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フジ日本精糖株式会社という企業をご存じですか。恐らく多くの人が初めて企業名を聞くのではないでしょうか。
企業名のとおり砂糖を扱う企業です。そして砂糖の技術を活用して、切花栄養剤、食品添加物、食品素材なども開発製造しています。
フジ日本精糖の株主になると、どんな優待が受け取れるのでしょうか。ここでは、企業情報や投資情報、株主優待情報などについて、紹介します。
食料品メーカーの銘柄を探している方や、普段からフジ日本精糖の製品を購入している方、少額投資銘柄を検討している方など、ぜひ参考にご覧ください。
目次
食文化を支える砂糖の技術開発をもとに他製品も開発製造している
フジ日本精糖は、2001年に日本精糖株式会社とフジ製糖株式会社が合併し誕生しました。精糖事業、機能性素材事業、不動産事業などを展開しています。精製糖や液糖、糖蜜、イヌリン、切花栄養剤、食品添加物、食品素材などを製造販売している企業です。
メイン商品であり食文化を支える砂糖の技術をもとに他製品も開発製造しています。切花に栄養を与えて水の腐敗を防ぐ切花栄養剤のキープ・フラワーも砂糖の力を活用しています。低カロリーや整腸作用の効果が期待できるイヌリンフラクトファイバーも、砂糖から生まれた食物繊維です。
世界で初めて砂糖から食品素材であるイヌリンを開発した企業でもあります。また、南アフリカ共和国北東部ムプマランガ州のオンダバーグ社でオレンジセグメント、グレープフルーツセグメントも製造しています。
さらに、食品添加物製剤、健康食品素材加工などにも乳化・粉末化・抽出等の幅広い技術で対応しています。砂糖、キープ・フラワー、フードサイエンス、イヌリン、フルーツセグメントなど、さまざまな製品を製造しています。
砂糖、キープ・フラワー、フラクトファイバー、グレープフルーツなどを製造・加工
- 上白糖
- グラニュ糖
- 中双糖
- 三温糖
- 白双糖
- スティックシュガー
- 液糖
などの砂糖製品。
- 切花に栄養を与えて水の腐敗も防止する切花栄養剤のキープフラワー
- 砂糖から生まれた食物繊維であるイヌリンのフラクトファイバー
- バレンシアオレンジ
- ホワイトグレープフルーツ
など、さまざまな製品を製造しています。
実績や歴史など
フジ日本精糖は2001年に日本精糖株式会社とフジ製糖株式会社が合併により誕生し、資本金15億2,400万円、従業員数62名の企業です。
旧日本精糖の「さくらんぼ印」、旧フジ製糖の「フジ印」なども販売しています。
フジ日本精糖株式会社の株価や配当
フジ日本精糖の株価や優待利回り、必要投資金額などについて紹介します。権利確定は3月末日で優待は年1回です。投資を検討する場合は、株価の推移やPER、PBRなど、さまざまな情報も確認するようにしましょう。
事業の種類:食料品 | 優待の価値:1,000円相当 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
536円 | 1.87% | 1.87% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
53,600円 | 100株 | 10円 |
100株以上で1,000円相当の自社製品詰め合わせが受け取れる
フジ日本精糖の株主優待は100株以上保有の場合に受け取れます。
■1,000株以上保有の場合は3,000円相当の自社製品詰め合わせ
フジ日本精糖のグループ会社及び関連会社は下記のとおりです。
フジ日本精糖のグループ会社及び関連会社 |
---|
協立食品株式会社(ホルモン、お惣菜、季節商品などの製造販売) |
ユニテックフーズ株式会社(食品添加物やゼラチンなどの食品素材の製造加工及び販売) |
Fuji Nihon Thai Inulin Co.,Ltd. |
DAY PLUS(Thailand)Co.,Ltd. |
