• チャート上における、もみ合い相場に出現する上放れのシグナルとは!?
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もみ合い相場に出現の大幅な出来高は、上放れの重要なシグナル

2018年3月23日

チャートとは値動きを表したグラフや表の事であり、株価の推移を表しています。
株価は、買いの圧力と売りの圧力がぶつかり合って価格が決定され、買いの圧力が強ければ株価は値上がり、売りの圧力が強ければ株価は値下がりします。
買いの圧力と売りの圧力とが拮抗していればもみ合いの状態です。

もみ合いの期間は短い時もあれば長い時もあり、長い時は数年に渡ることもあります。
もみ合いの状態がずっと続くという事はなく、値上がりか値下がりかどちらかに動くことは絶対です。

しかし、多くの市場参加者はこのもみ合いの期間に耐えることができず早くに動き出してしまい、失敗となるケースが少なくありません。

このもみ合いをじっと観察し、その後の上昇となる前兆やシグナルを見つけだすことができれば大きな利益獲得も間違いないでしょう。
チャート・もみ合い・前兆・シグナルをじっと観察し自信を持った判断で株式投資することができれば、その後の結果は喜びとなるはずです。チャート上におけるもみ合い後の上放れには、どのような前兆やシグナルがあるのでしょうか。じっくりと観察することが必要です。

チャート上におけるもみ合いの意味とその背景・裏に隠されたエネルギーの蓄積

前場はもみ合いの相場、もみ合いで小幅な値動き、もみ合いとなり方向感に欠けるなどと言う言葉を聞いたことがあるでしょう。

ニュースやネットでも頻繁にこのもみ合いという言葉が使用されています。株式相場のもみ合いとはどのような意味があり、もみ合いの背景には何が隠されているのでしょうか。

もみ合いとは一定の範囲内で値動きが上下繰り返すこと・方向性が定まらないこと

株式市場でもみ合うとは、ある一定の範囲内で値動きが小幅に上下繰り返すことを表しています。

大きな値上がりも値下がりもなく方向性が定まらない状態です。
これは買いの圧力と売りの圧力が半々の状態であるために、それぞれの圧力が拮抗し価格が停滞しているのです。

つまり、これは今後値上がりするのか値下がりするのかわからないということであり、市場参加者は材料となる情報を待っている状態ともいう事ができます。
もみ合いの背景には買いの圧力と売りの圧力とがぶつかり合い、その圧力が吸収しあってエネルギーとなり蓄積されているのです。
エネルギーが大きければ大きいほど、その後の値動きも大きいと捉えることができます。

もみ合いとは様々な言葉で表現され、レンジ相場やボックス相場、横ばい、保ち合いなどとも言われることがあります。

もみ合い後に上に抜けるとは、上値抵抗線を突き破る大きな買い圧力のこと

もみ合いが続いたあとに値上がりするとはどのような時なのでしょうか。
もみ合いの期間が長い期間であるのか、それとも短い期間であるのかという違いはあっても、永遠にもみ合いが続くという事はありません。もみ合いの後には必ず値上がり、または値下がりするのが相場です。

そのシグナルを見つけることができれば、大きな利益を捉えるチャンスという事ができます。

上放れという買いシグナルは、買いの圧力が強まり上値抵抗線を突き破ったとき

もみ合いは一定の範囲内で小幅な値動きをする事ですが、この一定の範囲内を抜けると値上がりか値下がりか、どちらかのシグナル出現と捉えることができます。

上放れの買いシグナルは、今まで上値の抵抗となっていた抵抗線を抜けたときです。

売りの圧力よりも買いの圧力が強いために、上値抵抗線を突破することができたのです。

上値抵抗線とは高値と高値とを結んだ線のことであり、この抵抗線を抜けると市場のエネルギーを吸収し株価は上昇すると予想されます。
もみ合いでは、この上値抵抗線に抑え込まれている状態です。
しかし何かをきっかけに買いの圧力が強まり買いのエネルギーが吹き上がり上値抵抗線を突き破ることができれば、株価は大きく上昇し上放れとなるのです。

