• 陽線が連続して続くときはどんな状態?天井やトレンド転換の兆候とは?

陽線の見方・動き方を知ることで、相場を分析・予測しやすくなる

2017年6月25日

相場を見ていると同色のローソク足が連続して出現する場合があります。
連続して出現する際は、得てしてトレンドが形成されている時です。そのような時は相場のどのような状態を表すのでしょうか。

ローソク足・陽線から天井や急騰する際の兆候を読み取れるのでしょうか。ローソク足は、ただ価格を表しているだけでなく、相場の強弱を表したり、トレンド転換の予測にも使える指標です。しっかりとローソク足・陽線の見方や動き方の特徴を知り、これからの投資に役立てましょう。

同色のローソクが連続する時

陽線や陰線など同色のローソク足が連続して出現する場合は、上昇トレンドか下降トレンドの時です。

同色のローソク足が出現してトレンドを形成している場合は、どんな状態を表すのでしょうか。また、陽線が連続している時に天井を判断するにはどうしたらいいのでしょうか。

陽線や陰線が連続して出現する仕組みを知り、さらに天井のタイミングを把握できれば、勝率が高まります。特に株式投資初心者の方は、確認していきましょう。

陽線など同色のローソク足が連続する場合は投資家の心理が傾斜しているということ

同色のローソク足が出現する際は、相場が上昇トレンドもしくは下降トレンドに入っている場合です。
上昇トレンドの際には、値上がりを示す陽線が連続して出現したり、頻繁に出現したりします。下降トレンドの際には、値下がりを示す陰線が連続して出現したり、頻繁に出現したりします。

上昇トレンドでも下降トレンドでもない、レンジ相場の際は、陽線か陰線のローソク足が連続して出現することは少ないです。相場は株価の変動を表します。

企業の業績や国内景気、海外景気によって変動しますが、売買を決めるのはすべて投資家であり、投資家の心理状態を表したものが相場でもあります。
そのため、陽線や陰線が連続して出現するということは、投資家の心理が買いか売りのどちらかに傾斜していることの表れでもあるのです。

どちらかの方向に傾斜していない場合は、株価はほとんど動きのないレンジ相場になります。
銘柄にとってプラスの要因が発生すれば、株を買う、もしくは株を買いたい投資家が多くなり、相場は上昇するため陽線が連続して表れます。

逆に、銘柄にとってマイナスな要因が発生すれば、株を売る、もしくは株を売りたい投資家が多くなり、相場は下降するため陰線が連続して表れます。

陽線や陰線が連続して表れた場合は、プラス要因・マイナス要因が発生し、投資家が反応している可能性がありますので、同色のローソク足が連続出現した場合は注意しましょう。

陽線が連続している時にそろそろ天井だろうという考えは危険

陽線が連続して発生する上昇トレンドのなかで、「陽線がある程度連続して出現しているので、そろそろ天井なのでは?」という考え方を持ち売買するのは危険です。
それまでレンジ相場や、上昇トレンドの際も、陽線がわずかしか連続出現していない場合は、たくさんの陽線が連続出現することに違和感があるかもしれません。

しかし、なんとなく陽線が多く出現したので天井を迎えるということはありません。
こういった考え方で天井売りを仕掛けてしまうと、的外れで大きな損失を負うリスクがあります。陽線が連続して出現する上昇トレンドのなかで、天井付近を予測するのは陽線の数ではありません。

ローソク足を見て予測する場合は、陽線の実体とヒゲを見るのが効果的です。
実体の長さは相場の勢いを表し、ヒゲは価格の変動幅を表します。天井になるということは、それまで勢いよく上昇していた相場が弱まり、下降を迎えるということです。

陽線の実体の長さや上ヒゲと下ヒゲの長さのバランスを見れば、相場の勢いが弱まっていることを掴めます。
相場は永久的に上昇を続けることはなく、必ずどこかのタイミングで反落します。

このタイミングをローソク足で予測することも可能ですので、陽線の数や勘に頼るのではなく、ローソク足から読み取るようにしましょう。

天井売りにこだわる際の注意点や陽線の兆候について

どのようにして大きなキャピタルゲインを得れる可能性がある天井売りを狙ったらいいのでしょうか。
また、天井売りにこだわる際に気をつけたい点や注意するべき点はどのようなことでしょうか。

天井売りをする際の注意点や、トレンド転換や天井を見極める際のローソク足の兆候について、それぞれ確認していきましょう。

天井売りにこだわるのであれば気をつけたい点、注意するべき点

現物取引だけでなく、信用取引も行っている場合は、株式投資でも売りから入れます。
天井売りをして、安値になった際に買えば効率的に大きなキャピタルゲインを得れます。また、現物取引の場合でも、安く買った銘柄を天井売りできれば、同様に大きなキャピタルゲインを得れる可能性があります。

多くの人がキャピタルゲインを最大化させるために天井売りを狙いますが、そう簡単にできるものではありません。
天井売りを実現できるのは実績の高い投資化でも難しいです。
なぜなら、「必ず相場が転換する」と分かるサインがないためです。

