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福島印刷のデータ加工、販促通知DMなど新しい分野への挑戦に投資すべきか

2018年2月19日

福島印刷は北陸3県を中心に帳票印刷やDMの印刷をしている印刷会社です。
福島印刷では株主優待として北陸地方の4つの特産品の中から一つ選んでもらえます。商品は3,000相当でとても豪華な内容です。

IT技術の発達で印刷業界全体が厳しい状況に直面しています。
福島印刷はデータ加工、DM印刷などの新しい分野に積極的に挑戦することで業績を支えています。福島印刷の株主優待情報を中心に事業内容や株価情報、業績を見ていきましょう。

福島印刷は北陸3県を中心に展開するビジネスフォーム発祥の印刷会社

福島印刷は金沢市に本社を置く、北陸地方の印刷会社です。主力はビジネス帳票印刷分野です。
事務処理の際に使われるビジネス帳票はビジネスフォームと呼ばれ、福島印刷がビジネスフォームの発祥と言われています。ビジネスフォームの他、福島印刷ではパンフレットやデータ処理やDMも扱っています。

事務処理のための帳票、ビジネスフォームはなぜ必要なのか

コンピュータによる事務処理が当然になっている現在において、帳票の印刷がなぜ必要になるのでしょうか。
ビジネスフォームが必要とされる理由を考えてみましょう。福島印刷の主力事業と市場のニーズとの関係を理解しておくことで、今後の成長の見込みも見えてきます。

単なる事務処理であればコンピュータで作ってその場で印刷してしまえば終わりです。
請求書や事務案内などは無機質なものになりがちですよね。福島印刷では事務処理をコミュニケーションのツールととらえ機能面、デザイン面の完成度にこだわりを持ったビジネスフォームを作成、印刷しています。

例えば、各種申込はがきの個人情報を記入する欄に目隠しシールをはることがありますね。
この技術を他社に先駆けたのが福島印刷です。大切なコミュニケーションのツールとして捉えているからこそのソリューションです。また通販で買い物をした際に送られてくる箱や袋に利用されている送り状と内容明細などのシールも福島印刷のビジネスフォーム技術が活かされています。

単なるデータ出力ではないデータ加工技術と封入加工

コンピュータにあらゆる情報が保存されるようになってから欲しいデータは出力することで簡単に取り出せるようになっています。
単なるデータ出力であれば印刷会社の出番はありません。しかし、福島印刷では単なるデータ出力ではなく、適切なデータ加工、封筒などへの封入作業のような後処理においても高度な技術を発揮しています。

請求書などのビジネス通知物を出力し送付する過程のすべてにおいて高い安全性と正確性を提供しているのが福島印刷です。
データ出力の際にはデータコントロールやチェックが必要です。封入やシーリングにおいても区分け作業や複雑な処理を施すなど、単なるデータ出力ではないサービスを福島印刷は提供しています。

福島印刷の株価や配当

ビジネスフォームの発祥と言われる福島印刷は北陸を中心に展開する印刷会社です。
IT技術の発達により厳しい状況にあると言われる印刷業界において新しい分野にも挑戦し続けることで業績を保ってきました。そんな福島印刷の株式に関する情報をまとめておきましょう。

事業の種類:その他製品 優待の価値:3,000円相当
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 8月20日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
430円 2.33% 0.7%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
43,000円 100株 10円

福島印刷は配当利回りと優待利回りを合わせると3%になる利回りがお得な銘柄であることが分かりますね。
3,000円相当の株主優待品の詳細が気になるところです。

福島印刷の株主優待、3,000円相当の北陸地方の特産品の詳細と条件

福島印刷では株主優待として3,000円相当の北陸地方の特産品がもらえます。
商品は4つラインナップしており、好きなものを1つ選ぶことができます。選べる特産品にはどのようなものがあるのでしょうか。株主優待を受けるためにはどのような条件があるのでしょう。

1,000株以上を8月20日時点で保有することで株主優待を受けられる

福島印刷の株主優待は1,000株以上を保有する株主に対して実施されます。
単元株数が100株ですから10単元株の買い付けが必要になります。また権利の確定日が末日ではなく20日です。しかも珍しい8月ですので、買いのタイミングや単元数には注意をしてください。