長いもみ合いは上放れの確率高く、出来高を伴えば大きな上昇エネルギーの蓄積と判断

一定の範囲内で小幅な値動きが続けば続くほど、市場参加者は今後の値動きを見守っていると判断することができます。
売りの圧力と買いの圧力が拮抗している状態で、これに更に出来高が急増すれば上放れの確率は高いということです。

株価が大きく値上がりした後、売り圧力が強ければ株価は下落します。

しかし、それがもみ合いという状態であれば売り圧力と買い圧力が拮抗しており、買い圧力が大きく下支えしている状態と判断することができます。
つまり、更なる値上がりを予想している市場参加者が多く、買い集めている状態ということができます。

そのため、もみ合い後は更なる値上がりを期待することができ、その出来高が大きければ大きいほど勢いを伴った大きな値上がりを予想することができると言えます。エネルギーを蓄えて爆発する準備段階と表現することもできます。

上放れが出現するシグナルは大幅な出来高・企業業績や決算時期などにも注目

もみ合い後に上放れが起こる前兆を見つけることができ、またそのシグナルを捉えることができれば大きな利益を得られるという事ができるでしょう。
そのシグナルとは一体どのようなものなのでしょうか。また、そのシグナルはどのような時に出現するのでしょうか。

上放れが起こる前兆と見極めのシグナルは、大幅な出来高がカギ

上放れが起きる前兆は、大きな出来高を伴うということです。
もみ合いは市場エネルギーを蓄えている状態で、市場参加者は材料となる情報を待っている状態です。出来高もほぼ横ばいで売りの圧力と買いの圧力が拮抗していることを表しています。

そこに、大幅な出来高が伴うと勢いを持った上昇、蓄えたエネルギーを爆発させるように上昇していくと捉えることができるのです。
売りの圧力よりも買いの圧力が強まり、大幅な出来高はその後の上昇を予想させるシグナルということができるでしょう。

株価の値動きだけでなく出来高にも注目をすると、上放れのシグナルをつかむことができます。
また、個別銘柄では企業業績や決算時期、信用取引なども影響しています。市場参加者は、どのような見方をしているのか、今後どのような期待をしているのか、何に注目をしているのかなどを様々な角度から分析することが重要になります。

それにより、今後大きな上昇となるのかどうかを判断することもできるのです。

チャート上のもみ合いに大幅な出来高が伴えば、上放れのシグナルと判断できる

株式相場はリスクを伴うものですが、相場全体を様々な観点から見極め判断することができれば決して怖いものではありません。
株式相場ではチャート上に多くのシグナルや前兆が出現していますが、何のシグナルも前兆もないという状態の時も少なくありません。

特に相場が停滞しているもみ合いの相場では売りの圧力と買いの圧力とが拮抗しており、方向性が定まっていないことを表しています。
相場は、次に発表される材料である情報を待っている状態です。

しかし、多くの市場参加者はこのもみ合いの相場に耐えることができず、早々と動き出してしまいます。
結果、予想とは違う方向に動いたということになり、株式相場はリスクが高いとなるのです。

このもみ合いの相場でもじっくりと耐え観察し好機をつかむことができれば、その後の大きな上放れを捉えることができるのは必然です。
出来高を伴うシグナルを見逃さず、上放れとなるチャンスを捉えることができるかということが重要なのです。それができれば、たとえ予想外のリスクに直面したとしても慌てずにしっかりと現実に向き合うことができるはずです。

また株式相場は企業業績や日本経済だけでなく、世界経済や金融、政治、為替、地政学リスクなど様々な要因が絡み合って株価が決定されています。
それら要因を様々な観点から観察し分析することで、今後の動きを判断しシグナルを見つけることにつなげることもできるのです。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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