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フジッコという企業はご存じですか。普段スーパーに行く機会が多い人は、ピンとくる人が多いかもしれません。「ふじっ子煮」「おまめさん」「ビーンズキッチン」「純とろ」「朝のたべるスープ」などの製品を製造販売している老舗企業です。上場しており、株主優待も設けています。
フジッコの株主優待はどのような内容なのでしょうか。ここでは、株主優待情報や投資情報、企業情報などについて、紹介します。普段、フジッコ製品を食べる機会が多い人は、参考にご覧ください。
目次
創業50年「ふじっ子煮」「おまめさん」などを製造する食品メーカー
フジッコは兵庫県神戸市に本社を構えていて、惣菜・昆布・煮豆の食品メーカーです。「ふじっ子煮」「おまめさん」「ビーンズキッチン」「純とろ」「朝のたべるスープ」など、昆布、豆、お惣菜、カスピ海ヨーグルト、デザートなど、多くの製品を製造販売しています。
創業50年を超える老舗企業で、新鮮で質の高い素材の良さを活かすために、無添加保存技術にこだわり開発製造を続けています。300種類もの農薬を検査する残留農薬検査や放射性物質検査、遺伝子組換え検査などを行い、安心・安全で美味しく食べれるように品質管理を徹底しています。
「健康創造企業」を目指しており、昆布や豆、根菜類など、現代人に不足しがちな栄養素を含んだメニューを提供しています。
昆布、豆、お惣菜、デザート、スープなど、幅広い製品を製造
- ふじっ子煮シリーズ
- 塩こんぶふじっ子シリーズ
- とろろ昆布純とろシリーズ
- だし昆布・海藻料理シリーズ
- 昆布巻シリーズ
などの昆布製品。
- おまめさんシリーズ
などの豆製品。
- 朝のたべるスープシリーズ
- 料理の素シリーズ
- だしつゆシリーズ
などのスープ・料理の素。
- おかず畑シリーズ
- さかなうま煮しり
などのお惣菜。他にも
- カスピ海ヨーグルトシリーズ
- デザートシリーズ
など、多くの製品シリーズを製造販売しています。
農林水産大臣賞などさまざまな賞を受賞しているフジッコの実績と歴史
フジッコは昭和35年創業、資本金65億6,653万円、従業員数2,191名です。1960年に神戸市東灘区に株式会社富士昆布として創業します。
同年、とろろ昆布の「磯の雪」を販売開始。1966年にはふじっ子ブランドが誕生。1968年にはフジコン食品株式会社を設立します。同年、商品開発室、官能検査室がスタートします。
1969年には売上高が10億円を突破。1971年にはふじっ子煮の開発が成功、1975年には売上高が50億円を突破します。
1977年には贈答用高級佃煮の味富士を発売、同年大豆水煮も開発します。1984年には農林水産省食品流通局長賞を受賞します。1985年には株式会社富士コンプから、フジッコ株式会社に社名を変更します。
1988年にはフジッコ株式会社とふじっ子食品株式会社が合併します。
1990年には大阪証券取引所市場第二部に上場。1991年にフジッコマルシン株式会社を設立します。1992年にフジクレールワインの販売を開始。
1995年には青島富吉高食品有限公司を設立。1996年に東京証券取引所市場第二部に上場。同年、おまめさんロングセラー賞を受賞。1997年には東京・大阪証券取引所市場第一部に昇格。2001年にr-アミノ酪酸含有スーパーギャバを販売開始。2007年に黒大豆種皮ポリフェノールクロノケアを発売。
2010年にはカスピ海ヨーグルトの普及活動に食品産業技術功労賞。2011年には「朝のたべるスープ」を発売。翌年、2012年には「おかず畑シリーズ」に食品産業功労賞。2014年にはおかず畑シリーズが優秀ヒット賞受賞。
2015年には「ソフトデリやさい豆」が介護食品コンクール農林水産大臣賞を受賞。2016年にフジコン株式会社、フジッコフーズ株式会社を吸収合併します。
フジッコ株式会社の株価や配当
ここでは、フジッコの株価や利回り、必要投資金額などについて紹介します。権利確定は3月末日です。投資を検討する場合は、下記数値だけでなく、過去からの推移やPER、PBRなど、さまざまな数値を参考に判断しましょう。
