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優待は100株以上保有で新潟県新米こしひかり

2017年4月29日

前澤化成工業という企業はご存じですか。
前澤化成工業は、私たちが普段使っている上下水道の関連製品や環境機器製品などを手掛ける企業です。

水道関連の企業はどのような株主優待があり、どれくらい投資対象としてどんなメリットがあるのでしょうか。
必要投資金額は比較的少ないですので、企業をご存じなくても少額投資を検討している方は投資参考にご確認ください。

水環境の整備や向上に寄与する多彩な製品を製造販売する老舗企業

前澤化成工業は、上下水道の関連製品や環境機器製品の製造販売を行っている企業です。
安全・安心な水を届けることを念頭に、「自然を愛し、人を大切にする」という理念のもと事業展開をしています。

ハウスメーカー向けの基礎貫通スリーブや水道工事店向けのクイックバルブHI-QV、ゴルフ場関連業者向けのスプリンクラー保護リングSKR、ゼネコン向けの担体流動処理システムのアジティス、プラント向けの自在型ポールブルブなど、水環境の整備や向上に寄与する多彩な製品を製造販売しています。
各地に支店・営業所を設け積極的に事業活動を推進しています。

上水道関連、下水道関連、環境機器関連製品など多くの製品を製造販売

前澤化成工業では

■上水道関連製品

  • TS継手/HI継手
  • 給水特殊継手
  • ボックス製品
  • 水栓柱/水栓パン
  • ビニベンゲート/バタフライ
  • パイプ

■下水道関連製品

  • DV継手/VU継手
  • 排水特殊継手
  • 公共マス
  • フリーインバートマス
  • ビニホール
  • 雨水貯留浸透ユニット
  • 下水道継手
  • 防護蓋ビニヘッダー

■環境機器関連製品

  • 浄化槽
  • グリーストラップ
  • ドレントラップ
  • 雑排水処理槽

その他にもサワーコーンやパーツボックス、災害用マンホールトイレなど、多くの製品を製造販売しています。

創業80年の上下水道関連製品や環境機器製品を扱う前澤化成工業の歴史

前澤化成工業は、創業1937年、設立1954年、資本金33億8,730万円、従業員数632名の企業です。
1937年に昭和製作所として創業します。1954年には前澤バルブ工業株式会社の樹脂部門が独立し硬質エンビ工業株式会社を設立します。
同年KM継手が東京都認可第一号になります。

1961年には前澤化成工業株式会社に社名を変更しました。
1964年には樹脂製量水器ボックス・止水栓ボックスを発売開始します。翌年の1965年に水栓柱を発売。

1980年にはマエザワVU継手を発売し、1982年にはインバート継手を発売します。
1993年には塩化ビニル製小型マンホールを発売し、同年株式店頭市場へ上場します。1999年にはISO9001の認証を取得します。

2000年に東京証券取引所市場第二部へ上場。
2001年には東京証券取引所市場第一部へ上場し、同年、基礎貫通スリーブを発売します。2002年にはビニヘッダーを発売し、同年、ISO14001の認証取得します。

2008年に共和成型株式会社(現株式会社新潟成型)を連結子会社化します。2013年には株式会社新潟成型を子会社化しています。

前澤化成工業の株価や配当、優待の内容

事業の種類:小売り  優待の価値:お米
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 9月末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
1159円 2.59% —%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
115,900円 100株 30円

(2017年4月5日現在)

株主優待の内容紹介

前澤化成工業の株主優待は100株以上保有で受け取ることができます。

前澤化成工業の株主優待は100株以上保有の場合に、新潟県産新米こしひかり3kg

前澤化成工業のグループ会社及び関連会社を持ちます。

前澤化成工業のグループ会社及び関連会社
株式会社新潟成型(プラスチック製品の製造・販売)

株式会社新潟成型はプラスチック製造などを行っています。

前澤化成工業の業績について

通期予想に対する経常利益の進捗率は約73%、利益の進捗率は約70%で推移しています。

前澤化成工業の2016年度の業績
売上高:223億1,000万円(前年対比−0.2%)
営業利益:10億6,600万円(−8.3%)
経常利益:12億8,700万円(−11.5%)
利益:6億4,800万円(−29.9%)
2017年3月期の会社予想
売上高:239億円(+7.1%)
営業利益:11億5,000万円(+7.9%)
経常利益:13億1,000万円(+1.8%)
利益:8億3,000万円(+28.1%)
2017年1月に発表された第3四半期業績
売上高:163億6,900万円(前年同期比−2.6%)
営業利益:7億9,900万円(−19.0%)
経常利益:9億6,400万円(−18.7%)
利益:5億8,900万円(−21.9%)

株価は年初来高値は1,220円、年初来安値は1,157円、PER21.05倍、PBR0.48倍、自己資本比率は82.5%です。
財務は比較的安定してます。第3四半期のセグメント別業績では、管工機材分野に関しては、競合他社との競争激化から売上高は前年同期比1.2%増、利益は前年同期比15.5%減です。

水処理分野に関しては、大型案件が獲得できず売上高は前年同期比42.2%減、利益は1億1,900万円の損失(前年同期比は1億4,500万円の損失)です。
各種プラスチック成形分野に関しては、大口顧客のプラスチック製品生産終了などもあり、売上高は前年同期比22.0%減、利益は2,900万円の損失(前年同期比は900万円の利益)です。

株価はここ半年ほぼ横ばいが続いており、市場の期待値がPERにも表れています。
まだ通期予想を達成できる位置にあり、期末の業績によっては株価の大きな変動の可能性があります。

前澤化成工業はこんな投資家にオススメ

前澤化成工業の株主優待は、100株以上保有の場合に新潟県産新米こしひかりが受け取れます。
配当利回りは2.59%と悪くなく、必要投資金額も115,900円と低いです。優待で受け取れるのも新米こしひかりと主婦には嬉しい内容です。

株主優待目的としても、キャピタルゲイン・インカムゲイン目的の投資としても検討できる銘柄です。
第3四半期業績では、通期予想に対しての進捗率も70%台と決して悪くありません。株価はPER21.05倍と市場の期待値が表れており、若干割高感が感じられます。

保有するのであれば、中長期で持ち配当などでもしっかりと利益を得たいところです。
自己資本比率は高く財務も安心感がありますので、今後の業績を注視したいですね。株主優待目的の投資対象銘柄を探している投資家の方にも、おすすめの企業の1つです。

優待目的やキャピタルゲイン・インカムゲイン目的としても投資検討できる銘柄

前澤化成工業は、上下水道の関連製品や環境機器製品の製造販売を行っている老舗企業です。
株主優待は、新米こしひかりと食料品なので毎日のご飯で楽しめます。必要投資金額は10万円程度と手頃で、配当利回りも悪くありません。

少額投資を検討している方は、株主優待と共にキャピタルゲイン・インカムゲインを狙うことも検討できる銘柄の1つです。
今回初めて前澤化成工業の事業内容など知った方も、投資対象として検討してみてはいかがでしょうか。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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