• ローソク足は陰線と陽線を見極めることで相場に強くなる
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ローソク足の基本と足の長さに注目してみましょう

2017年4月30日

株式投資をする上でチャートを見ることは必ず必要になってきます。
その中でもローソク足という種類のチャートで構成されている株式相場情報が多く、投資を始めるうえでも一番目にする機会が多いです。

そのように多く見かけるローソク足ですが、それぞれの色や細さなどにより表現している価格や値動きがあります。
その表しているものを的確にとらえることにより、そのチャート及びローソク足が示す特徴を押さえることで、知らない人よりも収益のチャンスがあります。

ここではローソク足の基本とその足が示す役割について紹介します。

ローソク足の陰線と陽線

ローソク足には陽線と陰線と呼ばれるものがあります。
実際に株価のチャートを見るとこのローソク足が無数に並んだ状態であることがわかります。その中でも長い陽線や陰線は目を引くものがあります。

それは大きく利益をとれているタイミングであり、損をしうるタイミングでもあるからです。
投資家は基本的にその長い陽線を狙うものですし、陰線は短いほうがその株は投資家に好かれる傾向にあります。つまりローソク足の長さにより概ねの損益の想像ができてしまうこともあります。
ここではローソク足の基本解説とどのようなときにどんな線がみられるかを解説します。

ローソク足は、ある一時間域での値動きを記録し、それを連続させることで形成されるチャートの形式を言います。
太い実線と細い髭線とで形成されており、上昇や下降、高値、安値を表示しています。一般的に上昇している線が実線部分に関して明るく表示されており、陽線と呼ばれています。

他方、下落を表現し実線部分が暗めの色で表現されているのが陰線と呼ばれています。
この2つの種類の線は、その時間域における始値、終値、安値、高値を表しています。陽線の場合は実線部分の下限がその時間域の始値、実線の上端部分が時間域の終値、髭と呼ばれる上端と下端にそれぞれ細い線がありますが、それぞれ時間域ごとの高値と安値を表しています。

それと同様に陰線の場合は実線部分が暗い色で表されていますが、実線部分の上端が始値、下端が終値、髭に関しては変わりはありません。
つまり陽線はその前の時間帯よりも上昇している場合が多く、陰線は前時間帯よりも下落している場合が多いことを示します。そのため一方の線が連続している時には大きく相場が上昇または下落している場合が多いです。

陰線と陽線は投資家のモチベーション

前述の様に、ローソク足はその時間当たりの値動きを切り出すことにより、その株価の値動きの特性を切り出しています。
また暴騰や暴落といった株価の動きに際しては、必ず投資家心理の変化が必要になります。株価とは人の心を反映するため、変動があるといわれています。

つまりその株価の値動きとはその株に投資をしている投資家の意見の反映であるといえます。
そのため内的要因でなければ変動がないような銘柄でも突然のように外的要因により株価が変動することもあります。その一つが投資家のモチベーションを変えるほどの陰線の連続です。

投資家は株価のチャートに誘われて取引をする

一般的に投資家はその投資をする対象の株価の情報を探ることにより次の上昇の目を探ります。
しかし特に日本の株に関しては、外的要因の影響を受けやすく、それがダイレクトに反映されることがよくあります。そのとき投資家はなぜそうなっているのかを分析する時間がなく、その向きに動きがちです。

後から考えるとそんなところで売る必要はなかったといったことや、そこがチャンスであったということも多くあります。
このようにローソク足における陰線や陽線の連続は、投資家が指標としている情報を無視するかの様なタイミングで発生し、投資家たちを惑わせています。

一般的に陽線のローソク足が連続する場合はそれが高値であっても買いに行く場合が多く、陰線が連続すると追従の売りが出やすく、下落が加速することがあります。

概ねこれらの場合においてその方向に大きく動く要因はサプライズであることが多く予見は難しいです。
しかしその特性ゆえに大きく株価を変動させる力があります。
そしてその買いや売りはさらなるエネルギーを生み、一方方向に株価を変動させるモチベーションとなります。

これらのモチベーションは普通の株価の変動とは組成の要因が違うため、単発的に作用し、株価の連所を変えた後に去ってゆきます。
そのため始まりと終わりのタイミングを計ることが難しく、またその動きは過去1年分の値動きに匹敵することもあります。

これらのことから、ローソク足における陰線や陽線の連続または長短は投資家にとって大きな投資指標の一つであるといえます。

株価のローソク足を見極めると相場に強くなれる

これまでのことから相場を扱うに当たっては、その出現しているローソク足を見極め、しっかりと内的な要因や将来の予測に基づいた値動きになっているのかといったことや、レンジが切り替わっているのではないかということに注意を払うことが可能となります。

それにはローソク足の形が何を表現しているのかを知る必要があり、またどのパターンであるかを知ることも重要です。
普段は重要事項にばかりとらわれがちですが、それ以外のほとんどの部分はチャートから読み取れる内容に基づく事ばかりです。

銘柄の選定から投資のタイミングを計ることまでをカバーできるローソク足の基礎は、こういった面に役立てることができます。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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