事業の種類:食料品 | 優待の価値:1,000円相当 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
2,524円 | 1.35% | 0.39% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
252,400円 | 100株 | 34円 |
株主優待は100株以上保有で自社製品詰め合わせが受け取れる
フジッコの株主優待は100株以上の保有で受け取れます。
■1,000株以上保有の場合は3,000円相当の自社製品詰め合わせ
フジッコのグループ会社及び関連会社 |
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フジッコワイナリー株式会社 |
味富士株式会社 |
有限会社菜彩 |
2016年増収増益 2017年度増収増益予想 3Qでの経常利益進捗率は約92%
2016年度業績
売上高 :587億1,800万円(前年対比+3.2%)
営業利益:49億7,300万円(前年対比+16.7%)
経常利益:53億7,700万円(前年対比+17.9%)
利益 :39億2,000万円(前年対比+30.1%)
2017年3月期の会社予想
売上高 :613億5,000万円(+4.5%)
営業利益:51億円(+2.6%)
経常利益:54億円(+0.4%)
利益 :37億円(−5.6%)
第3四半期業績(2017年1月発表)
売上高 :468億4,900万円(前年同期比+3.5%)
営業利益:45億6,500万円(前年同期比+9.1%)
経常利益:48億7,000万円(前年同期比+7.4%)
利益 :32億9,800万円(前年同期比−0.9%)
通期予想に対する第3四半期業績の経常利益進捗率は約92%、利益の進捗率は約89%で、比較的高い水準で推移しています。
製品分類別の状況は、惣菜製品は、おかず畑ミニシリーズや日配惣菜の伸長により、堅調に推移しました。昆布製品は、佃煮が低調で前年同期比減。豆製品は、おまめさん豆小鉢やそのままがおいしい蒸し大豆、ビーンズキッチンシリーズなどが伸長し、前年同期比増。
ヨーグルト製品は、善玉菌のチカラの2桁伸長もあり前年同期比増。デザート製品は、主力商品の拡販に力を入れ前年同期比増となっています。
株価の年初来高値2,645円、年初来安値2,296円、PER20.38倍、PBR1.25倍、自己資本比率80.5%です。自己資本比率は高く財務は安定しています。株価はここ半年ほど緩やかな上昇トレンドとなっています。
優待利回り0.39%投資資金に余裕のある投資家にオススメ
フジッコの株主優待は、必要投資金額252,400円で1,000円相当のフジッコ製品詰め合わせが受け取れます。しかし、優待利回りは0.39%と低いため、株主優待を目的とした投資はし難い銘柄でしょう。
第3四半期での経常利益進捗率は約92%、利益の進捗率は約89%と比較的順調で、予想を上振れする可能性があります。
株価は上振れも織り込み済みと考えられ、割高感が感じられます。期末業績をしっかりと注視したいところです。投資額に対する優待のリターンが小さいことから、投資資金に余裕のある投資家にオススメです。
株価がさらに下がったタイミングで判断したい銘柄ですね。
主婦やフジッコ製品購入者には嬉しいフジッコ製品詰め合わせの株主優待
フジッコは「ふじっ子煮」「おまめさん」「ビーンズキッチン」など、惣菜・昆布・煮豆を開発・製造・販売する食品メーカーです。株主優待はフジッコ製品詰め合わせとなっており、主婦の方や、普段フジッコ製品を購入している方には嬉しい内容です。保有株数に応じてグレードアップもあります。
割安な段階で買って長期保有し、大きなキャピタルゲインも狙いたいですね。日頃フジッコ製品を購入している方は、株主になれば製品にさらに愛着も湧くはずです。食品メーカーの銘柄に興味がある方や、フジッコ製品の購入が多い方は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。