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四国化成工業という企業はご存知ですか。
化学品と建材を扱う企業なので初めて名前を聞いた方も多いのではないでしょうか。また、投資対象銘柄としてどれくらい魅力があるのでしょうか。
四国化成工業の株主優待情報や企業情報、投資情報について紹介いたします。化学事業の企業に関心がある方など、ぜひご覧ください。
目次
自動車のタイヤ、パソコンなどの材料や外装材、舗装材などの建材を開発
四国化成工業は、設立70年の歴史を持ち、化学品事業と建材事業を展開している東証一部上場企業です。
化学品事業では、プールの水を殺菌・消毒する錠剤や自動車のタイヤ、パソコン、携帯電話などの材料を開発・製造しています。建材事業では、門扉や壁材、フェンス、外装材、舗装材などの建材を開発・製造しています。その他にもファストフード販売や情報システムの事業も手掛けています。レスポンシブル・ケア基本方針にも則り、環境・社会活動にも取り組んでいます。
化学品事業と建材事業で多くの製品を開発・製造・販売
四国化成工業は
- 不溶性硫黄のミュークロン
- 塩素化イソシアヌル酸
- イミダゾール系エポキシ樹脂硬化剤キュアゾール
- アダクト型潜在性エポキシ樹脂硬化剤キュアダクト
- 新規密着性付与剤
- 耐熱型水溶性プレフラックスタフエース
- レジストインク
- 殺菌・消毒剤ポンシロール
- 微生物・酵素剤ハイポルカ
- ニ硫化炭素
- ソーダ灰
など、その他多くある化学品事業と、内装材、外装材、舗装材、住宅エクステリア、景観エクステリアなどの建材事業を開発・製造・販売しています。
設立70年国内を中心に子会社や事業所を展開
四国化成工業は、資本金68億6,770万円、従業員数584名の企業です。
1947年に二硫化炭素の製造を目的として設立されます。1957年には中性無水芒硝の操業を開始。1961年には壁材の原料にもなるCMCの生産を開始します。
1962年に東京証券取引所市場第二部に株式上場。
翌年には、大阪証券取引所市場第二部に株式上場。1964年には塩素化イソシアヌル酸の生産を開始する。1969年には電子部品用水溶性防錆剤の生産を開始。
1970年には内装壁材の生産を開始。1972年にはアコーディオン門扉の製造を開始する。
1975年に東京・大阪両証券取引所市場第一部に指定替。
同年、イミダゾールの本格生産を開始する。1979年にはアルミシャッターの製造を開始。1984年は不溶性硫黄「ミュークロン」を生産開始。
1989年に排水処理用微生物・酵素剤「ハイポルカ」の試販を開始します。
2006年に上海に四国化成欧艾姆(上海)貿易有限公司を設立。2013年には徳島アドバンストケミカルズプラント-3を建設。
2015年には台湾に代表人事務所を開設し、シンガポールに支店も開設します。
四国化成工業の株価や配当、優待の内容
事業の種類:化学 | 優待の価値:3000円相当 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
1201円 | 1.42% | 0.24% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
1,201,000円 | 1000株 | 17円 |
2017年3月31日現在
四国化成工業の株主優待の内容紹介
四国化成工業の株主優待は1,000株以上の保有で3000千円相当の品を受け取る事ができます。
四国化成工業はエクステリア商品の製造、二硫化炭素製造、モスバーガー運営など幅広く展開しています。
四国化成工業のグループ会社及び関連会社 |
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シコク景材株式会社 (エクステリア商品の製造など) |
シコク景材関東株式会社 (シャッター等店舗関連・エクステリア商品の製造など) |
シコク興産株式会社 (化学品・建材各種製品の製造・加工・包装・運搬及び保管) |
SHIKOKU INTERNATIONAL CORPORATION (化学品及び建材製品のマーケティング及び販売) |
日本硫炭工業株式会社 (二硫化炭素及び硫化水素の製造販売) |
シコク環境ビジネス株式会社 (水処理施設の設置・維持管理・修理・掃除など) |
シコク分析センター株式会社 (環境計量証明事業、建築物飲料水水質検査業など) |
シコク・システム工房株式会社 (コンピュータソフトウェアの開発及び販売など) |
シコク・フーズ商事株式会社(モスバーガーの運営など) |
シコク・フーズ保険サービス株式会社 (損害保険代理店及び生命保険の募集) |
四国化成(上海)貿易有限公司 (建築材料・装飾材料及びその原料の卸売) |
四国化成工業の業績について
2016年は増収増益 2017年は減収減益予想も第3四半期で利益進捗89%です。
売上高:502億4,600万円(前年対比+2.2%)
営業利益:79億7,300万円(+30.6%)
経常利益:81億9,700万円(+25.5%)
利益:48億5,400万円(+11.3%)
2017年3月期の会社予想
売上高:490億円(−2.5%)
営業利益:64億円(−19.7%)
経常利益:66億円(−19.5%)
利益:45億円(−7.3%)
2017年1月に発表された第3四半期業績
売上高:360億7,400万円(前年同期比−2.6%)
営業利益:53億1,000万円(−11.1%)
経常利益:59億4,000万円(−6.3%)
利益:40億4,800万円(−2.2%)
予想に対しての経常利益の進捗率は約90%、利益の進捗率は約89%です。
PER15.59倍、PBR1.19倍、株価は年初来高値1,282円、年初来安値765円で、自己資本比率は73.8%です。
ここ1年緩やかな上昇トレンドが続いています。
2017年会社予想が減収減益でありながら、第3四半期業績では比較的順調に推移しており、予想を上振れする可能性もあります。株価は若干割高感も感じられます。
特に大きな問題がなければ期末業績を機に、さらに株価は上昇を続ける可能性があります。
四国化成工業はこんな投資家にオススメ
必要投資金額は100万円以上あくまでもキャピタルゲイン・インカムゲイン狙いでいくといいでしょう。
四国化成工業の株主優待は、1,000株以上の保有が必要ですので必要投資金額1,201,000円で、3,000円相当の地元香川の特産品の讃岐うどんとなっており、優待利回りはわずか0.24%です。
配当利回りと合わせても1.66%と利回りは高くありません。
必要投資金額が大きいため、少額投資を検討している方にはなかなか手が出せない銘柄です。
投資対象として考える場合は、株主優待目的ではなく、あくまでもキャピタルゲイン・インカムゲイン目的とした投資を行いましょう。
株価はここ1年弱の間緩やかな上昇トレンドで上がり続けています。
四半期業績も悪くありませんので、通期予想を上振れしさらに株価が上昇する可能性もあります。ただし、株価は割高感もありますので、検討するのであれば、株価が下がったタイミングで判断したいものです。
中長期で保有し利益を狙いたい方は、1つの検討銘柄として考えても良いでしょう。
優待内容は魅力的投資を検討する場合は競合他社や業界もしっかりと調べよう
ある程度、業界などに詳しくないと知っている人も少ない四国化成工業。
株主優待は美味しい香川県の讃岐うどんというのはとても嬉しいですね。特に主婦にとっては、魅力的な優待内容です。
しかし優待を受けるには1,000株以上、120万円以上の投資が必要ですので、株主優待を目的とした投資としてはハードルが高すぎます。
一般の人はなかなか知り得ない企業でもありますので、投資をする前に四国化成工業や競合他社、業界など調べたうえで判断をするようにしましょう。