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- 株の値動きは不規則に見えるが実はパターンがあること
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株の値動きにはパターンがあることをご存じですか。
値動きのすべてではありませんが、いくつものパターンがあり、これらのパターンが随所で出現をします。
多くのパターンを知り、得意なパターンを持つことで、次の展開が予測しやすくなり、より多くの利益を出せる可能性があります。
よく出現するパターンや得意パターンを持つことの重要性、売りのポイントや方針、逆指値注文の活用方法についてなど、株式投資を始めて間もない方は、ぜひ参考にご覧ください。
目次
相場にはパターンがある。パターンを立てたらシナリオ通りに売買する
株の値動きにはたくさんのパターンがあり、これらのパターンを把握することで、取引チャンスが拡大し、勝率が高まる可能性もあります。
自分の得意パターンを作れば、そのパターン時のみ取引をするだけで利益を得続けることも可能です。
不規則な動きに見える相場にパターンがあること、自分の得意なパターンを持つことが、勝率アップや利益アップに繋がることなど、確認していきましょう。
株の値動きは一見不規則に見えるがよく出現するパターンがある
相場は常に上がり下がりを繰り返しながら、上昇トレンドや下降トレンド、レンジ相場などを形成しています。上がると思っても下がったり、下がると思っても上がったり、そろそろトレンドが終わると思っても延々とトレンドが続いたりなど、さまざまな動きをします。
しかし、これらの動きは、一見すべて不規則な動きをしているように見えますが、値動きのパターンが多く出現している場合も少なくありません。
すべてがパターンということはありませんが、要所要所によく出現するパターンがあり、これらの値動きのパターンを把握しておくことで、相場の動きを予測することができます。
多くのパターンを知っておけば「この値動きは●●のパターンに似ているから、次は上昇するかもしれない」「■■のパターンである可能性が高く下落するだろう」など、現状の相場を見て、知っているパターンに照らし合わせ、次の展開の予測ができます。
これにより、今までは考えられなかった売買ポイントを見つけることができ、取引チャンスが広がります。
自分の得意パターンを1つでも多く持つことは勝率・利益アップに繋がる
株の値動きパターンは非常に多くの種類がありますので、すべてを覚えることは難しいですが、少しでも多く自分の得意パターンを持つことを意識しましょう。
動きや仕組みをしっかりと理解した得意のパターンを持つことで、自身の必勝パターンの取引が作れるようになります。
「この展開は間違いなく▲▲パターンなので、■■のタイミングで株を買えば儲かる」「●●なパターンなので、この後下落するから今の時点で株を売っておこう」など、自分の中で「この場面であれば絶対に勝てる!」というパターンができ、勝率の高い取引ができるようになります。
1つでも2つでも勝率の高いパターンを持つことができれば、そのパターンが出現する時のみ取引を行えば、高い勝率を残せる可能性があります。
得意パターンを作る→そのパターンの時は勝率が高くなる→パターン出現時のみ取引をする→取引の勝率が高まる→利益が増える可能性と、上手くいけば、毎回安定した勝率・利益を出すことができるかもしれません。
買いだけでなく、売りの方針も事前に決めておくことが大事
相場の動きのパターンを把握しても、買いと売りのタイミングを間違えば、利益を得れなかったり、負う損失が大きかったりします。
「●●になったら買う」「▲▲になったら売る」というポイントを決めておくことが安定した取引・勝率へと繋がります。ここでは、売りのポイントについて、利食い売りや損切り売りについて確認していきましょう。
売りのポイントは? 利食い売りと損切り売りのポイント
買いのポイントだけでなく、売りのポイントや方針を決めておくことは大事です。
せっかく相場のパターンを把握しても、肝心の売りのタイミングが悪いと、利益が減ったり、損失が拡大したりしてしまいます。利益を得る利食い売りと、損失を負う損切り売りがあり、どちらも感情に左右されずルール化して対応することが大切です。
「利食い売り」