Fuji Nihon(Thailand)Co.,Ltd. |
太平洋製糖株式会社(精製糖受託加工など) |
南栄糖業株式会社 |
マ・マーマカロニ株式会社(マカロニ・スパゲティ製造販売) |
2017年3月期は営業利益、経常利益ともに2桁マイナス成長 PER25.72倍
2016年度業績
売上高 :193億1,200万円
営業利益:9億5,900万円
経常利益:9億5,800万円
利益 :6億2,300万円
2017年3月期業績
売上高 :193億4,700万円(前年対比+0.2%)
営業利益:6億2,000万円(前年対比−35.3%)
経常利益:8億5,600万円(前年対比−10.6%)
利益 :7億1,300万円(前年対比+14.4%)
2018年3月期の会社予想
売上高 :200億円(+3.4%)
営業利益:8億5,000万円(+37.1%)
経常利益:10億円(+16.8%)
利益 :6億2,000万円(−13.0%)
セグメント別の業績では、精糖事業は、売上高は前年同期比増も国産原料糖買入増加に伴う仕入コストの上昇により利益は前年同期比減。
機能性素材事業では、機能性食品素材イヌリンが大手ユーザー向け販売が回復せずに減収。品質安定化に伴うコスト上昇により減益。切花活力剤キープ・フラワーは前年同期比ほぼ横ばいの売上高、原料コストや製造コスト削減により増益など、機能性素材事業自体では、売上高も利益もともに前年同期比減です。
不動産事業では、売上高は前年同期比減だったものの維持管理費などの費用減少により利益は前年同期比増です。
株価の年初来高値746円、年初来安値504円、PER25.72倍、PBR0.90倍、自己資本比率72.2%です。
2017年3月期は営業利益、経常利益ともに2桁マイナス成長となっています。主な要因は、原料糖仕入コストの増加と、タイの製パン事業子会社の立ち上げ遅れなどです。
2018年3月期には営業利益、経常利益ともに2桁成長の予想を出していますが、四半期ごとの業績推移を見て、投資をするかどうか見定めたいところです。
利回りも悪くない!主婦や株式投資初心者の方にもオススメの銘柄の1つ
フジ日本精糖の株主優待は必要投資金額53,600円で1,000円相当の自社製品詰め合わせが受け取れます。優待利回りは1.87%と悪くありません。上白糖、グラニュ糖、中双糖、三温糖、白双糖、スティックシュガー、切花栄養剤のキープ・フラワー、フラクトファイバーなど、どれも日常のなかで使えるものが多いのでもらえると助かります。
必要投資金額は10万円以下と、少額投資希望者や株式投資初心者にも手が出しやすい銘柄です。配当利回りも1.87%、優待利回りと配当利回り合計が3.74%と、優待や配当を目的として長期保有も考えられます。
2017年3月期は営業利益、経常利益ともに2桁マイナス成長でしたが、PERは25.72倍と割高感があります。
投資を検討するのであれば、もう少し株価が下がったタイミングで判断しても良さそうです。投資金額が安いからといって何でもかんでも手を出すのはいけません。じっくりと情報を得て、また同業他社も調べたうえで判断を下しましょう。
普段からフジ日本精糖の製品を購入している方だけでなく、主婦や株式投資初心者の方にもオススメの銘柄の1つです。
興味がある方は長期保有を検討してみては?優待は普段消費するものばかり
フジ日本精糖の株主優待は日々の食卓で使える自社製品の詰め合わせです。上白糖、グラニュ糖、中双糖、三温糖、白双糖、スティックシュガー、切花栄養剤のキープ・フラワー、フラクトファイバーなどの製品が予想され、どの製品でも普段消費するものですので、もらえると嬉しいですね。特に主婦にとっては助かるものが多いです。
必要投資金額も安く5万円台ですので、無理のない範囲で投資ができます。配当利回り・優待利回りも悪くありませんので、ぜひ、興味がある方は長期保有を検討してみてはいかがでしょうか。
当然、株を買う際は割安なタイミングを狙うようにしましょう。