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優待は100株以上で3,000円相当のJ-オイルミルズ製品詰め合わせ

2017年6月28日

J-オイルミルズという企業をご存じですか。
企業名を知らなくても、商品を知っている人は多いのではないでしょうか。AJINOMOTOサラダ油やキャノーラ油、オリーブオイルなどを製造販売している企業です。

味の素製油など製油大手が合併して誕生したため、AJINOMOTO製品を扱っています。
食料品メーカーの株を検討している方や、普段からAJINOMOTO製品などを使用している方は、ぜひ参考にご覧ください。

日本を代表する製油企業の1つ国内食用油の約3分の1を供給

J-オイルミルズは、国内食用油の約3分の1を供給している製油業界トップクラスのメーカーです。
2004年に味の素製油、吉原製油、ホーネンコーポレーションの製油大手3社が合併して誕生しました。家庭用と業務用の油脂を扱っており、業務用油脂は国内シェア40%を誇り、コンビニ弁当やスーパー惣菜などでも多用されています。

「おいしさ」「健康」「機能」をキーワードとした主力商品
油脂事業、油脂ジギョうの領域拡大に向けて取り組みを開始した粉末油脂事業、ラーマ製品などのマーガリンを扱う加工油脂事業、高品質の配合飼料を提供している油糧事業、トウモロコシやタピオカをベースとして開発しているスターチ事業、大豆に含まれるイソフラボンなどの栄養素を使った健康食品・ファイン事業などを国内・海外で展開しています。

特にAJINOMOTO製品は毎日の食卓に欠かせない商品と言っていいくらい知名度が高く、多くの人が使用しています。
社会・地域貢献活動として、清掃奉仕活動や東北復興応援などにも取り組んでいます。日本を代表する製油企業の1つです。

J-オイルミルズはどんな製品(商品)を製造しているのか?

J-オイルミルズは、家庭用商品と業務用商品ラインナップがあり、家庭用商品は、AJINOMOTO サラダ油TUP、AJINOMOTO さらさらキャノーラ油、コクとうまみの大豆の油、ヘルシーオメガバランス、オリーブ&ガーリックフレーバーオイル、毎日栄養オイル、健康調合ごま油、ごま油好きのごま油などの「食物油」。

ラーマバター好きのためのマーガリン、ラーマソフト減塩、ラーマプロ・アクティブなどの「マーガリン類」。
豊年エルフ、大豆レシチン、コラーゲン&ヒアルロン酸などの「栄養補助食品」などです。業務用商品は、キャノーラ油、健康油、プレミアムオイルなどの「業務用油脂」。グランドマスターシリーズ、マイスターシリーズなどの「業務用マーガリン」。

コーンスターチ、ジェルコールシリーズ、トラストシリーズ、ソフトコートシリーズなどの「スターチ」。
脱脂大豆粉、油脂添加大豆粉、全脂大豆粉などの「大豆粉」、大豆機能性素材、大豆シート食品まめのりさんなどがあります。非常に多くの製品を製造販売しています。

「世界に通用する製油企業」を目的に誕生J-オイルミルズの歴史

J-オイルミルズは、2002年に株式会社ホーネンコーポレーションと味の素製油株式会社が経営統合し、持株会社である株式会社豊年味の素製油が誕生します。
連結子会社の株式会社ホーネンコーポレーションが関連会社の豊年リーバ株式会社を子会社化します。

2003年には吉原製油株式会社を子会社化して、株式会社J-オイルミルズへ社名を変更します。
2004年には株式会社ホーネンコーポレーションが、化成品事業を分割して株式会社J-ケミカルを設立します。また、株式会社ホーネンコーポレーションと吉原製油株式会社、味の素製油株式会社、日本大豆製油株式会社を吸収合併します。

同年、園芸肥料事業を関連会社の太田油脂株式会社へ営業譲渡し、販売会社である株式会社JOYアグリスを設立します。
2005年には子会社の株式会社J-ビジネスサービスが子会社の楽陽食品株式会社の株を売却。

2007年には豊年リーバ株式会社の株式を追加取得して完全子会社化します。
同年、ユニリーバ・ジャパン株式会社より、ラーマブランドなどの家庭用マーガリン事業を譲り受けます。
そして、不二製油株式会社と業務提携します。2008年には豊年リーバ株式会社より業務用加工油脂および製菓・製パン材料の販売事業を譲り受けます。

J-オイルミルズ株価や配当。気になる株主優待の内容は?

