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- 急騰からの買いパターンはシンプルで利幅が取りやすい!ただし注意点も
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静かなチャート上に突然現れる買いパターン、出来高と大陽線をともなう「急騰」です。
成功すればかなりの利幅を取れることから、上級者に人気。
特に、高値更新時の急騰買いは、それを繰り返すシンプルな手法で「億り人」となった例も多く、鉄板の買いパターンです。
とはいえ、初心者には難しい手法なのかというと、そのようなことはありません。
わずかな注意点やコツを知ることで、初心者でも急騰買いのパターンを使いこなすことができます。
今回は、その注意点やコツを徹底解説していきます。詳しく見ていきましょう。
目次
急騰買いに適したチャート形状かをしっかり見極めよう
高値更新からの急騰買いをマスターするには、チャート形状から買いサインを見抜く必要があります。
これにはいくつかのコツがあり、判断を誤ると反落してしまいます。
急騰時は相場のボラティリティも大きくなっているため、下がるときも早いのです。大きな損失を被る原因となるため注意しましょう。
ここから、どのようなパターンが高値更新時の急騰買いとなるのかを解説していきます。
トレンドフォローの買いパターン、急騰買いのチャートは?
急騰買いは、トレンドフォロー戦略に分類されます。
トレンドフォローは順張りともいわれ、価格が上昇したことをサインに、追いかけるように買いを入れる戦略。
トレンドフォローの反対は逆張りといわれ、価格が下落したときに買い、上昇したときに売ることを狙いとする戦略ですが、さらに下落が進むこともあり実は上級者向け。
トレンドフォロー戦略は単純明快なことから初心者でも利益を狙うことが可能です。
特に、大陽線を伴う急騰+高値更新という今回紹介する手法は、単純明快でありながら、株価が勢いづいているときにエントリーするため膨大な利益を狙うことができるのです。
「山」では、買いが買いを呼ぶ状態になりやすく、それに乗っかって高値まで連れていってもらうのが基本戦略となります。
それでは、高値更新+急騰買いの買いパターンとは、どのようなものなのでしょうか?
大陽線と出来高急増で、急騰買いパターンは簡単に見抜ける
高値更新+急騰の買いパターンは、以下のように形成されることが一般的です。
キーワードは、「高値更新」「急騰」に加え、「大陽線」「出来高急増」です。
②上昇の強さがなくなり、一時的に反落による安値を迎える
③買い手優勢となり、再び高値を迎える(2回目の高値。チャート価格は1回目と同じ地点)
④出来高急増と太陽線をともない、1回目と2回目の高値を結んだラインを更新しながら急騰する
このようなチャート形状における絶好の買いポイントは、1回目と2回目の高値を結んだラインを超える瞬間(⑥)です。
1回目の高値を迎えた後の一時的な反落(②)が重要で、これを伴っていなければ成功率が下がります。
たとえば、1回目の高値を迎え(①)そのまま上昇が続いた場合、その地点が買いポイントとなりそうなものなのですが、そうはなりません。
これにはレジスタンスラインという考え方が関係しており、詳しくは後述したいと思います。
ちなみに、1回目の高値を迎えた後の一時的な反落(②)は、反落をともなわないもみ合いのこともあります。
もしくは反落とはいえず、わずかな調整しか見られないこともあります。
一時的な反落(②)をともなわなければ成功率が下がると上述しましたが、1回目の高値地点で上昇できず、2度目でクリアできていればOKです。
反落はそれを示すサインに過ぎないので、反落ではなくもみ合いでも条件は満たしています。
急騰買いはわかりやすい買いパターンで初心者にもおすすめ
急騰での買いパターンは非常にわかりやすく、しかも効果的。
上級者向けと考えられていますが、いくつかのポイントを押さえておけば初心者の強い味方となります。
たとえば、急騰時の空売り戦略をご存じでしょうか?
