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- 仮想通貨カウンターパーティーの特徴とは?将来性や値動き、購入方法について
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仮想通貨カウンターパーティー(Counterparty、XCP)はプラットフォーム内で利用できる通貨であり、Proof of Burnを初めて採用した仮想通貨です。
プラットフォームでは個人単位でも簡単に独自通貨を発行することができます。
ここでは、仮想通貨カウンターパーティーの主な特徴や将来性、値動きなどについて紹介しています。
ビットコインやイーサリアム、ライトコインなどの主要通貨も良いですが、「これから大きく伸びるかもしれない」さまざまな通貨もチェックをしておきましょう。
目次
カウンターパーティーは独自通貨を簡単に発行できるプラットフォームでもある
カウンターパーティーとは、2014年に1月に公開された仮想通貨で、通貨略号はXCPです。
名称 | Counterparty(カウンターパーティ) |
---|---|
通貨単位 | XCP |
公開日 | 2014年1月 |
発行数 | 260万枚 |
公式サイト | https://counterparty.io/ |
ホワイトペーパー | https://bitcointalk.org/index.php?topic=395761.0 |
ビットコインのブロックチェーンを利用した分散型プラットフォームでもあり、そのプラットフォームを利用するための仮想通貨がカウンターパーティー(XCP)です。
ビットコインのブロックチェーンを利用しているので承認時間は約10分かかりますが、セキュリティが高く安心です。PoBの採用や独自通貨を簡単に発行できるなど、さまざまな特徴を持っています。
2018年3月9日時点の時価総額は約4億円でランキングは200位前後となっています。
PoBを初めて採用した仮想通貨。その特徴は!?
カウンターパーティーのプラットフォームは、カウンターパーティープロトコルにより、分散型取引所の機能や独自通貨発行機能を備えていて、個人単位でも簡単に独自通貨を作ることが出来ます。
PoB(Proof of Burn)を初めて採用した仮想通貨です。
Proof of Workなどであれば、どうしても初めの頃の利用者が多くの通貨を手に入れることができる仕組みになっていますが、PoBであれば、誰にもわからない秘密鍵を持っているアドレスに通貨を送金して使えない状態にすることで使ったことを証明し、その量に応じてアルトコインを発行します。
これにより、「初期の頃からの利用者」であってもそうでなくても公平性が保てると考えられ、カウンターパーティーに採用されました。
XCPをバーンすることで流通量が減少し、価値の上昇が期待できます。発行枚数は約260万枚とメジャーな仮想通貨に比べて少ないです。
・ビットコイン:2,100万枚
・ライトコイン:8,400万枚
・リップル:1,000億枚
・カウンターパーティ:260万枚
実際に、カウンターパーティーを利用してさまざまな企業が独自通貨を発行しています。
仮想通貨取引所ZaifのZaifトークンや金融会社フィスコのFISCOトークン、株式会社カイカのCAICAトークンなどもあります。また、某テレビ番組の投票に使われたり、カードトークンのぺぺキャッシュなども作られています。
WEB・モバイル・Chrome用の3種類のカウンターパーティーウォレットもあります。
国内取引所は1か所のみ!購入方法も紹介
現在、仮想通貨カウンターパーティーを購入できる国内取引所はZaifのみです。
海外取引所の場合は、PoloeniexやBittrexなどで購入できます。ここでは、Zaifでカウンターパーティーを購入する方法について確認していきましょう。
購入方法
- 1.Zaifの口座を開設
- Zaifの口座がないとカウンターパーティーに限らず、仮想通貨を購入することはできません。口座を持っていない場合は、まずはZaifの公式サイトへアクセスをしてアカウント作成・口座開設をしましょう。方法は簡単で、公式サイトの「無料登録はコチラ」を開き、メールアドレスを入力します。登録したアドレスに届くメール本文内のURLをクリックしてパスワードを入力します。登録したメールアドレスとパスワードでログインをして、本人確認をおこないます。必要情報の入力が終われば、後日自宅へハガキが届き本人確認が完了となります。
- 2.Zaif口座に日本円を入金
- 口座開設が完了した後は、口座に日本円を入金します。ログインをして画面右上の「アカウント」をクリックし、「入出金と履歴」から「日本円」を選択します。「銀行振込による入金」「コンビニ決済入金」「ペイジー入金」から希望の入金方法を選択して、あとは各入金方法の指示に従い日本円を入金します。
- 3.カウンターパーティー(XCP)を購入
- 日本円の入金が完了した後は、カウンターパーティー(XCP)を購入します。画面右上の「取引」をクリックし、取り扱い通貨一覧の中から「XCP/JPY」を選択します。画面右側に「購入価格」と「購入数量」を入力して「買い注文」ボタンをクリックすれば、購入手続きの完了です。
最近のカウンターパーティの価格推移。公開〜2017年末までほとんど動かず、年末にかけ高騰
