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- 株式会社はなぜ株式を発行するの?株を買うとどうなる?
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株式会社、株式、株、カブ。こういった言葉は毎日の生活の中でよく見聞きしますよね。
「株で儲かった」「株で失敗した」「株価が上がってきた」などのように、株を通じて利益をえたり損をしたりすることもあります。
では、「株」と言われるものがそもそもどんなものなのかみなさんはご存知でしょうか?
株式について知りたい方、これから株への投資を始めようとしている人のために、そもそも株式がどんなものか、株を購入するということは何を意味するのか、について一緒に見ていきましょう。
目次
株式っていったいなに?なんのために発行するの??
株式会社を始めるためには資本金が必要です。
これを個人で用意しようとすると大変なことです。
会社に資金を提供してくれた人に、どれだけの資本を提供してもらったかを証明するためのものが株式です。
会社が活動していくためには設備や商品などを作るための資金が必要です。
こういった資金の元手となるものを資金といい、この資金を大勢の人たちに出してもらっている会社を株式会社と言います。
株式会社に資金を出資した人、つまり株式を持っている人のことを株主と呼びます。
株式を発行する理由 どんな時に発行する?
株式は会社が活動するために必要な資金を集めるためのものです。
会社が資金を集める方法には主に3つの方法があります。
一つは銀行などの金融機関から借金する方法、次に個人や会社から借金する方法、そして株式を発行する方法です。
株式は会社の活動資金を調達するために発行します。借金に比べて株式による資金調達は返済や利子のことを考えなくていいので都合がよいのです。
株式の購入するということ メリットとデメリットは?
株式を購入するとその株式を発行している会社の株主になります。株主というのはその会社の持ち主です。
株主になると会社の経営方針や利益の使い道について意見を言ったり決定する権利を持ちます。
なぜ株式を購入するの? 株式を購入するメリット
株式を購入する前に購入するメリットとデメリットをおさえておきましょう。
株式を購入するメリットには大きく4つあります。
1つ目はすでに紹介したように、株主となった会社の経営方針に対して意見を言ったりより詳しく知ることができる点です。
興味のある会社の株式を購入する際などには大きなメリットになると思います。
2つ目のメリットは値上がり益と呼ばれるもので、おそらく多くの人がこの値上がり益を目当てに株式を購入するのではないでしょうか。
値上がり益とは購入した代金よりも値上がりした時に生じる利益で、株価の急騰などのうまく乗ることで出資金額の数倍の利益を上げることも可能です。
3つ目が配当です。
株を買った会社が上げた利益のうち一部を株主に還元する「配当金」を出している会社があります。
この配当金は一律ではなく会社の業績などによって決まります。
そのさい株主は意見を言ったりすることもできます。配当金は決算時に持ち株数に応じて受け取ることができます。
株式を持っているだけで毎年決まった時期に一定額を受け取れるというのがメリットです。
4つ目は株主優待です。株式会社の中には配当金とは別に、株主に対して利益を還元しているところもあります。
株主優待とは各企業の製品やサービスなどが無料で贈呈されるものです。この優待が目当てで株を購入する人も増えているようです。
購入前に確認しておきたい 株式購入のデメリット
株式の購入についてメリットを見てきましたが、どうぜんデメリットもあります。デメリットを確認せずにメリットばかりに目が行きがちですが、デメリットを理解した上で株式を購入することが重要です。
デメリットでまず押さえておきたいのは売買損です。
メリットの2番目で紹介した値上がり益の反対です。自分が購入した株がいつでも値上がりするわけではありません。株価はいろいろな理由で上下します。
業績がどれだけよくても株価が下がることもないとはいいきれません。株価が下がりつづけると損を少しでも少なくしようとして持っている株を手放すことになります。
その時の損が売買損と言われます。
次に知っておきたいデメリットは、あなたが買った株の会社が倒産した時にはその株式はただの紙切れになってしまう、ということです。
売買損を防ぐには企業の情報を集め、下がったならなぜ下がったか、株が上がっているときにはなぜ上がっているのかをしっかりと見極めることが必要です。
また倒産のリスクについては普段からその企業についての情報を集めておけば回避することは難しくありません。
株式を買いたい!どうすればいいの?
株式を購入しようとしても、どうやって購入したらいいのか分からない場合もあります。
株といってもスーパーやデパートでは売っていないのでどこで買えばいいのかも迷ってしまいますよね。
そこで、株式を購入するための方法を5つのステップに分けてご紹介します。
- ステップ1 証券会社に口座を開設する
- ステップ2 口座にお金を振り込む
- ステップ3 どの株を購入するか決める
- ステップ4 買い注文を出す
- ステップ5 取引が成立する
株式はどこでも買えるわけではありません。証券会社の口座を通じて売買することになっています。
証券会社の口座は銀行口座と同じようなもので口座を開設しそこにお金を振り込むかたちになります。
最近ではネット証券が主流ですのでネット証券で口座を作ることをおすすめします。講座の開設は無料です。
ネット証券をおすすめする理由は株式の売買にかかる手数料が比較的安いことです。
銀行の口座と同じく取引をするのに手数料がかかるのですが、ネット証券であればこの手数料が非常に安くなります。
株式に投資するお金を口座に振り込みます。銀行振り込みやネットバンクでも対応できます。
株式を買うたびに現金で支払うのではなく、口座からのお金で株を購入します。
どの株を買うのかを決めます。
株を買うメリットやデメリットはすでにご紹介しました。
慣れないうちはよく知っている会社の株を選んだり、必要な資金が少ない株を選ぶのもいいかもしれません。
買う株が決まればあとは証券会社に注文を出すだけです。
注文の出し方はどの株をどれだけ買うかという注文を出します。
注文には自分で買いたい金額を指定する指値注文と、いくらでもいいのでとにかく買うという成行注文があります。
最近ではスマホからでも注文ができるので便利になりました。
取引が成立することを約定といいます。
約定するとあなたが注文を出した株があなたのものとなり、その会社の株主になります。
指値で注文を出した場合、指定した金額で売りたい人が現れない限り約定しません。
どうしても購入したい場合は金額を上げるか成行での注文に切り替えましょう。
株を発行する理由と、株の買い方 慣れてしまえば簡単です
株式会社は企業活動のための資金を株式を発行することで集めています。
株式を購入するということはその会社に資金を出資するということです。株主になるということはその会社のオーナーになるということも意味します。
株を買う際にはそのメリット・デメリットをよく理解して購入するようにしましょう。
はじめは難しいと感じることもあるかもしれませんが、慣れてしまえばそれほど難しいものではありません。
まずは口座を開設してみるところから始めると、具体的な操作方法もわかるのでより身近に感じられると思います。