高値更新+急騰の買いが成功すると、ときに5倍、10倍といった値上がりをすることがあります。
そのときを見計らい、天井付近で空売りする戦略が急騰時の空売り戦略です。
しかしこの急騰時の空売りは、初心者が絶対にやってはいけない例の1つといわれています。
多くの投資本や、上級者のアドバイスで頻繁にそのように忠告されています。
それはなぜかというと、急騰時は買いが買いを呼ぶ状態になっているため上へ向かう力が強く、そこで空売りすると膨大な損失を被る危険性が高いからです。
裏を返せば、急騰時は買い一色に染まるほど強い相場。
初心者こそ、このようなわかりやすい相場からマスターすべきといえるでしょう。
絶対に空売りしてはならないポイント。つまりそこは、絶好の買いポイントといえるのです。
また、高値更新+急騰買いの手法は、テクニカル指標による複雑な分析が不要なのも初心者にうれしい点。
ローソク足と出来高さえあれば、正確な買いパターンの判断が可能です。
買いパターンかどうかを分析するためには、高値を更新しているか、大陽線が出ているか、出来高が増えているかさえわかれば十分だからです。
たしかに、高値更新時に投資することは高値掴みする可能性が高くなるので、初心者には向かないという意見もあります。
しかし、やはり投資の基本はトレンドフォローでしょう。
逆張り戦略もトレンドフォローも上級者にかかれば膨大な利益を生み出しますが、逆張り注文はどこが押し目かわかりにくいため、買いサインが明確な急騰買い(トレンドフォロー)のほうが初心者に向いているでしょう。
ただし、急騰買いはチャートが荒れているときに仕込む手法であることから、あくまでテクニカル分析による短期の勝負とするほうが初心者にとっては無難です。
短期の勝負である以上、損切り注文も必須。この点は押さえておきましょう。
これだけ理解していれば、高値更新+急騰買いを恐れる必要はありません。
高値掴みをしないためには上昇トレンドの確認を入念に
高値更新をともなう急騰買いは、当然ながら高値掴みをしてしまう可能性が高くなります。
そこで高値掴みを避けるコツを知る必要があります。
このことが急騰買いは上級者向けのであるとのイメージを作り上げていると思いますが、ポイントを押さえておけば心配はいりません。
高値掴みをさけるためのポイントとして、本物の上昇トレンドかどうかを確認しておくこと、レジスタンスラインの考え方を知ること、などが挙げられます。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
高値更新後の反落(だまし)に注意!上昇トレンドのチェックは必須
投資家をがっかりさせる現象に、だましと呼ばれるものがあります。
だましとは、買いパターンが成立しているにもかかわらず、その後値下がりしてしまうこと。
たとえば、高値更新+急騰買いのだましの典型例は以下のようなものです。
②上昇の強さがなくなり、一時的に反落による安値を迎える
③買い手優勢となり、再び高値を迎える(2回目の高値。チャート価格は1回目と同じ地点)
④出来高急増と太陽線をともない、1回目と2回目の高値を結んだラインを更新しながら急騰する
⑤しかし、1回目と2回目の高値を結んだラインを割り込み、下降トレンドを継続する
高値更新+急騰買いでだましとの遭遇を少なくするためには、上昇トレンドかどうかをしっかり確認してから購入することがポイントとなります。
もちろん、これで100%だましを避けられるかというとそのようなことはありません。
しかし、上昇トレンドの確認を怠って購入すると、だましとなって下降トレンドを継続する可能性が高くなってしまいます。
それでは、どのように上昇トレンドを確認すればいいのでしょうか?
まず見るべきは、1回目の高値を迎える前(①の前日~1ヶ月ほど)です。
この部分の日足が上昇トレンドでなければ、だましに遭遇する可能性が高くなります。
とはいっても難しく考える必要はなく、ローソク足が緩やかに上を向いていればOK。
もしくはチャートを日足で表示し、25日移動平均線よりローソクが上にいる状態で急騰(①)がスタートしていれば、上昇トレンドの可能性が高いでしょう。
ただし、週足や月足は短期の急騰とあまり関連性がありません。あくまで日足でのチェックがベストです。
また、これはだましとは異なりますが、急騰買いのサインが出現してから1.5倍ほど上昇した後、一気に反落するパターンもあります。
これは一時的には利益を得るチャンスがあったのに売り時を誤ったケース。大きな損失を被る原因となります。
トレール注文や逆指値注文などを引き上げつつ、しっかりと利益確定売りするようにしましょう。