カウンターパーティの価格はどう変化していったのでしょうか。
下記の画像がカウンターパーティの公開から最近までの価格を記したチャートです。
カウンターパーティーは公開当初700円前後の価格がついてましたが、すぐに200円前後まで下がり、その後2017年3月まで100円〜300円前後で推移を続けます。
2017年5月からの価格推移を表にまとめました。
日付 | 価格 |
---|---|
2017/5/4 | 1176.83円 |
2017/5/22 | 1558.75円 |
2017/6/24 | 2386.64円 |
2017/11/29 | 3594.28円 |
2017/12/21 | 4015.59円 |
2018/1/5 | 5062.68円 |
2018/1/11 | 10926.33円 |
2018/2/2 | 3346.46円 |
2018/3/9 | 1775.63円 |
表を見ると分かるように、5月には1,000円を突破。その後、11月には3,000円を突破、12月には4,000円を突破します。
この時期の上昇はカウンターパーティーに限らず、ビットコインをはじめとした多くの仮想通貨の価格が急上昇しています。
2018年1月5日には5,000円を突破し、8日には7,000円を突破します。
そして、10日には1万円を超えるなど大きく上昇をします。しかし、その後大きく下落し始めます。16日には5,000円台まで下がり、2月2日には3,000円台、6日には2,000円台、そして3月9日時点で1,500円前後の価格で推移をしています。
これは、年末の上昇と同じくカウンターパーティーに限った下落ではありません。
仮想通貨全体への逆風もあり、他の通貨も軒並み価格が下落しています。
ZaifはXCPを購入できる国内唯一の取引所。手数料も安く高機能取引ツールが使える
Zaifは国内取引所で唯一XCPの取引が可能です。
取引手数料はmaker0%、taker0.1%で、シンプルデザインのスマホアプリやフィボナッチやストキャスティクスなどのさまざまな指標を搭載した高機能チャートTradingViewが利用できます。
ただし、3月8日に金融庁から行政処分を受けているので、今後の動向が気になるところです。
手数料 | 取引手数料は、maker0%、taker0.1%。 日本円入金の手数料はコンビニ入金・ペイジー入金ともに3万円未満で486円、3万円以上で594円。 日本円出金手数料は50万円未満で350円、50万円以上で756円。 |
---|---|
日本円対応力 | 銀行振込、コンビ二入金、ペイジー入金が可能 |
独自サービス | XCPでは特になし |
レバレッジ | 信用取引7.77倍、AirFX25倍 |
安全性 | コールドストレージ、マルチシグなどのセキュリティは備えていますが、二段階認証やウォレット管理など自身で徹底することも重要 |
スマホアプリ | 売買・送受信・チャート一覧と一通りの操作が可能でシンプルでわかりやすい |
スプレッド | 2%〜4%前後(変動あり) |
スワップポイント | 最大±0.375% |
サポート力 | チャット、問い合わせフォーム |
チャート、ツール | 高機能チャートであるTradingViewが利用可。 MACDや一目均衡表、ストキャスティクス、パラボリックSARなど搭載 |
カウンターパーティの将来性!利用者がイーサリアムやNEMへ移行するリスクもある?
簡単に独自通貨を発行できるのがカウンターパーティーの特徴です。
しかし、当初こそ多くの企業・団体が独自通貨を発行していましたが、イーサリアムやNEMでも独自通貨の発行ができ、ビットコインよりも手数料も安いです。
そのため、独自通貨を発行する場合はイーサリアムやNEMのプラットフォームを利用する企業・団体が増えています。
現に、カウンターパーティーを購入できる国内唯一の取引所Zaifは、独自通貨Zaifトークンをカウンターパーティーを利用して発行しましたが、今後は段階的にNEMのプロトコルへと移行する予定もあります。
ビットコインのシステムを利用しているからこそ、手数料の高さや取引スピードの遅さなどのデメリットもあるため、今後企業・団体離れが加速した場合はカウンターパーティーの価格が大きく下落する可能性もあります。
しかし、そのようなことがなければ、PoBを採用しているため市場のカウンターパーティーの通貨数が減少し、相対的に価格が上昇する可能性もあります。
金融庁のホワイトリストにも載っていますし、他の取引所への上場の噂もあります。今以上に注目を集めれば、大きく伸びる可能性は十分にある通貨です。
企業や団体がどれだけ利用するか今後の動向をチェック
仮想通貨カウンターパーティーは、市場から通貨を減らし価値を上昇させるProof of Burnを初めて採用した通貨です。
また、通貨発行機能も備えており、実際にZaifトークンなど多くの企業・団体が独自通貨を発行しています。複数の海外取引所が取り扱いをしていますが、国内で取り扱いのある取引所はZaifのみとなっています。
値動きも比較的激しく、今後も大きく上昇する可能性も下降する可能性もあります。
企業や団体がどれだけカウンターパーティーを利用するかが1つの鍵となりますので、動向を注視したいところです。
興味がある方は、ぜひ検討してみてください。