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今回ご紹介するのは、りらいあコミュニケーションズという聞きなれない会社の株主優待情報です。
りらいあコミュニケーションズはもしもしホットラインから2015年に社名変更した会社で聞きなれないのもそのはずです。
さて、株主優待情報と言えばその条件と優待内容に目が行きがちですが、株を購入する以上、会社の事業内容や業績なども忘れずにチェックしておきたいところです。
では、りらいあコミュニケーションズの事業内容、業績、株式情報などを順に見ていきましょう。
目次
コールセンターやバックオフィスが主力のりらいあコミュニケーションズとは
コールセンターの受託運営・設置、人材育成を行うテレマーケティング会社としては大手のりらいあコミュニケーションズの概要について見ていきます。
1987年設立のBPOサービス会社で、創業以来テレマーケティングを中心に成長してきました。
現在ではインターネット、フィールドオペレーションなどの多様な分野をサポートしています。バックオフィスやデータ分析なども手がけ、アウトソーシング事業の広がりを持たせています。
グループ全体では約2万人のスタッフがBPOサービスに従事しています。
3つの事業で幅広くBPOサービスを提供する
りらいあコミュニケーションズには主力のコンタクトセンター事業の他、バックオフィス事業、フィールドオペレーション事業があります。
コンタクトセンター事業ではコールセンターなどの顧客との接点を最適化するため、また経営の効率化のために、調査分析、コンタクトセンターの企画・設計・運用、チャットや音声認識などを使ったオムニチャネル対応サポートをおこなっています。
バックオフィス事業では経営の効率化のため、目に見える問題の他、業務の中に潜在する課題の解決のため、書類の仕分け・不備確認・データ入力から、顧客への資料・商品発送までをワンストップのバックオフィスサービスを提供しています。
具体的には、官公庁・地方自治体向け各種届書の確認および運用、事務アウトソーシング(SSO)、Webサイト制作・運用業務、完成図書・CADによる図面作成業務、社内システムヘルプデスクなどのサービスがあります。
グループ会社の株式会社アイヴィジットとの連携によるフィールドオペレーション事業もあります。
対面での営業対応も大切な顧客接点となります。高品質な顧客対応と機能的な運営により、顧客満足度の向上と生産性の向上の両面からサポートしています。
フィールドオペレーションでは営業支援、訪問代行、店頭・窓口対応のほか、定期点検・見積代行、調査代行、人材派遣等も行っています。
2015年10月にもしもしホットラインから社名変更した
りらいあコミュニケーションズという社名は聞きなれないな、と思っている方も多いのではないでしょうか。りらいあコミュニケーションズは2015年10月に「もしもしホットライン」から社名変更した会社です。
知らない会社から総会の案内が届いたり優待が届いたりして戸惑った方もいたようです。
さて、りらいあコミュニケーションズ(旧もしもしホットライン)は1987年、三井物産を中核とした12社の出資により設立されました。
その後は日本全国に支店を開設、1999年にはテレガイド日本株式会社と合併しました。2002年には東証1部銘柄に指定され、各地にセンターを次々に開設していきます。
2006年にはFC東京のスポンサードを開始しているので、FC東京の練習着やジャージーにはりらいあコミュニケーションズのマークが見られます。
またホームゲームでは「かめひよ」という同社のマスコットキャラクターが登場することもあります。
2015年10月に株式会社もしもしホットラインからりらいあコミュニケーションズ株式会社に商号変更しました。
りらいあコミュニケーションズ(東証1部 4708)の株価や配当はどうなっている?
事業の種類:サービス業 | 優待の価値:— | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
1,111円 | 2.64% | —% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
111,100円 | 100株 | 29円 |
(2017年3月1日現在)
りらいあコミュニケーションズの株主優待は長期継続保有者優遇
りらいあコミュニケーションズは2015年の社名変更と同時に株主優待の条件も変更しました。
3月末日が権利確定日であることと100株以上保有という点、そして優待でもらえるものが魚沼産コシヒカリであることは変更がありません。
変更になるのは株の保有期間が3年以上であるという条件が加わる点ともらえるお米が2kgから4kgに増える点です。
魚沼産コシヒカリなどのお米がもらえる優待ではお米の量が増えるためには多くの株の保有が必要となり、その分投資資金も大量に必要でした。その点、この変更はうれしい変更だと言えます。
ただ、保有期間が3年以上とかなり長いので、短期で売買して利益を得るという投資手法には向いていません。
ちなみに、2015年10月の社名変更以前に株を保有していた人には経過措置として、その後も継続的に余裕すれば2018年までは毎年2kgずつお米がもらえます。
経過措置の部分はややこしいので、詳細はりらいあコミュニケーションズのHP、株主優待のページからご確認ください。
りらいあコミュニケーションズの過去の業績と業績予想はどうなってる?
増収増益を予想してはいますが、コンセンサスは弱気です。
りらいあコミュニケーションズの株主優待の条件は3年以上の株の保有です。長期にわたって株を保有するわけですから、やはりしっかりと検討しておきたいのは将来性ですね。
これまでの業績と予測、事業内容を参考に投資の検討材料にしてください。
2期前(2015年3月期)
売上高:74,235
営業利益:3,669
経常利益:3,862
1期前(2016年3月期)
売上高:81,500
営業利益:4,621
経常利益:4,685
来期(2017年3月期)会社予想
売上高:94,000
営業利益:5,250
経常利益:5,250
売上の伸びに対して利益も伸びてきています。
しかしコンセンサスでは売上の予想は会社予想よりも大きく、利益の予測は低く見積もられています。売上の伸びに対して利益の伸びが鈍化する要素についてよく検討する必要がありそうです。
株を継続保有している株主を優遇するりらいあコミュニケーションズ
BPOサービス会社としては大手のりらいあコミュニケーションズでは株主優待として3年以上の保有を条件として100株以上の株主に魚沼産コシヒカリを4kgも贈呈してくれます。
期間が3年以上になったのは2015年ですので、最短でも2018年3月から4kgがもらえることになるようです。
配当利回りが2.5%以上と高めであることから、長期保有に向いている銘柄と言えるかもしれません。
3年以上の保有で魚沼産コシヒカリが4kgもらえることから短期の取引で売買益を得るよりも長期の保有でじっくりと育つのを待ちながら配当や優待を楽しむというタイプの投資家におすすめです。
りらいあコミュニケーションズの株主優待、企業情報、業績まとめ
りらいあコミュニケーションズは2015年10月にもしもしホットラインから社名変更したBPO大手の会社です。
テレマーケティングなどのコンタクトセンター事業、バックオフィスをサポートするバックオフィス事業、営業支援や人材派遣などをおこなうフィールドオペレーション事業があります。
りらいあコミュニケーションズは社名変更に伴って株主優待の条件も変更になりました。
権利の確定は3月末日で、そこまで3年以上の継続保有が条件になります。100株を購入するのに必要は資金はおよそ10万円程度です。3年以上の長期にわたって優待でお米をもらったり配当を楽しみに受け取ることができます。
業績も安定して成長してきており、今後も人材の流動性が高まることが予想されるので長く株を保有する銘柄として検討してもいいかもしれませんね。