まとめると、高値更新+急騰買いは、基本的に上へ向かっている途中(上昇トレンド)の株に対してアプローチすべきと心得ましょう。
そうすることで、だましに遭遇する可能性を低くすることができます。
上昇トレンドはチャートを見ることで分析可能なので、怠らないようにしましょう。
その急騰は本物の上昇トレンド?見極める方法3つ
高値更新+急騰買いは、下降トレンドでアプローチしてしまうと反落やだましに巻き込まれる可能性が高くなります。
そうならないために、上昇トレンドを見抜くポイントを3つ列挙します。
◎分厚い売り板が待ち構えていないかチェックする
あらかじめ待ち構えるように大量の売り注文が入っている場合、それがレジスタンス(抵抗)となって値上がりを阻む可能性が高くなります。
急騰の開始から、その1.5倍高い株価までの間、さばききれないほどの売り注文が集中していないかチェックしましょう。
それがないことを確認すれば、スムーズに買い上がっていくことが予測されます。
◎その銘柄が盛り上がっているかをチェック
銘柄の売買が盛り上がっていることが、高値更新+急騰買いでは重要となります。
なぜなら、急騰後さらに上昇するためには買いが買いを呼ぶ展開が欠かせないからです。
これを見るためには出来高急増を確認すればOK。
高値更新とともに大陽線が出現しますが、チャート下部などに表示される出来高も急増していればなお上昇トレンドが濃厚となります。
◎大型株よりは小型株のほうがベスト
高値更新+急騰の買いパターンでは、値動きの軽い小型株のほうが買いが買いを呼びやすくなります。
大型株などでももちろんいいのですが、機関投資家などが絡んでくると猛烈な売り注文が入ったり個人投資家の力だけで上昇しにくかったりして、利幅は取りにくくなります。
そもそも、急騰が発生する割合も大型株より小型株のほうが高いでしょう。
なぜ急騰は鉄板の買いパターンなのか?レジスタンスラインを知ろう
なぜ高値更新+急騰が有効な買いパターンとなるのでしょうか?
株価は下げたときに仕込んでおくものというイメージが強い方もいるかもしれません。
それにもかかわらず、高値更新+急騰が買いパターンとなるのは、「レジスタンスライン(抵抗線)」という考え方が理由です。
レジスタンスラインとは、売り圧力が局地的に強くなっている価格帯のラインのことをいいます。
もう一度、高値更新+急騰買いの典型例を確認しておきましょう。
②上昇の強さがなくなり、一時的に反落による安値を迎える
③買い手優勢となり、再び高値を迎える(2回目の高値。チャート価格は1回目と同じ地点)
④出来高急増と太陽線をともない、1回目と2回目の高値を結んだラインを更新しながら急騰する
上述では、1回目の高値(①)と2回目の高値(③)を結んだ直線のラインがレジスタンスラインに相当します。
つまり、高値と高値を結んだラインがレジスタンスラインです。
そして高値更新+急騰の買いパターンが成功しやすいのは、レジスタンスラインを超えたポイントで買い注文を入れたときです。
1回目の高値(①)がたとえば株価1,000円だった場合、①ではそれ以上(1,001円以上)へ超えていく買いの強さがなかったことを意味します。
言い換えれば、1,000円の地点で、買い手よりも売り手が強くなったために反落(②)へ向かったのです。
そして、2回目の高値への試し(③)では、もう一度1,000円を超えられるかどうかが分かれ目となります。
1回目と同様に、集中している売り圧力に負けてしまうのか、それともその壁を破って上へ抜けていくことができるのか。
出来高急増と太陽線をともない、1回目と2回目の高値を結んだライン(レジスタンスライン)を更新しながらの急騰(⑤)は、その売り圧力を突破したことを示すため買いパターンとして機能するのです。
もし1回目の高値(①)で購入していた場合、その後の一時的な反落に巻き込まれていたことになります。
なぜこのような失敗が起きるかというと、1回目の高値(①)の時点ではレジスタンスラインがどの価格帯にあるのか不明だからです。
しかし、2回目の高値へ(③)とその突破(④)が、出来高急増と太陽線をともなっていることにより、強力な売り圧力を突き抜けたことがわかります。
これにより、「やっぱり1回目と2回目を結んだラインは、レジスタンスラインだったのだ」と初めてわかり、明確な買いパターンであることが判明します。
そのため、出来高急増と大陽線がサインとなるのです。
1回目ではなく、2回目の高値への試しを待ち、強い大陽線と出来高急増を待ってからエントリーするのは、このような理由があるからなのです。
高値更新買いの注文方法として、逆指値注文を使いこなそう
高値更新+急騰買いのパターンを上手く使いこなすためには、注文方法が鍵となります。
