優待は3,000円相当のコモ製品詰め合わせ株数によってグレードアップ

コモ製品を食べたことがある人も多いのではないでしょうか。パネトーネ種を活かしたパンを製造しており、デニッシュやパネトーネ、クロワッサン、ワッフルなど、さまざまな製品を通信販売や自動販売機、コンビニ、駅売店、スーパーなどで販売しています。

ロングライフパンのトップメーカーであるコモの株主優待はどんな内容なのでしょうか。ここでは、コモの株主優待情報や企業情報、投資情報などについて紹介します。
普段、コモ製品を食べている方や、パンメーカーの株に興味がある方は、参考にご覧ください。

愛知県に本社を構えパネトーネ種を活かした美味しいパンメーカー

コモは創業以来、イタリアの自然素材であるパネトーネ種を活かした美味しく長持ちするパンを作り続けている愛知県のパンメーカーです。ロングライフパンのトップメーカーとして事業を展開しています。パネトーネ種の故郷であるコモ湖が社名の由来です。

「コモがつくって、コモが売る」という基本精神をもとに、本場の種を培養して技術も取り入れ、仕込みから焼き上げまでの作業に3日かける長時間熟成工程でパン製造しています。一般的なパンよりも手間と時間がかかりますが、美味しく、安心・安全なパンが出来あがります。パネトーネ種は酵母と乳酸菌が共生するため、保存料を添加しなくても長持ちするのが特徴です。

コモは、発酵ワッフルの製造方法や食物繊維入りパンおよび製造法など、数々の特許も取得しています。
コモ製品は、通信販売サイトやスーパー、コンビニ、駅売店、サービスエリア、自動販売機など、多くの販売ルートを確保しており、たくさんの人に製品を提供する環境が整っています。

パネトーネ、デニッシュ、小町、クロワッサンなど多彩なコネの製造製品

コモでは、

• パネトーネ
• 缶詰チョコパネトーネ
• メロン小町やクリーム小町
• スイートポテト小町

などの「小町」。

• デニッシュピーチヨーグルト
• デニッシュメープルキャラメル
• デニッシュミルク
• デニッシュオレンジヨーグルト

などの「デニッシュ」。

• ブランクロワッサン
• クロワッサンこしあん
• クロワッサンリッチ
• クロワッサンスティックショコラ

などの「クロワッサン」。

• メープルワッフル
• 苺みるくワッフル

などの「ワッフル」。
他にも、

• メロンパン
• カレーパン
• ソフトコッティーチョコ
• ソフトコッティー練乳いちご
• ビスコッティー

など、いくつものオリジナル製品を製造販売しています。

1984年設立ロングライフパンの製造販売を開始コモの歴史

コモは1984年設立で資本金が2億2,200万円、従業員数194名、JASDAQ市場の上場企業です。1984年にパネトーネ種を使ったロングライフパンの製造販売を目的として愛知県に株式会社コモを設立します。

1987年には埼玉県に東京営業所を設置。1990年には自動販売機による販売を開始します。同年、配送センターを本社工場に併設して竣工します。
1994年には大阪営業所を設置します。1996年には富士興産株式会社と合併します。1997年には九州営業所を設置します。同年、日本証券業協会に株式を店頭登録します。

1999年には本社工場を購入。同年、東京営業所を東京都中央区へ移転します。2001年に横浜営業所を設置します。2003年に東京営業所を埼玉県草加市に移転。2004年にはジャスダック証券取引所に株式を上場します。
同年、大阪営業所を大阪府東大阪市に移転します。2005年には物流の効率化を目的としてコモサポート株式会社を設立。同年、東京営業所と横浜営業所を統合して新東京営業所を設置します。

2006年に株式会社コモとコモサポート株式会社でISO9001:2000の認証を取得します。2014年には東京営業所を千葉県浦安市に移転します。

株式会社コモの株価や配当

ここでは、コモの株価や必要投資金額、利回りなどについて確認していきましょう。権利確定日は3月末日で株主優待は年1回です。投資をする際は、下記数値だけでなく、最新情報や過去からの推移も確認するようにしましょう。

100株以上でコモ製品詰め合わせ 1,000株以上だと年6回受け取れる

コモの株主優待は100株以上で自社製品詰め合わせを受け取れます。

また、愛知県の本社以外にも東京営業所、大阪営業所、九州営業所を展開しています。

2017年3月期は増収増益 2018年3月期は増収減益予想　PER70.61倍

パネトーネ種を活かした新製品の開発や品質改良に積極的に取り組み、販路開拓に力を入れました。「デニッシュチョコミニ」「デニッシュミルクミニ」「デニッシュメープルミニ」や「ブランデニッシュミルク」などの、小ぶりで食べやすいも新製品を7品、PB製品として5品を発売。
テレビ通販も開始。生活協同組合、自販機オペレーター、通信販売など堅調に推移したこともあり売上高・利益共に前年同期比増となっています。

年初来高値は2,652円、年初来安値は2,312円、PER70.61倍、PBR7.42倍、自己資本比率は26.5%です。業績が好調だったこともあり、株価はここ5年緩やかな上昇を続けています。
しかし、PER70.61倍と非常に割高感があります。今後の業績次第では、さらに株価が上昇する可能性があります。

株主優待は嬉しい美味しいパン製品パンが好きな方にオススメ銘柄

コモの株主優待は100株以上保有で3,000円相当のコモ製品詰め合わせが受け取れます。必要投資金額は243,800円で優待利回りは1.23%です。優待利回りは高いわけではありませんが、内容はパン製品の詰め合わせなので、子どもから大人まで美味しく頂けます。
投資資金に余裕がある場合は1,000株以上保有すれば、3,000円相当の詰め合わせが年6回受け取れてお得です。

2017年3月期は増収増益で利益は前年対比で119％成長しています。業績好調ということもあり、株価はここ5年間緩やかに上昇しています。
PERは70.61倍、PBR7.42倍と非常に割高感があるため、投資を検討する場合は、株価が下がったタイミングをできれば狙いたいものです。
普段からコモのパン製品を食べている方やパンが好きな方、パンメーカーの株を探している方にオススメの銘柄です。

パン好きにも子どもがいる家庭にも嬉しい株主優待今後の業績を注視

コモはパネトーネ種を活かして美味しく長持ちするパンを多く製造しています。たくさんの販路を確保しており、コンビニやスーパー以外にも、駅や自動販売機で購入できます。

株主優待はパン製品の詰め合わせと、パン好きな方だけでなく、子どもがいる家庭にも嬉しい内容です。
2018年3月期は増収減益予想ですが、株価は非常に割高感があります。投資を検討する場合は、今後の業績を注視しながら判断を下してみましょう。