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- 株式投資の基本とチャート分析の仕法の前に知っておくべきこと
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株式投資をする上で欠かせない知識がいくつかあります。
それは相場が高いのか低いのかを知るためであり、今株価がどんな状態化を知る体温計のようなもの、それがチャートです。
チャートの基本がわからなければそれが何を意味しているのか分かりませんし、この先どうなったら良いのかもわかりません。
そうなってはこれから先株式投資をする手立ても目標もなくなってしまいます。
今や常識の一つとなりつつある株式チャートの見方及びとらえ方を、基本的なことから追って紹介していきます。
目次
チャートの基本はローソク足
株式投資をする上では株式の健康状態を知るためにいろいろな分析方法があります。
経常収支であったり利益率であったり、投資家によって指標とする情報は様々です。
そういった中でも基本となるのがチャート分析です。
子供の成長記録をたどるようにその企業がどのように成長してきたかを示し、これからどこまで成長するかを示すカギはチャートに隠れています。
チャートにはその企業にあった成長と評価の度合いであるかどうかという情報が形を変えて表示されています。
成長の兆しや後退の兆しもありますが、その兆しをつぶさに読み解くためにチャートの読み方の基本を押さえていきましょう。
株式投資でのチャート分析は企業の健康観察
株式投資をする上でチャート分析をしない人はとても少ないです。
それは健康診断を一切しないでその人が健康であるかどうかを判別するのと同じ行為であるといえるからです。
どんな企業でも同一の国家に所属しその株式市場に上場している限りは、相対的評価の対象となります。
その相対的な評価を下す判断基準となるのがチャートです。
チャートにはいろいろな形がありますが、それが示すものは基本的には同じです。
その示されるものとはこれまでどういった値動きをしてきたのかと、今現在いくらであるかという点です。
非常に単純ではありますが、数多くのテクニカル分析はすべてここから始まっています。
いわば株式投資の最も基本的なところになります。先にも述べましたがチャートがわからないということはその企業の健康状態が把握できないということです。
株式投資にはリスクが存在するので、チャートを分析せずに投資をすることは資産を失う最短ルートともいえます。
それほどチャートを知らないということはリスクが高いということを押さえておくべきでしょう。
チャート分析の第一歩はローソク足を知ること
チャート分析が大事であるとわかっていても、何をどのように見たらよいかわからないことが多いです。
そういった場合は基本にも同ことをお勧めします。チャートの基本形はローソク足というものです。アメリカ足やつなぎ足チャートなどもありますが、株式投資をするならローソク足が基本です。
ローソク足には、その株価はある一定の期間においてどの程度変動するのか、また過去に比べどのような動きをしているのかといったことが一目で判別できます。
言い換えるならばその株価はどの程度のリスクがあるのかということを読み解くことも可能です。
チャートがわからないことによって株式投資のリスクを把握できないという事態に陥りやすくなります。
そうならないためにも、チャートの基本であるローソク足を押さえておきましょう。
ローソク足が表すもの
ローソク足は初めて見る人にとっては非常にどうでもよく感じます。ただの値動きにしか感じず、素通りする人も多いでしょう。
しかしローソク足にはすべてのチャート分析の基礎があります。株価の健康状態とは、単に上がっている、下がっているだけで判断できるものではなく、どの程度上がっているか、上下の変動幅はどのくらいか、足は長くなっているのか短くなっているのかなども判断材料になります。
またチャートの形によっては三尊底と呼ばれる買いのタイミングの出現や、三角持ち合いという値幅などを利用した分析もできるようになり、株式投資の勝率を上げることができます。
そのためのローソク足の基本を紹介します。
ローソク足の示すもの
ローソク足は特徴的な形をしています。連結した形ではなく、何本もの線が並ぶことによってグラフをなしています。
ではそれぞれがどういった意味をなしているのでしょうか。ローソク足は太い部分と細い部分とで構成されています。
チャートの色や白抜き、黒塗りなどは様々ですが、一般的に見てローソク足の内部が暖色系または白抜きの場合はその時間域における価格が上昇していることを示し、黒塗りまたは寒色系の色であればその時間域における値動きでの下落を表現しています。
そのため暴騰時には連続した白抜きや暖色系のチャートが続きますが、暴落時には寒色系または黒塗りのチャートが続くことになります。
チャートの1本を抜き出して注目するとわかりますが、上昇を示す足では太い線の下側が始値、上側が終値、そこから上下に細い線が出ていることがありますが、それは髭と呼ばれるものです。
髭はその時間域の高値と安値を表示します。もちろん上側が高値、下側が安値となります。
ローソク足は時間域を変えると形がどんどん変わる
上記説明のように、ローソク足は指定した時間域当たりの値動き及び四本足といわれる高値、安値、始値、終値の4種類を1本の足で表現します。
そのため1本で表示できる時間は自由であり、1分足から60分足(時間足)、日足、週足、月足、年足、四半期足などそれぞれの時間の区切りにより表現されます。
見分けるポイントとしては、〇〇足の前についている時間表示が、1本当たりで表現されている時間域です。つまり分足では1本が1分の値動きと四本足、日足では1日の値動きと四本足が、という風に表示されています。
1本の足が長くなるほどにその時間域の値動きは大きく、反対に短くなるほどに値動きは小さいということも理解できます。
チャートの上側にあるのが上髭、下側にあるのが下髭といい、長くなるほど相場の転換点が近いという判断もできるようになります。
ローソク足を知ることで株の世界は広がる
株式投資をする上で重要なことの1つは、リアルで流れている情報をどう受け取るかということです。
その情報を読み解くツールが多いほどに、受け取ることのできる情報は増え、事象を正確に捉える全体像が明確になります。
そのために持っておくべき必要な知識の一つとして、チャートの基礎であるローソク足は便利で役に立ちます。
これさえあればというわけではありませんが、最低限株価の健康状態は把握できるようになります。
このように一つずつ情報を把握することで株式投資への道は開けていきます。
投資の常識となっているような知識ですが、再度基本に立ち返って分析することが投資成功への近道ではないでしょうか。