• FJネクストの株主優待は三越伊勢丹セレクトの商品。資産運用型「ガーラマンションシリーズ」を提供
当サイトには広告・プロモーションが含まれています。 当サイトでは、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。 当サイトを経由しサービスや商品のお申込みが発生した場合、各企業から報酬を受け取る場合がございます。

企画開発〜販売・管理まで行うトータルプロデュースのディベロッパー

2017年9月12日

FJネクストという企業やガーラマンションをご存知ですか。

首都圏を中心に投資運用型マンションの「ガーラマンションシリーズ」などを提供しているディベロッパーで、東京23区や横浜市、川崎市で展開しています。
不動産投資セミナーなども多数開催しており、投資に関心のある人が顧客となります。

FJネクストの株主優待はどのような内容で、どれくらい魅力があるのでしょうか。また、投資を検討するにあたり、企業業績はどんな状況なのでしょうか。

FJネクストの企業情報や投資情報、株主優待情報などを把握し、他社とも比較した上で投資を検討してみましょう。不動産投資に興味がある方も参考に参考にご覧ください。

資産運用型マンションの企画開発・建設・販売・管理のトータルプロデュース企業

FJネクストは資産運用型マンションの「ガーラマンションシリーズ」を展開している企業です。
企画開発から設計・施行、販売、管理までをトータルでプロデュースしています。

「都市住空間への挑戦と創造を通して、豊かな社会づくりに貢献していく」という企業理念の基、首都圏を中心にガーラマンションシリーズを供給しています。

一般的な資産運用型マンションは企画・販売までしか行いませんが、FJネクストは管理まで行うため高い入居率と安定した収益性を誇ります。

また、資産運用型マンションだけでなく、ファミリーマンションの「ガーラレジデンスシリーズ」の企画・分譲や中古マンションの仲介・流通、伊豆のリゾート物件の販売や企画開発、ビル・マンションの設計・施行やリノベーション・リフォーム、温泉旅館の運営なども行っています。

なにを製造しているのか?ガーラマンションシリーズやガーラレジデンスシリーズ

FJネクストでは、

  • 都心に展開する資産運用型自社ブランド「ガーラマンションシリーズ」
  • ファミリー型マンションの「ガーラレジデンスシリーズ」

を企画・建設・販売しています。

「実績や歴史」設立37年 1994年に自社ブランドの「ガーラシリーズ」を販売開始

FJネクストは昭和55年設立で資本金27億7,440万円の企業です。
1980年には東京都新宿区に不動住販株式会社を設立します。1987年には業務拡充のために移転し、同年、エフ・ジー・管理株式会社を設立します。

1989年には株式会社フロム1の事業を開始。1991年に不動住販株式会社を株式会社エフ・ジェー・ネクストへと商号を変更します。
1994年に自社ブランドの「ガーラシリーズ」の販売を開始します。

1995年に株式会社フロム1を株式会社シティウィングへと商号を変更します。2002年に株式会社エフ・ジェー・コミュニティを設立。同年、株式会社シティウイングを株式会社エフ・ジェー不動産販売に商号を変更しました。
また、エフ・ジェー・管理株式会社の賃貸管理・建物総合管理業務を株式会社エフ・ジェー・コミュニティに移行します。

2004年に株式会社エフ・ジェー・ネクストをジャスダック証券取引所に上場します。
翌年、株式会社レジテックコーポレーションを設立。2007年に株式会社エフ・ジェー・ネクストから株式会社FJネクストへと社名表記を変更します。同年、東京証券取引所市場第二部に上場します。

2008年にFJリゾートマネジメント株式会社を設立。2013年に株式会社FJネクストにレジデンス事業部を新設します。
また、株式会社FJ不動産販売を吸収合併。同年、東京証券取引所市場第一部に上場します。

2014年には台灣益富傑股份有限公司を台湾台北市に設立。翌年に株式会社玉峰館の全株式を取得して連結子会社化します。
2016年にはFJリゾートマネジメント株式会社が株式会社玉峰館を吸収合併します。

株式会社エフ・ジェー・ネクストの株価や配当

FJネクストの株価や利回り、必要投資金額などについて見ていきましょう。
必要投資金額は10万円を切り、株主優待は年1回です。ほとんどの数値が常に変動しますので、投資を検討する場合は最新情報を確認した上で、判断するようにしましょう。

事業の種類:不動産 優待の価値:1,500円相当(100株の場合)
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 3月 末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
910円 2.20% 1.64%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
91,000円 100株 20円

(2017年8月25日現在)

