商品を製造し、グループ事業ではサラダカフェの運営も行っています。

株主優待は利回りこそ低いですが、ドレッシングやマヨネーズ類と、主婦には嬉しい内容となっています。食費の節約にも繋がるため助かりますね。サラダカフェを利用したことがある方や、ケンコーマヨネーズに興味を持った方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。