福島印刷の気になる株主優待品の詳細とおすすめの商品

福島印刷の株を1,000株以上8月20日時点で保有することで株主優待がもらえます。
福島印刷の株主優待は北陸地方の特産品4つの中から好きなものを1つ選んで受け取れます。商品の価値は3,000円相当となっています。

気になる4つの優待品ですが、毎年少しずつ変わっています。
2016年の実績では金沢五郎島金時、四十萬谷特選詰合せ、まつやとり野菜みそ、「不室屋」ふやき御汁セットの4つがラインナップされています。

過去にはすき焼き用牛肉やかぶら寿司、能登牛カレー・シチューセット、豆菓子・カステラ詰め合わせなどもありました。毎年どんな商品になるのか楽しみな株主優待ですね。

4つの商品の中でおすすめは金沢五郎島金時です。
金沢五郎島金時は金沢特産のさつまいもで、もらえる量も多いです。お菓子やサツマイモご飯など使い方も豊富なのでおすすめです。
ただ、金沢五郎島金時は毎年株主優待商品に含まれているので、他に欲しいものがなければ選ぶという方法もあるでしょう。

実は、4つの商品の他に「ざぶん賞」への寄付を選ぶこともできます。実質的には福島印刷の株主優待は5つの選択肢があるということになります。

福島印刷の過去2期分の業績と今期の業績予測から今後の成長の見込みを探る

福島印刷はデータ加工や様々なニーズに対応する印刷物に対応する高い技術を持った印刷会社です。
しかし非常に厳しい状況にある印刷業界において業績を伸ばしていく、維持していくのは並大抵のことではありません。福島印刷の過去2期分の業績と今期の業績予測から今後の成長の見込みを検討しましょう。

福島印刷の今期の業績予測は増収減益となっています。

売上は2.7%増
70億7,600万円
営業利益:1億3,000万円 -68.4%
経常利益:1億4,200万円 -65.9%
当期利益:9,000万円 -69.8%

です。
売上はここまで順調に推移していますが、利益面では前期が20%近く増えているのに対して今期は65%の大幅な減少となっています。利益を押し下げている原因をしっかりと探ることで福島印刷の本当の実力を知ることができます。

12月の決算では決算の内容もよく吟味して業績を判断しましょう。
また、売上面では新しい挑戦分野であるデータ加工やDM分野が著しく伸びてきている点にも注目です。

地味ながらも毎年しっかり株主優待が受け取れる福島印刷

福島印刷の株主優待を受け取るには1,000株の保有が必要です。
投資金額として43万円ほどの金額が大きいと考えるか小さいと考えるかはひとそれぞれだと思います。福島印刷の株に投資する時に注目したいのは利回りの高さです。配当利回りと優待利回りを合わせると3%を超える利回りが期待できます。

株主優待でもらえる北陸の特産品も内容が毎年変化します。毎回内容が変わる株主優待は楽しみも広がりますし、飽きることがあまりないので、人気の株主優待となっています。
また、内容が変化するのはもちろん、4つの中から1つ選ぶという選ぶ楽しみも加わり、楽しくて美味しい株主優待です。

以上のことから、福島印刷の株を購入したら長期間保有してじっくり株を育てながら配当利回りと株主優待を受け取るというスタイルがおすすめです。

福島印刷の3,000円相当の北陸地方の特産品がもらえる株主優待情報のまとめ

福島印刷は1,000株以上の保有で株主優待がもらえます。
権利の確定日が8月20日である点と単元株数が100株なので10単元の購入が必要になることに注意してください。

株主優待でもらえるのは北陸地方の特産品3,000円相当の商品です。4つの商品から1つを選ぶことができます。また、優待品を受け取らずに寄付することもできます。

福島印刷はビジネスフォームやデータ加工、DMを扱う印刷会社です。
印刷業界全体が厳しい状況にある中、業績を維持するためにDMなどの新しい分野に挑戦し続けています。今後の福島印刷の成長を見守りながら、北陸の美味しいものをいただきましょう。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

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