• ジョリーパスタの株主優待は年2回食事優待券。ゼンショーグループの一員で「ジョリーパスタ」を展開
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パスタ専門店「ジョリーパスタ」やステーキハウス「ジョリーオックス」など200店舗以上

2018年3月24日

「ジョリーパスタ」と聞いて、すぐに店舗を思い浮かべられる人は多いのではないでしょうか。パスタ専門店ジョリーパスタを展開する株式会社ジョリーパスタも上場しており、株主になることが可能です。

ジョリーパスタの株主優待はどれくらい魅力的なのか、業績は順調なのか、どんな歴史があるのかなど、ジョリーパスタの株主優待や企業情報、投資情報などについて見ていきましょう。

外食企業や飲食優待株を探している方や普段からジョリーパスタや「すき家」「ココス」などのゼンショーグループの店舗を利用している方は、ぜひご覧ください。

ジョリーパスタ&ジョリーオックスを展開する外食企業

ジョリーパスタはパスタ専門店「ジョリーパスタ」やステーキハウス「ジョリーオックス」を展開している外食企業です。229店舗(2017年度末時点)を展開しており、幅広い年齢層の方に人気があります。

ジョリーパスタは安心安全な食材を世界中から調達しており、

  • 「季節のおすすめメニュー」
  • 「プレミアムメニュー」
  • 「トマトソース」
  • 「クリームソース」
  • 「ミートソース」
  • 「ペペロンチーノ」
  • 「和風」
  • 「ピッツァ」

など、メニューは40種類を超えるバリエーションとなっています。「すき家」や「なか卵」「ココス」「はま寿司」など多くの飲食店を持つゼンショーグループの一員でもあります。

「実績や歴史」2007年にゼンショーグループ。2013年に「株式会社ジョリーパスタ」へ

ジョリーパスタは1971年設立で資本金29億5,808万円、正社員数281名(2017年3月末時点)の企業です。

1971年に資本金3,000万円で設立し、同年10月に1号店を山口県徳山市(現:周南市)に出店します。1973年にはセントラルキッチンを開設。1976年には最初の郊外型ファミリーレストランとなる「サンデーサン」を開店します。1977年には福岡市にイタリア料理専門店を出店。1978年には首都圏進出第1号店(横浜市)、1980年には関西進出第1号店(京都市)を出店。

1982年には総売上高が100億円を突破。翌年には、ステーキレストランの「ジョリーオックス」1号店、パスタ専門店「ジョリーパスタ」1号店を出店します。1990年に広島証券取引所に上場。1994年にはイタリアの台所「フラカッソ」1号店を出店します。

1996年には食品産業優良企業等表彰において農林水産大臣賞を受賞。2000年に東京証券取引所市場第2部へと上場をします。そして、2007年には親会社および筆頭株主が株式会社ゼンショーとなり、「サンデーサン」の事業を分割します。2013年には株式会社ジョリーパスタへと商号を変更します。

ジョリーパスタの株価や配当を紹介

ここでは、ジョリーパスタの権利確定日や優待階数、配当や利回り、株価や必要投資金額などについて確認していきましょう。ジョリーパスタは、3月末と9月末日が権利確定日で年2回も優待を受け取ることができます。

必要投資金額も決して高くはありません。ただし、下記の数値のほとんどが変動しますので、実際にジョリーパスタへの投資を考える場合は、最新情報を確認・比較するようにしましょう。

事業の種類:飲食業 優待の価値:2,000円相当(1,000円分×年2回)
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 3月末日 9月末日 年2回
株価 配当利回り 優待利回り
1,674円 0.60% 1.19%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
167,400円 100株 10円

株主優待は100株以上保有で年2回食事優待券がもらえる

ジョリーパスタの株主優待は、100株以上保有で下記優待内容を年2回受け取ることができます。

■100株以上500株未満保有の場合、食事優待券1,000円分(500円×2枚)
■500株以上1,000株未満保有の場合、食事優待券5,000円分(500円×10枚)
■1,000株以上保有の場合、食事優待券10,000円分(500円×20枚)