J-オイルミルズの株価や必要投資金額、利回りなどについて確認していきましょう。
権利確定日は3月末日で株主優待は年1回です。実際に投資を検討する場合は、下記数値だけでなく、過去からの推移や最新の業績や株価など、さまざまな情報を確認しましょう。

事業の種類:食料品 優待の価値:3000円相当
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 3月末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
4,070円 2.21% 0.73%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
407,000円 100株 90円

 

気になる株主優待の内容紹介

J-オイルミルズの株主優待は100株以上で下記内容を受け取れます。
100株以上保有の場合、3,000円相当の自社商品(豊年ビタミンCタブレット、AJINOMOTO さらさらキャノーラ油健康プラス、AJINOMOTO 健康サララ、AJINOMOTO オリーブオイルエクストラバージン)

100株以上の保有で自社商品の詰め合わせセット

以下がJ-オイルミルズの主なグループ会社及び関連会社です。

J-オイルミルズの主なグループ会社及び関連会社
日華油脂株式会社(油脂製品の販売)
株式会社J-ケミカル(接着剤、ホルマリンなどの販売)
株式会社J-ウィズ(油脂、油糧などの販売およい損害保険代理業)

 

J-オイルミルズ業績は2017年3月期は減収増益 2018年3月期は増収増益予想 PER18.30倍

J-オイルミルズの2017年3月期の業績

売上高が前年対比−3.8%の1,802億2,500万円
営業利益が前年対比+18.0%の54億6,800万円
経常利益が前年対比+8.9%の58億3,200万円

利益が前年対比+9.6%の32億5,800万円の減収増益でした。

セグメント別の業績は次のとおりです。
製油事業の油脂部門では、AJINOMOTOオリーブオイルエクストラバージンが堅調に推移、AJINOMOTO健康こめ油やAJINOMOTO健康アマニブレンド油などの新製品も好調。業務用油脂も堅調。
マーガリン部門においては、ラーマ50周年記念キャンペーンや増量セールを実施したこともあり堅調、業務用マーガリンではグランドマスターシリーズのグランドマスターアルフィーユを新発売し好調。

油糧部門においては、配混合飼料は前年同程度。大豆ミールの販売数量は前年同期と同程度も、為替相場の影響もあり販売価格が下落し売上高は前年同期比減。

製油事業全体としては、売上高は前年同期比3.6%減、利益は前年同期比15.7%増となっています
。その他にについては、スターチ部門は前年同期比減、健康食品部門は前年同期比減、ケミカル部門は前年同期比減となります。

2018年3月期の会社予想

売上高が+5.4%の1,900億円
営業利益が+9.7%の60億円
経常利益が+11.5%の65億円

利益が+13.6%の37億円の増収増益予想です。
年初来高値は4,380円、年初来安値は3,830円、PERは18.30倍、PBRは0.81倍、自己資本比率は50.6%です。

業績が好調なこともあり、株価はここ5年で見ても高値圏に位置しています。

優待は主婦に嬉しいAJINOMOTO製品売買益目的の投資をしたい銘柄

J-オイルミルズの株主優待は100株以上保有で3,000円相当の自社商品(豊年ビタミンCタブレット、AJINOMOTO さらさらキャノーラ油健康プラスなど)です。
必要投資金額は407,000円で優待利回りは0.73%と高くはありません。しかし、優待内容は毎日の調理に役立つAJINOMOTO製品ですので、主婦には嬉しい内容です。

ただし、必要投資金額が高めで利回りが低いため、株主優待目的としての投資対象としてはややハードルが高いです。
あくまでも投資をするのであれば売買益を目的として中長期で保有したいところです。

しかし、株価は割高感がありますので、投資判断を下すのであれば、もう少し株価が落ち着いたタイミングを狙いたいところです。

売上高1,800億の製油業界大手企業投資資金に余裕のある方は検討してみては!?

J-オイルミルズは製油で高いシェアを誇る企業です。
AJINOMOTO製品は誰もが知っていますし、業務用油脂は国内シェア40%を誇ります。必要投資金額は高めですが、優待内容は実用的で助かります。

少額銘柄検討者には手が出し難い銘柄ですが、投資資金に余裕のある方は、業績も比較的好調なため投資対象候補として検討してみてはいかがでしょうか。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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