優待は100株以上で年2回ダイショー製品詰め合わせセット

ダイショーという企業をご存じですか。普段、スーパーで買い物をすることが多い人は、知っている人も多いのではないでしょうか。料理や食卓にかかせない「味・塩こしょう」や「焼肉一番」「おいしい鍋用スープシリーズ」などのヒット商品を製造販売している企業です。

ここでは、ダイショーの株主優待情報や企業情報、投資情報について、紹介します。普段から、ダイショー製品を使うことが多い人や、食品メーカーの銘柄を検討している人は、参考にご覧ください。

「おいしさで・しあわせをつくる」の企業理念もと数々のヒット商品を製造販売

ダイショーは昭和41年に福岡で創立し、資本金8億7,000万円、売上高196億円を誇る食品メーカーです。「味・塩こしょう」や「キムチ鍋スープ」「ちぎりレタスドレッシング」「5つの味のスープはるさめ」「大麦若葉入り青汁」など、創業以来多くのヒット商品を作り続けています。

特に、味・塩こしょうは日本の食卓で長年愛されているロングセラー商品です。「おいしさで・しあわせをつくる」の企業理念のもと、消費者の声を大事にして何度も打ち合わせ・検証などを重ね、新商品の開発を行います。肉・魚・野菜の生鮮三品売り場での素材に合う調味料の提案・推進により、独自の市場を開拓しています。
食の安全に対する取り組みとして、ISO22000やFSSC22000の認証も取得しています。

「味・塩こしょう」「焼肉一番」「野菜がおいしい鍋用スープシリーズ」などを製造

• 味・塩こしょう
• 焼肉一番
• 焼肉のたれ
• カルビ焼のたれ
• ステーキソース
• 豚しゃぶごまだれ
• トマトが主役野菜すき焼のたれ
• すき焼わりした
• お肉がおいしい鍋用スープシリーズ
• 野菜がおいしい鍋用スープシリーズ
• 野菜がおいしい洋風スープシリーズ
• のみやすい大麦若葉入り青汁
• 5つの野菜でつくったまろやか青汁
• ちぎりレタスドレッシング
• トマトサラダドレッシング
• 冷しゃぶ香味玉ねぎ醤油だれ
• うなぎ蒲焼のたれ
• 海鮮中華エビチリソース
• 煮魚のたれだし醤油味
• カキのガーリックソテー
• 魚バルカルパッチョの素
• ザク切りキャベツのたれ
• 塩キャベツのたれ
• オニオンリングの素

など、他にも多数の商品を製造販売しています。

昭和41年に福岡で創業ヒット商品「味・塩こしょう」は昭和43年に販売開始

ダイショーは昭和41年に焼肉栄養調味料や食品の製造販売を目的として大昌食品株式会社を設立しました。
同年、「焼肉一番」の製造を開始します。昭和43年には「味・塩こしょう」の製造販売を開始します。その後、福岡、名古屋、大阪、仙台、東京、鹿児島、広島などに相次いで営業所を開設します。

昭和57年には「焼肉一番」を商標登録。平成3年には「もつ鍋スープ」、平成4年には「マジュアン」の製造販売を開始します。平成5年には「味・塩こしょう」が商標登録。平成6年には社名を株式会社ダイショーに変更します。
同年、「キムチ鍋スープ」を販売開始。平成9年には株式店頭登録、平成12年には東京証券取引所市場第二部に上場します。

平成13年には「大麦若葉入り青汁」を、平成14年には「ぱぱっと逸品シリーズ」を販売開始します。
平成15年には海外営業部、平成17年には通信販売部を設置します。平成19年には「のみやすい大麦若葉入り青汁」がモンドセレクション2007銀賞を受賞。
平成20年には「5つの野菜でつくったまろやか青汁」がモンドセレクション2008金賞を受賞します。

株式会社ダイショー株価や配当

ここでは、ダイショーの株価や利回り、必要投資金額などについて確認しましょう。
ダイショーの権利確定日は3月末日と8月末日の年2回あり、株主優待も年2回受け取れます。数字は常に変動しますが、参考までにご覧ください。

100株以上保有で嬉しいダイショーの自社製品詰め合わせがもらえる

ダイショーの株主優待は100株以上の保有で、年2回受け取ることができます。

ダイショーは、東京本社・福岡本社と、4工場（関東工場、九州工場、福岡工場、福岡第二工場）、北は北海道から南は沖縄まで全国に支店・営業所を展開しています。

2017年3月期増収増益 2018年3月期も増収増益で利益2桁成長予想

製品群別の業績は、液体調味料群では、主力製品の「焼肉のたれ」「手羽唐のたれ」や「野菜の黒酢あんかけ炒めのたれ」などの新製品が好調、鍋用スープ製品もラインナップを拡充し好調。
業務用製品では、人員拡充による営業組織の強化。結果、売上高は前年同期比増。粉体調味料群においては、「味・塩こしょう」シリーズが好調に推移し、業務用製品も精肉向けスパイス類が伸長、結果、売上高が前年同期比増。
その他の調味料群においては前年同期比増。結果、事業全体として売上高・利益共に前年同期比増。

次期は、成長市場である惣菜向けなどの業務用調味料や、即食製品の開発体制・販売体制の強化と、海外販売ネットワークの強化に注力。
年初来高値は1,329円、年初来安値は1,185円、PER34.05倍、PBR1.62倍、自己資本比率は56.7％です。
業績が好調なこともあり、株価はここ5年間で見ても高値圏に位置し、上昇を続けています。

優待利回り1.57% 株式投資初心者でも手が出しやすい銘柄の1つ

ダイショーの株主優待は、100株以上保有で年2回1,000円相当の自社製品詰め合わせが受け取れます。必要投資金額は127,000円で、優待利回りは1.57%と悪くありません。優待利回りが低くないだけでなく、ほとんどのダイショー製品が普段の食事で使うものなので、半年ごとにもらえるのはとても助かりますね。生活費の節約にも繋がるので主婦にとっては非常に嬉しい内容です。

2017年3月期業績は増収増益、2018年3月期予想も増収増益で、市場参加者からの期待もあり株価は上昇を続けています。
PERは34.05倍と割高です。必要投資金額も比較的安く利回りも悪くないことから、株主優待目的としても検討できる銘柄です。ただし、投資するのであれば、できればもう少し株価が落ち着いたタイミングで検討したいものです。

今後の業績によっては、市場参加者の期待感も薄まり、株価が下がる可能性は十分にあります。
配当・優待利回りも悪くなく、必要投資金額も安いため、株式投資初心者にもオススメの銘柄の1つです。食品メーカーの銘柄を検討している人も検討候補に入れてみてはいかがでしょうか。

毎日の食卓にかかせないダイショー商品の株主になってみては？

毎日の食卓にかかせない数々のヒット商品でお馴染みのダイショー。創業以来多くの人気商品を生み出しています。株主優待は実用的なダイショー製品なので、主婦にはとても助かります。必要投資金額も高くないため手が出しやすい銘柄です。

どこのスーパーにもダイショー商品は置いてあるため、新商品の情報や売れ行きも日々情報収集できます。株主になれば、より一層愛着を持って商品に触れることができるでしょう。
普段からダイショー商品を使用している人は、ぜひ1度企業のホームページも覗いてみてください。