食事優待券は6月下旬および12月上旬に発送されます。食事優待券は、ジョリーパスタ、ジョリーオックス、その他ゼンショーグループ各店で利用ができます。

ゼンショーグループの一員であるジョリーパスタ。200店舗以上を展開。

株式会社ジョリーパスタは、2017年度末時点で「ジョリーパスタ」「ジョリーオックス」など229店舗を展開しています。また、ジョリーパスタは、ゼンショーグループの一員で、親会社はゼンショーホールディングスです。
ゼンショーグループ内には

  • 「すき家」
  • 「なか卵」
  • 「ココス」
  • 「はま寿司」
  • 「ビッグボーイ」
  • 「宝島」
  • 「牛庵」

など、人気店がたくさんあります。

今期も増収増益予想!ジョリーパスタの業績について

■2017年3月期業績
売上高 :179億8,500万円(前期比+7.0%)
営業利益:10億6,500万円(前期比+33.5%)
経常利益:11億800万円(前期比+32.7%)
利益  :6億6,000万円(前期比+51.4%)
■2018年3月期の会社予想
売上高 :198億5,200万円(+10.4%)
営業利益:11億9,000万円(+11.7%)
経常利益:12億2,100万円(+10.2%)
利益  :7億2,400万円(+9.7%)
■第3四半期業績(2018年2月発表)
売上高 :138億4,300万円(前年同四半期比+2.2%)
営業利益:6億9,700万円(前年同四半期比−22.8%)
経常利益:7億2,600万円(前年同四半期比−22.3%)
利益  :3億7,900万円(前年同四半期比−33.4%)

「パスタならジョリーパスタ」をテーマに、季節メニューの投入や既存商品のブラッシュアップを実施。新規出店や販売促進、ブランディング強化などをおこない、既存店売上高前年比は105.0%、全店売上高前年比は106.8%となりました。

当年度ではジョリーパスタを4店舗出店し、1店舗退店したため、229店舗となっています。第3四半期時点の経常利益進捗率は約59%となっています。

優待利回りは1.19%。ジョリーパスタやゼンショーグループ各店を利用している方におすすめ

ジョリーパスタの株主優待は、100株以上(必要投資金額167,400円〜)で年2回株主優待を受け取ることができ、優待利回りは1.19%、配当利回りとの合計は1.79%です。

必要投資金額もそこまで高いわけではありませんし、株主優待では食事優待券1,000円分×年2回もらえ、ジョリーパスタだけでなくジョリーオックスやゼンショーグループ各店でも利用ができます。普段からこれらの店舗を利用しているサラリーマンやOL、主婦の方には食費の節約にもなりますし、嬉しい内容ではないでしょうか。

業績は前期増収増益、今期も増収増益予想となっており、PERは37.08倍で株価は割高感があります。第3四半期時点の経常利益進捗率は約59%となっているため、今後の業績次第では株価がもう少し下がる可能性もあります。そのため、ジョリーパスタへの投資を検討する際は、もうしばらく様子を見てからでもいいかもしれません。

普段からジョリーパスタをはじめとしたゼンショーグループ各店を利用している方や、近くに店舗がある方におすすめの銘柄です。

優待は食事優待券なので使い漏れがない!興味がある方は検討してみよう!

株式会社ジョリーパスタは、ゼンショーグループの一員でジョリーパスタやジョリーオックスを展開しています。
株主優待は年2回食事優待券をもらうことができます。ジョリーパスタやジョリーオックスだけでなく、ゼンショーグループ各店でも使えるため「もらったけど使わなかった」ということがなさそうな株主優待です。

業績も決して悪くありませんので、興味がある方は、ぜひこの機会に検討してみましょう。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

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