優待は保有株数によってグレードアップ、長期保有優待制度もあり

FJネクストの株主優待は100株以上保有で下記内容が受け取れます。

①三越伊勢丹セレクト商品
■100株以上1,000株未満保有の場合、三越伊勢丹セレクトの商品(1,500円相当)
②グループ経営温泉旅館の優待利用券 ※①に加えて贈呈されます。
■1,000株以上5,000株未満保有の場合、グループ経営の温泉旅館優待利用券1枚(10,000円分)
■5,000株以上10,000株未満保有の場合、グループ経営の温泉旅館優待利用券3枚(30,000円分)
■10,000株以上保有の場合、グループ経営の温泉旅館優待利用券6枚(60,000円分)
③長期保有優待制度 ※①②に加えて贈呈されます。
■1,000株以上を3年間継続保有の場合、三越伊勢丹セレクトの商品(3,000円相当)

FJネクストのグループ会社及び関連会社は下記のとおりです。

FJネクストのグループ会社及び関連会社
株式会社エフ・ジェー・コミュニティ
(不動産の賃貸管理・建物の総合管理・損害保険代理店業)
株式会社レジテックコーポレーション
(建築土木の設計、施行、請負・建築工事のマネジメント及びコンサルティング業務・不動産売買・仲介)
FJリゾートマネジメント株式会社
(旅館業、飲食店業)

 

2018年3月期は増収減益予想 1Qの経常利益進捗率は約26% PER7.73倍と割安


2017年3月期業績
売上高 :614億1,600万円(前年比+18.2%)
営業利益:80億1,500万円(前年比+21.6%)
経常利益:81億300万円(前年比+22.5%)
利益  :54億7,400万円(前年比+31.9%)
2018年3月期予想
売上高 :640億円(+4.2%)
営業利益:60億円(−25.1%)
経常利益:60億円(−26.0%)
利益  :39億円(−28.8%)
2018年3月期の第1四半期連結業績(2017年8月1日公表)
売上高 :144億4,200万円(前期比−3.1%)
営業利益:15億9,500万円(前期比−9.6%)
経常利益:15億9,100万円(前期比−12.8%)
利益  :8億7,700万円(前期比−25.8%)
第1四半期段階での経常利益の進捗率:約26%

セグメント別の業績では、不動産開発事業が自社ブランドである資産運用型マンションの「ガーラマンションシリーズ」やファミリーマンションの自社ブランド「ガーラ・レジデンスシリーズ」を積極展開し、中古マンションも300戸超販売しましたが、売上高・セグメント利益ともに前期比減となりました。

不動産管理事業は管理物件が増加したことにより、売上高・セグメント利益ともに前期比増となりました。

建設事業は外部受注の増加によって、売上高・セグメント利益ともに前期比増。旅館事業は集客数が想定を下回ったことにより、売上高は前期比減、セグメント損失も前期よりも拡大しました。

2017年8月25日現在のPERは7.73倍、PBRは0.83倍で株価は割安感があります。

優待利回り1.64% 配当利回り2.20% 10万円以下で購入できる主婦も嬉しい優待株

FJネクストの株主優待は100株以上保有で1,500円相当の三越伊勢丹セレクトの商品が受け取れます。

必要投資金額は91,000円で優待利回りは1.64%です。配当利回りも2.20%あり、利回りは悪くはありません。三越伊勢丹セレクトの商品も飲食料品や日用品などのため主婦には嬉しい内容ですし、10万円以下で優待株を持てるので少額投資検討者にも手が出しやすいです。

前期は増収増益、今期は増収減益予想ですが1Q時点の経常利益進捗率は約26%と悪くありません。PERは7倍台と株価は割安感があります。初心者の方が優待目的に手を出すのにはハードルは低めです。少額投資検討者や不動産関連の銘柄に興味がある方は良いかもしれません。

不動産業界、特に投資物件は時代によっても業績の凸凹があるため、しっかりと今後の市場の需給バランスや競合他社と比較した上で投資判断するようにしましょう。不動産投資に興味がある方におすすめです。

手が出しやすい銘柄投資を検討する場合は市場動向・外部要因・将来性などチェック

資産運用型マンションのガーラマンションシリーズを展開するFJネクストは、ファミリーマンションや中古マンション、リゾート物件なども扱う企業です。
柱は東京23区、横浜市、川崎市に展開するガーラマンションであり、他社との差別化の1つとして企画開発〜販売、その後の管理まで自社で一環して対応しています。

必要投資金額も安く株価も割安ですが、不動産業界及び、不動産投資関連の企業はどうしても業績が凸凹しがちです。
投資を検討する場合は、これまでの実績だけでなく、今後のマンションの市場動向を確認して需給バランスがどう変化するかを予測した上で判断するようにしましょう。空き家問題や少子高齢化など、外部要因をしっかりとチェックしましょう。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

RELATED