そこでぜひマスターしたいのが、逆指値注文です。
逆張り戦略と指値注文は相性がいいことが知られていますが、高値更新+急騰買いは逆指値注文と相性が抜群。
逆指値注文を使いこなすだけで、新規発注とストップロスオーダー(損切り注文)のどちらにも対応可能です。
買い注文の方法と売り注文の方法を、それぞれを詳しく確認しましょう。
急騰買いは逆指値注文による自動エントリーが便利
急騰買いを実行するポイントは、レジスタンスラインを超えたポイントです。
それ以上でもそれ以下でもなくピンポイントを責める必要があります。
逆に言えば、買うポイントに迷いがなく、明確であるということ。
そのため、あらかじめ逆指値注文を発注しておくことで対応するのがおすすめです。
高値更新+急騰買いで逆指値注文を用いるメリットはいくつかありますが、代表的なのは買うタイミングが遅れる恐れがないこと。
急騰買いにおいて懸念すべきは高値掴み。その1点です。
レジスタンスラインを超えて買いパターンが出現したときにすぐ購入せず、少し上昇してから追いかけるように購入するのは非常に危険です。
買いパターンが現れてからタイミングを逃さない自信があるのであれば手動注文でも同じことなのですが、逆指値注文をトリガーにするとなお安心です。
具体的にトリガーを仕込むポイントは、1回目の高値(①)のすぐ上、つまりレジスタンスラインを超えたポイントがおすすめです。
損切り注文は必須。レジスタンスラインの真下にストップロスオーダーを
購入時だけではなく、ストップロスオーダー(損切り注文)を逆指値注文で対応可能です。
繰り返しとなりますが、新規高値+急騰の買いパターンは、出来高も急増しており相場が荒れているため、ストップロスオーダーを用いなければ大きな反落に巻き込まれる恐れがあります。
ストップロスオーダーを用いていない状態で反落に巻き込まれてしまい、売りたくても売れない状態は、いわゆる塩漬け状態です。
急騰買いは「高く買い、さらに高く売る」という戦略のため、ある程度高い価格で買っているので、二度と購入時の株価に戻ってこない可能性もあります。
特にこの戦略を用いる場合、絶対に塩漬け状態にはしないという強い覚悟を持つべきなのです。
そのため、高値更新+急騰買いでは必ずストップロスオーダーが必須なのです。
それでは、ストップロスオーダーはどの地点に発注しておくべきでしょうか?
高値更新+急騰買いの戦略においては、レジスタンスライン(①③を結んだライン)を割り込んだところに入れておくと理にかなっています。
もともとレジスタンスラインを超えたところが買いポイントとなっているので、レジスタンスラインを割り込むケースではその前提が崩れているといえるからです。
とはいえ、これが唯一の答えではありません。
高値更新+急騰買いでは大陽線をともなうなど相場が荒れているため、レジスタンスラインのすぐ下だと簡単に引っかかってしまうこともあります。
相場が荒れていると、上昇トレンドは継続していても一時的な拍子で大陰線が現れてレジスタンスラインを割り込むこともあるからです。
そのためレジスタンスラインのすぐ下ではなく、余裕を持たせることも考えられますが、そうすると損切りした場合の損失が大きくなることからリスキーに。
ストップロスオーダーをどこに設定するのかはこのように難しいのですが、レジスタンスラインのすぐ下を基本とし、好みでアレンジするといいでしょう。
高値更新をともなう急騰は、効果的な鉄板買いパターン
ここまでの解説通り、高値更新をともないながらの大陽線は、コツはあるものの初心者にも実行可能な鉄板の買いパターンです。
通常の手法よりはリスクが大きめではありますが、大きな利幅を取れるので投資額を調節するなどしながら挑戦するのがおすすめです。
最後に、この手法のポイントをもう一度振り返りましょう。
新規高値+急騰買いを成功させるためのポイントは以下の通りです。
・レジスタンスラインを明確に意識し、超えたところでエントリーする
・2回目の高値の試しを待ってからエントリーする(1度目ではエントリーしない)
・出来高急増と大陽線をともなっているかどうかを確認する
・必ずストップロスオーダーを用いてリスクをコントロールする
新規高値+急騰買いは、決して勝率が高い手法ではありません。
3回中1回成功すれば御の字、まさに「損小利大」の手法なのです。
そのため初めのうちは成功しないかもしれません。
しかし、うまくいった1回で大きく利幅を取れるため、トータルとしては有力な手法。うまくいけば素早く資産を増やしていけるはずです。
この記事を参考にし、高値更新+急騰からの買いパターンをぜひマスターしてみましょう。