あくまでも「転換するのでは?」というサインを見つけて、判断するしかありませんので、天井を見つけ、天井売りを実行することは、狙ってできるものではありません。
相場は生き物ですので、常に変則的に動きます。教科書通りに対応すれば成功するわけでもありません。

できることとすれば、上昇トレンドから下降トレンドに変わりそうな兆候を発見したら、投資判断を下すことぐらいです。
運が良ければ結果として天井売りが成功します。天井売りにこだわりすぎるあまり、冷静な投資判断ができず、損失を負ってしまうこともあります。

天井売りは狙ってできるものではなく、兆候などを逃さず対応するなかで結果としてできるものという認識を持って対応するようにするといいでしょう。

上ヒゲが長く下ヒゲが短い陽線や十字線が表れたら天井やトレンド転換の兆候?

天井の兆候、すなわち、上昇トレンドから下降トレンドに転換する前段階を示すサインは、分析ツールやトレンドラインなどを活用すればいくつかあります。
しかし、分析ツールやトレンドラインなどを活用しなくても、ローソク足の陽線のヒゲと実体の動き方を兆候として捉えることも可能です。

一般的に上昇トレンドの際は、下ヒゲのみがあり上ヒゲがないか、上ヒゲが短く下ヒゲが長い陽線が表れやすいです。
急騰している場合は、特に実体の長い陽線が出現します。これは、陽線の実体の上部分が終値、下部分が始値、上ヒゲが高値、下ヒゲが安値を表すためです。

そして上昇トレンドの勢いが弱まってくると、実体が短くなったり、上ヒゲが長く下ヒゲが短い陽線が表れます。
上ヒゲが長く下ヒゲが短いということは、高値と終値の差が大きく安値と始値の差が小さいということです。
実体が短ければ相場の勢いが弱いことを示します。
また上ヒゲだけあり下ヒゲがない陽線や、十字線が表れた場合も、トレンド転換の兆候と言えます。十字線は、始値と終値が一緒の場合に出現します。

始値と終値が一緒ということは、需給バランスがとれていることを示し、拮抗している状態が分かります。
これまでは、株を買いたい人が多かったので上昇トレンドだったのですが、買いたい人も売りたい人も一緒ということは、上昇トレンドが終わる可能性が高いことを表します。
上昇トレンドが続くなかで、これらの兆候となる陽線や十字線が出現した場合は、天井を迎え、下降トレンドに転換する可能性があるということを認識しておきましょう。

もちろん、これらはあくまでも兆候ですので、確実に天井や転換点を示すものではありません。

相場が急騰する時にはどのような陽線が出現するのか

何らかの理由で株価が一気に上昇し、相場が急騰することがあります。急騰する場合は、どのようなローソク足が表れるのでしょうか。

どんな陽線が出現したら急騰の可能性が高いのでしょうか。
急騰時によく出現する陽線の特徴について、確認していきましょう。急騰のタイミングを予測できれば、売買のタイミングをより適切に行えます。

急騰する際は実体が長く上ヒゲがない下ヒゲだけの陽線が出現する可能性大

企業の業績が市場の予想よりも良い場合や、企業や業界にとってプラスな外部要因が発生した際などは、株価が急騰する場合があります。
急騰する際には、実体が長く上ヒゲがない下ヒゲだけの陽線が出現する可能性が高いです。これは、急騰することで始値と終値の差が大きく、終値と高値がイコールを意味します。

終値と高値が同値なため、株価が上昇する力が強いことが分かります。
こういった陽線が表れた場合は、次に出現するローソク足も陽線の可能性が極めて高く、さらに高値を更新し続けていきます。

実体が長く上ヒゲがない下ヒゲだけの陽線が出現した際は、相場が急騰する可能性が極めて高いことを覚えておきましょう。
株を売るタイミングを見計らっている方は、さらに株価が上昇する可能性があるため、もう少し様子を見た方がいいでしょう。

株を買おうと考えている方は、高値で掴まされるかもしれませんので、株価が下がるまで待った方がいいでしょう。
しかし株価が急騰するサインが表れても、必ずしも上昇を続けるとは限りません。
例えばそれまでは下降トレンドの相場だったのに、何らかのプラス要因に反応して一時的に急騰する場合があります。

大きなプラス要因であればその後も上昇を続けますが、要因のインパクトが小さい場合は、瞬発的に急騰した後にすぐに急落することもあります。

投資をしていくうえでローソク足・陽線の見方を知っていることは大事

陽線の実体やヒゲに着目すれば、上昇トレンドの強さや天井やトレンドの転換などが予測できます。
確実に分かるわけではありませんが、今後の相場の動きを読むための大きなヒントになります。

さまざまな分析ツールなどもありますが、ローソク足・陽線でも分析・予測に使えますし、投資をしていくうえで知っておきたいことです。
これから株式投資を始める方などは、まずはローソク足の見方から覚えるといいでしょう。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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