利食い売りとは、利益確定売りのことで利確とも言われます。株が買った時よりも上昇し、含み益を抱えた状態で売って利益を確定することです。相場の動きの得意パターンを把握し、これから下がる可能性が高いと予測できる展開では、迷うことなく利食い売りをしましょう。利食い売りをためらっていると価格が下がってしまい、含み益が含み損に変わって、塩漬け状態になる場合もあります。「また上がるだろう」と淡い期待は持たずに、「これから下がりそう」と予測できた場合は迷わずに利食い売りするようにしましょう。
毎回その時の感情で利食い売りのタイミングを決めると、勝率や利益率にムラができますので、できれば「株価が●●円になったら利食い売りする」「▲▲円分上昇したら売る」などルール化して取引するようにしましょう。
「損切り売り」
損切り売りは、含み損をこれ以上拡大させないために売って損失を確定させることで、損切りとも言われます。
利食い売りは含み益の状態で利益を確定させるための売りで、損切り売りは、含み損の状態で損失を確定させるための売りです。利益が出るのが1番良いですが、取引は必ず勝てるわけではないため、勝つことも負けることもあります。
勝ち負けがあっても、「勝つ時は大きな利益で負ける時は小さな損失」であれば、利益を出すことが可能で、負ける際の損失を最小限に抑えるために損切り売りを行います。利食い売り同様、損切り売りも躊躇なく行うことが大事で、「もう少し待てば上がるだろう」と待っていると、余計に下落して損失が拡大する可能性があります。「−●●円になったら」「▲▲円下落したら」など損切り売りルールを決めて、感情に流されないようにしましょう。
逆指値注文を利用してシナリオを実行するのも1つの手段
逆指値注文を活用していますか。
普段、仕事などでパソコンの前に張り付けない方でも、逆指値注文などを上手く活用すれば、自分の希望のタイミングで買ったり、損切りすることが可能です。ここでは、逆指値注文の内容や特徴、活用方法について、確認していきましょう。日中忙しい方ほど、こういった注文方法を駆使して取引していく必要があります。
日中仕事の人は逆指値注文を利用することで自分のシナリオを実行できる
逆指値注文は、指定した価格よりも高くなったら買って、安くなった場合は売ることができる注文方法です。
指定した価格よりも安くなれば買い、高くなれば売りを行う指値注文とは逆になります。普段じっくりとパソコンやスマートフォンで相場を見れて、取引できる時間があればいいですが、仕事や家事などで、日中パソコンやスマートフォンを扱えずじっくりと取引できない方は、逆指値注文を利用して、自分のシナリオ通りに注文することもできます。
相場のパターンを把握した上で、「●●円よりも上がったら買い」と逆指値注文を出しておけば、相場を見れなかったとしても、株価が上昇すれば希望の価格で取引ができます。逆も同様で、「●●円よりも下がれば売る」という注文も出しておけます。逆指値注文を使えば、相場が急激に下落する際に損切りができ、リスクヘッジすることが可能です。設定して注文するだけですので「時間がないから思うような取引ができない」と悩むことも少なくなることでしょう。
逆指値注文はチャンスを活かす取引や損失を防ぐ取引に活用
逆指値注文は、上がれば買い・下がれば売りの注文ですので、上がれば買いではチャンスを活かすような取引、下がれば売りでは損失を防ぐような取引が可能です。チャンスを活かす取引では、「この価格を超えれば大きく上昇しそう」というラインを指定しましょう。わかりやすいのがレジスタンスラインです。
上値抵抗線であるレジスタンスラインを価格が下から上へ突き抜ければ、それまでの下降トレンドから上昇トレンドへと転換をし、大きく価格が上昇する可能性があります。そのため、レジスタンスライン付近を逆指値注文の価格に指定しておけば、ブレイクしたタイミングでいち早く買うことができ、相場に張り付いていなくても、大きな利益を得れるチャンスがあります。損失を防ぐような取引に関しては、自身の損切りルールに則り、「●●円下落したら売る」という設定をし逆指値注文を出すことにより、損失を拡大させることなく、損切りすることができます。
得意パターンを持ちシナリオ通りに進めていくことが大事
いかがでしたでしょうか。1つでも多くの得意なパターンを身に付けることで、取引チャンスが広がり、勝率も高まる可能性があります。パターンを得た後は、買いのタイミングだけでなく、売りのタイミングや方針も事前にルール化して決め、その通りに利確や損切りを行うべきです。
その時の感情だけに任せて売りをしていても、上手くいかないことが多いです。
仕事で忙しい方などは、逆指値注文なども活用しながら、取引していきましょう。