- 株式投資
- 押し目買いで失敗しないために押さえておきたい3つのポイント
当サイトには広告・プロモーションが含まれています。
当サイトでは、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。 当サイトを経由しサービスや商品のお申込みが発生した場合、各企業から報酬を受け取る場合がございます。初心者のための押し目買い簡単3ステップを大公開しちゃいます
株の買い方や売り方はそれぞれの投資のスタイルによってさまざまですよね。業績データや企業に関するニュースをチェックするのはもちろんですが、EPSやROEなどの指標を参考にしたり、チャートの動きを参考にする人もいると思います。
今回はチャートをつかった取引手法の中でも有名な「押し目買い」をとりあげます。
押し目買いの失敗で多いのは、押し目で買ったつもりでも高値で株を買ってしまうというものです。
そのような失敗を防ぐための押し目買いの注意点や、押し目買いで買い時を見つけるための3つのステップをなるべくわかりやすく説明していきます。
目次
チャートで見る「押し目買い」のポイント
株をやっていれば「押し目買い」という言葉は必ず聞く言葉だと思います。
「押し目買い」は初心者から上級者まで幅広く使われている投資手法なのでご存知の方も多いと思います。
失敗しないためのポイントを説明するにあたり、「押し目買い」とはどんな手法なのかを簡単に確認しておきます。
「押し目買い」とは「押し目」と呼ばれるポイントで株を「買う」ことを言います。
「押し目」とは一時的に下げ止まるポイントのことを指します。上昇途中の株の下げ止まりのポイントでその後の再上昇を見越して株を購入する手法です。
「押し目買い」の3つのポイント
押し目買いで失敗するためには3つのポイントを確認します。
- 上昇トレンドであることを確認
- 一時的に下げ始めた(押し)ことを確認
- 下げ止まった(押し目)ことを確認
下げ止まった(押し目)ことを確認したところで「押し目買い」をします。
詳しくは後ほど説明しますので、まずは「上昇トレンドであることを確認」と「一時的に下げ始めた(押し)ことを確認」について見ていきましょう。
「押し目買い」はチャートを見て判断する手法ですので、チャートを見ながら上昇トレンドであるかどうかを確認します。
上昇トレンドであることを確認するには移動平均線の25日線が右肩上がりになっているかを確認します。
さらに、株価が移動平均線の5日線よりも上で推移しているようなチャートが上昇トレンドだと考えられます。また、急激な上昇ではないことも確認しておくといいでしょう。
移動平均線よりも上で株価がどんどん上がり続けると、株価が移動平均線から大きく離れていくことがあります。
このかい離が大きくなると株価は移動平均線に近づくように下がる傾向にあります。この下落を「押し」と呼びます。
上昇トレンドでない場合にはどうするか?
「押し目買い」の大前提としてその株が上昇トレンドになっていることを確認する必要がありますが、もしも下降トレンドの株の場合はどうしたらいいのか?
下降トレンドの場合には「戻り売り」という手法を用います。
「戻り売り」は「押し目買い」の反対で、下がっている株が一時的に上昇したところで売るという手法です。
押し目を確認するための3つのポイント
上昇トレンドを確認する際に、移動平均線が右肩上がりになっていることを確認します。
その移動平均線が右肩上がりになり始めたところの安値から下げ始めた時点での高値を確認して上昇幅をみます。
その上昇幅の3分の1から2分の1まで下げてきたところを下げ止まりと判断して押し目買いをする方法があります。
例えば、200円あたりから上昇をはじめ、260円から下げ始めているチャートがあったとします。
この場合の上昇幅は「260-200」で60となります。
この3分の1から2分の1というと20から30ということになります。
260円が高値でしたのでそこから20から30下げてきたところ、つまり240から230が押し目だと判断する方法です。
この方法は大体の目安として考えておくのが無難です。下げ幅をスルーして下がり続けることもあるからです。
25日移動平均線に近づいてきたところで下げ止まり
チャートを見ていくと25日移動平均線からかい離が進むと下がり始め、逆に25日線に近づくと再び上昇するという動きをすることが多いことに気付きます。
ですから25日移動平均線付近まで下げてきたところを押し目と判断して押し目買いをするのも1つの方法です。
下げ続けている場面での買いは避けた方が無難
「押し目買い」のポイントは上昇トレンドの銘柄が下げ始めていることを確認し、下げ止まりを確認して買う、ということでした。
そもそも押し目買いは下がってきた株価が再び上昇することを見込んで買うものです。
つまり、その後の上昇が見込めないならば押し目買いでは損をしてしまうということになります。
ここまでで紹介した方法で押し目を判断したとしても、その後の上昇があるかどうかが重要になるわけです。
この判断は当然自己責任となるわけですが、少しでも安全に投資するのであれば、下がっている途中での買いを避ける、ことも視野に入れるといいかもしれません。
押し目をだいたい予測しておき、そこから再び上昇し始めたのを確認することで利益は小さくなるかもしれませんが、下げ続けて損切りで終わる、という事態は避けられるかもしれません。
押し目買いで押さえておきたい3つのステップをおさらいしておきましょう
「押し目買い」は上昇トレンドにある銘柄が一時的に下がりきったところで、その後の上昇を見込んで購入し、上昇したところで利益を確定する投資の手法です。
「押し目買い」を成功させるためには3つのステップを確認する必要があります。
1つ目は上昇トレンドであること。
下降トレンドにある場合は「戻り売り」という手法も検討してみるといいかもしれません。
2つ目のポイントは上昇トレンドにある株が下がり始めること。
株価は上がったり下がったりしながら推移していくものです。
上がりっぱなしという株は逆に危険かもしれませんよね。そして3つ目がしっかりと下がりきった「押し目」を確認する、ということでした。
3つ目の「押し目」を確認するためにはさらに3つのポイントがありました。上昇幅から目安の下げ幅を推定する方法、25日移動平均線を利用する方法、そして相場全体の動向も確認しながら再び上昇するタイミングを知ることです。
初心者のためにごく簡単に3つのステップに分けて説明してきました。
押し目買いについて知ることで高値で買ってしまい、損切りで終わるというリスクを減らすことができます。本記事の内容を参考にしていただければ幸いです。