• 中国発のスマホ決済サービス「アリペイ」が来春にも本格上陸。現金文化が根強い日本でも普及が進む!?
当サイトには広告・プロモーションが含まれています。 当サイトでは、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。 当サイトを経由しサービスや商品のお申込みが発生した場合、各企業から報酬を受け取る場合がございます。

中国で圧倒的シェアを誇る、通販サイト大手アリババグループの提供するスマホ決済サービス

2018年1月7日

ApplePayやLINEPayなどのスマホ決済サービスは利用していますか。
現金で支払う場合は支払いの際に時間がかかりますし、使用にあたって事前にATMなどで引出しも必要で、管理コストもかかります。

日本ではなかなかキャッシュレス文化が広がりませんが、中国をはじめとした海外の国では日本より遥かにキャッシュレス化が進んでいます。アリババグループのスマホ決済サービス「アリペイ」が本格上陸することで、これから一気に普及が進むかもしれません。

アリババグループが中国発の日本向けスマホ決済サービスを始める

中国だけでなく、世界中の多くの人が知っている大手IT企業のアリババ。そのアリババが提供するスマホ決済サービス「アリペイ」がついに日本へ本格上陸します。

  • ApplePay
  • 楽天Pay
  • LINEPay

など、他にも多くの決済サービスがある中で、中国発のアリペイがどれだけ普及できるのでしょうか。
また、なぜアリペイは世界中で多くの人が利用しているのでしょうか。アリペイが日本へ本格上陸することで、日本も世界のように現金離れが進むかもしれません。

世界で4.5億人が利用するアリババグループのスマホ決済サービスが日本へ本格上陸

2017年8月16日付の日経新聞で、中国ネット通販最大手であるアリババ集団が来春にも日本でスマホ決済サービスを始めることを報じられました。
中国国内において最も普及率の高い支付宝(アリペイ)と同じサービスを日本でも展開する予定です。

既に1月からローソンでは導入されており、他にも支付宝(アリペイ)が支払いのできる店舗はありましたが、これまでは中国の銀行に口座がないと使えませんでした。
しかし日本に上陸すれば、そういったハードルも解消されます。アリペイは中国を中心とした70以上の国と地域で4.5億人もの人が利用しており、日本では3年以内に1千万人の利用を目指しています。

中国では屋台やお賽銭もキャッシュレス。アリペイ普及で日本もついに現金離れか

中国では以前から現金離れが進んでいて、通常の買い物だけでなく屋台の支払いやお賽銭、結婚式のご祝儀などもキャッシュレスで対応することが可能です。日本国内のスマホ決済市場は約5兆6千億円ですが、中国では約250兆円にも上ります。

これまで、日本でもさまざまな決済サービスが導入されてきましたが、未だ現金離れの決定打となるようなサービスはありません。しかし、世界で最も現金離れが進む中国において、最も利用されているアリペイが上陸することで、日本でも現金離れが加速するかもしれません。

アリペイの決済方法はQRコードで簡単に使えて導入のハードルも高くない

アリペイの決済方法はQRコード方式です。QRコードを読み取るだけで決済できるため、難しい操作はありません。
スマホでQRコードを読み取るか自分のQRコードをスマホに表示して読み込んでもらうだけで支払いが完了します。
店舗側もカードリーダーなどの機器を揃える必要がないため、低コストで導入しやすいメリットがあります。

日本での普及は?どんな店舗でどれくらい利用できるのか?

アリペイは日本でどれくらい普及するのでしょうか。どれだけの店舗で使うことができるかが大きなポイントになります。2018年春にも本格上陸の予定ですが、既にローソンなど一部の店では上陸をしており利用されています。どれくらいの店舗数で利用を開始できるのか、そして、具体的にどんな店舗が導入を進めているのか確認していきましょう。

既にローソンなど多くの店や企業で普及。年内に全国45,000ヵ所で対応予定

アリペイの運用会社であるアントフィナンシャルサービスグループは、訪日外国人・日本人の利用を視野に入れ、2017年中に全国45,000ヵ所までアリペイ対応店舗を増やす予定です。コンビニローソンにおいては1月からアリペイを導入しており、既に国内13,000店以上で利用ができます。

百貨店や家電量販店、旅行など多くの店や企業でアリペイの導入が進む

訪日外国人の増加もあり、アリペイを導入している店や企業は順次拡大しています。

  • 東急百貨店
  • 近鉄百貨店
  • 高島屋
  • 大丸松坂屋
  • セブンイレブン
  • ドンキホーテ
  • 無印良品
  • ユニクロ

などでも導入が進んでいます。

また、早くからアリペイを導入しているローソンでは、アリペイ決済で購入金額の1〜5%のキャッシュバックや割引クーポンが発行されるなど、利用者向けのさまざまなサービスも行っています。

旅行会社大手のJCBは3年以内に全国約2,000軒もの観光施設にアリペイを導入することも発表しています。これから、より身近な店でも導入され、多くの場所で利用できる予定です。

アリババグループのスマホ決済サービス「アリペイ」。今後の動向に注目。

中国発のスマホ決済サービスであるアリペイが日本に本格上陸すれば、キャッシュレス化が一気に広がるかもしれません。世界中で多くの利用者がいるサービスであり、QRコードの読み取りで簡単に支払いができます。
年内には対応店舗が45,000ヵ所に広がり、来春には多くの店舗で利用ができる予定です。

他のスマホ決済サービスよりも普及するのは、伸び悩むのか、まったく普及せず数年後には撤退するのか、現時点ではわかりませんが今後の動向に注目したいところです。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

RELATED