当サイトには広告・プロモーションが含まれています。 当サイトでは、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。 当サイトを経由しサービスや商品のお申込みが発生した場合、各企業から報酬を受け取る場合がございます。

優待は100〜豆菓子、500株〜新潟県魚沼産コシヒカリ(新米)

2017年3月20日

C&Fロジホールディングスは設立されて間もない低温食品物流事業を中心とした企業です。
グループ会社の名糖運輸株式会社と株式会社ヒューテックノオリンは、特にチルド物流とフローズン物流が強く、ベトナムなど海外展開もしています。

2015年に設立されたばかりのC&Fロジホールディングスは、投資対象としてどれくらい魅力的なのでしょうか。ここでは、C&Fロジホールディングスの企業情報や株主優待情報、投資情報について紹介いたします。

C&Fロジホールディングスという会社

C&Fロジホールディングスは、名糖運輸株式会社と株式会社ヒューテックノオリンの持株会社で2015年に設立されました。チルド物流とフローズン物流などの物流事業を展開し、低温食品物流事業を中心としています。

チルド物流とフローズン物流に強く、総合物流情報企業を目指す

消費者の食の安心と安全への意識の高まりやライフスタイルの変化に伴い、物流の広域化・高速化に対応するべく、乗務員や庫内オペレーターの育成や確保、エネルギーコストへの対応など積極的に行っています。
名糖運輸株式会社と株式会社ヒューテックノオリンの得意とする、チルド物流とフローズン物流を強化し効率化も図っています。

他にも、貨物運送事業や倉庫事業などをグループ会社にて行っており、中期計画では「グローバルに変化する食品物流を担う低温を核とする総合物流情報企業の実現」という姿を目標に掲げ、平成30年度には連結営業収益1060億円、連結経常利益40億円を目指しています。

低温食品物流事業を中心とした2015年設立の持株会社

C&Fロジホールディングスは、資本金40億円、従業員連結3,776人の名糖運輸株式会社と株式会社ヒューテックノオリンをグループ会社に持ちます。

2015年10月1日に共に低温食品物流事業を中心とする名糖運輸株式会社と、株式会社ヒューテックノオリンが経営統合をして共同持株会社であるC&Fロジホールディングスが設立されました。
名糖運輸株式会社は、東京証券取引所第一部へ上場しており、ベトナム社会主義共和国にも現地企業と合弁会社を設立しています。

株式会社ヒューテックノオリンも2001年に東京証券取引所市場第二部に株式を上場しています。C&Fロジホールディングスは、これらの会社の経営管理などを行います。

C&Fロジホールディングスの株価や配当、優待の内容

C&Fロジホールディングスの株価や配当などを表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

事業の種類:物流  優待の価値:豆菓子やお米
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 3月末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
1,561円 1.26% —%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
156,100円 100株 20円

株主優待の内容紹介

C&Fロジホールディングスの株主優待を受けるには、100株以上の保有が必要ですので注意しましょう。

100株以上で豆菓子、500株以上であれば新潟県魚沼産コシヒカリ(新米)
100株以上500株未満保有の場合は、豆菓子(あとひき豆ピーナッツ)
500株以上1,000株未満保有の場合は、新潟県魚沼産コシヒカリ(新米)3kg
1,000株以上保有の場合は、新潟県魚沼産コシヒカリ(新米)5kg

またC&Fロジホールディングスはたくさんの運送業、倉庫業などを手掛けるグループ会社を持ちます。

Fロジホールディングスのグループ会社及び関係会社
名糖運輸株式会社(一般貨物自動車運送事業、倉庫業など)
株式会社ヒューテックノオリン(倉庫業、冷凍冷蔵業など)
「名糖運輸株式会社の連結対象会社」 「株式会社ヒューテックノオリンの関連会社」 
株式会社アイソネットライン 株式会社ヘルティー
株式会社トランスメイト  株式会社ヒューテックサービス
株式会社名商
ジャパンフーズ物流株式会社
株式会社ジャステム
株式会社エス・トラスト
株式会社エムズライン
株式会社ケーツー
マコトトランスポートサービス株式会社
株式会社デイライン
直販配送株式会社

C&Fロジホールディングスの業績について

C&Fロジホールディングスの2016年度の業績は、売上高が703億2,500万円、営業利益が18億2,000万円、経常利益が18億3,000万円、利益が54億6,900万円です。
2017年3月期の会社予想は、売上高が+46.8%の1,032億2,000万円、営業利益は+113.2%の38億8,000万円、経常利益は+107.1%の37億9,000万円、利益は−56.5%の23億8,000万円で、増収減益です。

2017年2月に発表された第3四半期の業績は、営業利益35億4,000万円、経常利益34億5,500万円、利益23億4,100万円と、経常利益の通期計画に対する進捗率は90%を超え順調です。
冷凍冷蔵食品は堅調に推移しており、円安にも支えられています。

今後、為替変動や燃料費増加なども含めて大きな経営リスクが生じない限りは通期計画を上振れする可能性もあります。自己資本比率も40%を超え財務も安定しています。

こんな投資家さんにオススメです!

C&Fロジホールディングスの優待と配当利回りはあまり高くありません。ですので中長期で持ち売買益を得たい方向けといえます。
2017年度は増収減益予想ですが、第3四半期時点で経常利益が90%を超えて進捗しています。今後為替変動なども含めたリスクはありますが、通期計画を上振れする可能性もあります。

株価は設立以来の高い水準で推移しています。株主優待目的としては、100株で豆菓子と利回りは非常に低いです。
配当利回りも1.26%と決して高くはありません。売買益を狙って中長期で保有するのが良いでしょう。

PER16.85倍、PBR1.22倍、株価は若干割高感があり、通期業績もやや織り込み済で推移している感じもあります。これから株主の売りも入ってくると思われますので、C&Fロジホールディングスに投資するのであれば、株価が一段落落ち着いた段階で判断しても良いでしょう。

利回りは低い、売買益狙いで株価が下がったタイミングで検討したい

C&Fロジホールディングスは、低温食品物流事業に強みを持った企業で、ベトナムなど海外にも展開しています。
株主優待目的としては100株〜豆菓子、500株以上で新潟県魚沼産コシヒカリ(新米)と、優待利回りは期待できません。2015年設立の新しい企業ではあり、まだ予断を許しませんが、2017年度は第3四半期までは計画に対して順調に推移しており、このまま通期計画も捉える可能性があります。

しかし株価は若干割高感もあるため、投資するのであれば株価が下がったタイミングを狙った方が良いでしょう。中長期で保有して売買益を配当+売買益をしっかりと得たい銘柄です。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

RELATED