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配当、優待はなし 2017年3月にはコカ・コーラウエストと経営統合へ

2017年3月22日

日本に住んでいる人のほとんどが知っているであろうブランドコカ・コーラ。

コカ・コーライーストジャパンは、世界でも有数の規模のボトリング会社です。コカ・コーラウエストとの経営統合により2017年3月末には上場廃止になりますが、コカ・コーライーストジャパンの企業情報や投資情報を把握しておくことで、統合後の株式投資の判断材料にもなります。

どのような企業でどれくらいの規模感なのか、しっかりとチェックしておきましょう。

コカ・コーライーストジャパンという企業の紹介

コカ・コーライーストジャパンは、2013年に三国コカ・コーラボトリング、コカ・コーラセントラルジャパン、東京コカ・コーラボトリング、利根コカ・コーラボトリングの4つのボトラーが統合して誕生した企業で、国内最大のボトラーです。

世界有数であり日本最大のボトリング会社

2016年には仙台コカ・コーラボトリング株式会社も完全統合しています。
関東・東海・南東北地域の1都15県の人口約6,600万人をカバーし、販売店数は20万軒以上、年間販売数量は約3億600万ケース、年間売上額約5,631億円、飲料ブランド数約50酒類、自動販売機、クーラー、ディスペンサー55万台以上、従業員数約11,000人、生産拠点8ヵ所、物流拠点・営業所180ヵ所、1日あたりの製品提供数約2,800万本と、日本最大であり世界有数のボトリング会社です。

  • コカ・コーラ
  • コカ・コーラゼロ
  • ファンタ
  • ジョージア
  • アクエリアス
  • 綾鷹
  • 爽健美茶
  • いろはす

など、取り扱う製品は誰もが知っている人気商品ばかりの数多く抱えています。

「飲料の新しい世界を創る」「持続的成長によりすべてのステークホルダーに貢献する」という企業理念のもと、製品卸売り事業と自動販売機事業を中心に飲料業界をリードしています。

東日本大震災復興支援活動や災害対応型自動販売機、奨学金事業など地域社会への貢献や、ワークライフバランスの推進など従業員が働きがいを感じれる企業造り、温暖化防止やエネルギー削減などへの取り組みにも力を入れています。

製品の品質と安全性への取り組みも、コカ・コーラシステムがグローバルで展開しているオリジナルのマネジメントシステムの導入で、品質と安全性を高めています。

ISO9001やFSSC22000の取得もしており、原材料も厳しい検査を合格したもののみを使用しています。さまざまなニーズや価値観に対応できるように、お客さまの声にも耳を傾け、製品作りへ活かしています。コカ・コーライーストジャパンは、コカ・コーラウエストと経営統合により2017年3月末には上場廃止になります。

創業50年以上で1都15県対応のボトリング会社

1956年に東京コカ・コーラボトリング株式会社設立。
その後、中京、富士、仙台、利根、三国と各地域にコカ・コーラボトリング株式会社を設立。2001年に富士コカ・コーラボトリング株式会社と中京コカ・コーラボトリング株式会社の経営統合により、コカ・コーラセントラルジャパン株式会社が誕生。

2013年には、セントラルジャパン、三国、東京、利根の4社の経営統合によりコカ・コーライーストジャパンが誕生し、2016年に仙台コカ・コーラボトリング株式会社も完全統合。2017年にコカ・コーラウエストと統合。

2016年は売上高約5,720億円、営業利益約184億円、利益約107億円となっています。東証一部に上場し、資本金は64億9,900万円です。

株価や配当、優待の内容

株価や配当を表にまとめましたので、ぜひ参考にして下さい。

事業の種類:飲食料  優待の価値:1,440円相当
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 12月 12月末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
2,528円 —% 0.56%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
100株・・・252,800円
300株・・・758,400円
500株・・・1,264,000円
700株・・・1,769,600円
1000株・・・2,528,000円
100株 —円

株主優待の内容紹介

コカ・コーライーストジャパンの株主優待はコカ・コーラ製品が受け取れ、優待を受けるには、100株以上の保有が必要です。

100株以上500株未満保有の場合は、コカ・コーラ製品12本
500株以上保有の場合は、コカ・コーラ製品24本
4月上旬に送付予定
※コカ・コーライーストジャパンは、コカ・コーラウエストと経営統合のため3月末で上場廃止になります。

コカ・コーライーストジャパンは東京都、神流川県、静岡県、山梨県、愛知県、岐阜県、三重県、埼玉県、群馬県、新潟県、千葉県、茨城県、栃木県、宮城県、福島県、山形県の1都15県に営業所や拠点を持ち、グループ会社には「FVイーストジャパン(清涼飲料水販売、飲食店経営など)」と「三国サービス株式会社(保険代理業)」があります。

コカ・コーライーストジャパンの業績について

2016年は売上高約5,720億円、営業利益約184億円、利益約107億円と前年対比増収増益です。

特に利益については、2015年が約53億円だったのに対し、2016年は2倍近くの水準で着地しています。2017年にはコカ・コーラウエストとの経営統合によりコカ・コーライーストジャパンは上場廃止となりますが、経営統合した後の更なる成長に注目です。

こんな投資家にオススメ

新会社のコカ・コーラボトラーズジャパンに注目をしてみましょう!
国内最大のボトリング会社であるコカ・コーライーストジャパンは、2016年は前年対比増収増益で計画を大きく上振れしました。

2017年春には、コカ・コーラウエストとコカ・コーライーストジャパンの経営統合によって、新会社の「コカ・コーラボトラーズジャパン」が誕生します。東西が統合することで、売上高は1兆円を越えます。

統合による合理化に伴い、3年間で200億円のコスト削減効果も見込まれています。経営統合により、更なる成長が見込まれます。残念ながらコカ・コーライーストジャパンは上場廃止となりますが、新会社のコカ・コーラボトラーズジャパンはより注目できそうですね。

コカ・コーライーストジャパンは上場廃止、新会社の株主優待に期待!

コカ・コーライーストジャパンは経営統合により上場廃止になるため、株主優待はありません。
新会社のコカ・コーラボトラーズジャパンでも株主優待がある可能性が高いですので、随時確認しておいた方が良いでしょう。

 

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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