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ロイヤルホールディングスは、誰もが知っている有名ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」や天丼の「てんや」、空港内のROYALなどを展開している企業です。外食だけでなく、さまざまな事業をおこなっています。
ここでは、ロイヤルホールディングスの株主優待情報や企業情報、投資情報などについて確認していきましょう。
普段から、ロイヤルホストやてんや、ロイヤルガーデンカフェなどのグループ店舗をしている方や出張や観光でリッチモンドホテルを利用する機会が多い方は、ぜひ参考にして検討してみてください。
目次
「ロイヤルホスト」などの外食事業を中心にホテルや機内食事業も展開
ロイヤルホールディングスは、
- 「ロイヤルホスト」
- 「てんや」
- 「カウボーイ家族」
- 「レストラン花の木」
- 「ロイヤルガーデンカフェ」
など、たくさんの飲食店を展開しています。特に、ロイヤルホストは有名で日本各地に店舗展開をしています。
外食・コントラクト・機内食・ホテル・食品の5つの事業を核にしており、福岡空港や関西国際空港、那覇空港などで機内食の調製や搭載や、リッチモンドホテルの運営、空港内・高速道路SA内レストラン運営なども手掛けています。
福岡と東京にセントラルキッチンを設け、一括調理〜冷凍輸送まで一貫しておこなっています。
2016年には外食業界で初のDBJ BCM格付を取得、他にも被災地への支援や食育イベントの実施、開発途上国の子供へのワクチン寄付など、さまざまな社会・環境貢献活動にも力を入れている企業です。
主要空港で多くの航空会社向けに機内食を調製・搭載
福岡空港・関西国際空港・那覇空港・成田国際空港・羽田空港では、エコノミークラスからファーストクラスまで約30社の航空会社に機内食を調製・搭載しています。
※関西工場・福岡工場・沖縄工場はロイヤルフライトケイタリング株式会社が運営
※成田国際空港・羽田空港は関連会社のジャルロイヤルケータリング株式会社が運営
「実績や歴史」1950年福岡で設立。1971年にロイヤルホスト1号店を出店
ロイヤルホールディングスは1950年設立で、資本金は13,676,179,700円、従業員数は連結2,617名(2016年12月31日時点)の企業です。
1951年に福岡空港で機内食搭載と喫茶営業を開始、また、製菓・製パン業を開始して株式会社ロイヤルベーカリーを設立します。1953年には有限会社ロイヤルを設立、1971年にはロイヤルホスト1号店を北九州に出店します。
1975年にはオージー・ロイヤル株式会社(現ロイヤルホスト株式会社)を設立。
また、同年、福岡証券取引所に上場し、1979年に大阪証券取引所市場第二部に上場、1981年には東京証券取引所市場第二部に上場します。1983年に東京証券取引所市場第一部および大阪証券取引所市場第一部に指定。1988年にロイヤルインターナショナルケイタリング株式会社、1989年にはアールアンドケーフードサービス株式会社を設立します。
2002年にオージー・ロイヤル株式会社、アールエヌティーホテルズ株式会社を子会社化。2005年に株式会社伊勢丹ダイニング、2006年に株式会社テンコーポレーション、2007年にセントレスタ株式会社、2008年に福岡ケータリングサービス株式会社を子会社化します。
2013年には外食業界で初となる「DBJ健康経営格付」を取得します。2014年には羽田空港で機内食搭載を開始、2015年にはロイヤルホストが沖縄県に進出、2016年にはロイヤルコントラクトサービス株式会社がセントレスタ株式会社を吸収合併します。
ロイヤルホールディングスの株価や配当
ここでは、ロイヤルホールディングスの株価や権利確定日、利回り、必要投資金額などについて確認していきましょう。
ロイヤルホールディングスは優待が年2回あり権利確定日は6月・12月末日です。ただし、下記数値の多くは変動をするため、実際に投資を検討する際は必ず最新情報を確認してください。
事業の種類:飲食業 | 優待の価値:1,000円相当(500円×年2回) | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 6月末日 | 12月末日 | 年2回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
2,834円 | 1.06% | 0.35% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
283,400円 | 100株 | 30円 |
株主優待は100株以上保有でロイヤルグループで使える株主優待券がもらえる
ロイヤルホールディングスの株主優待は、100株以上保有で下記優待内容を受け取ることができます。
■500株以上1,000株未満保有の場合、株主優待券年間10,000円分(500円×10枚×年2回)
■1,000株以上保有の場合、株主優待券年間24,000円分(500円×24枚×年2回)
株主優待券はロイヤルホストやてんや、ロイヤルガーデンカフェなどロイヤルグループ各店舗で利用できます。また、リッチモンドホテルでは宿泊代金として利用可能です。
「ロイヤルホスト」や「リッチモンドホテル」など多くの人気ブランドを持つ
ロイヤルホールディングスは外食・コントラクト・機内食・ホテル事業などを手掛けるグループ会社を持ち、さまざまなブランドを展開しています。下記はグループの主要ブランドとグループ会社一覧です。
ロイヤルホールディングスのグループ主要ブランド及びグループ会社 |
---|
グループ主要ブランド |
ロイヤルホスト |
てんや |
カウボーイ家族 |
シズラー |
シェーキーズ |
レストラン花の木 |
ロイヤルガーデンカフェ |
ピンクベリー |
ザサードカフェ・スタンダードコーヒー |
ROYAL空港・高速道路レストラン |
ROYAL病院内レストラン |
リッチモンドホテル |
グループ会社 |
ロイヤルホスト株式会社(ロイヤルホストなどの運営) |
株式会社テンコーポレーション(てんやなどの運営) |
アールアンドケーフードサービス株式会社(ロイヤルガーデンカフェなどの運営) |
ロイヤル空港高速フードサービス株式会社(高速道路SAや空港のレストラン運営など) |
ロイヤルコントラクトサービス株式会社(企業内給食施設などの運営) |
ロイヤルインフライトケイタリング株式会社(関西国際・福岡・那覇空港の機内食調製・搭載) |
アールエヌティーホテルズ株式会社(リッチモンドホテルなどの運営) |
ロイヤル株式会社(外食インフラ) |
ロイヤルマネジメント株式会社(グループ会社への間接業務の提供) |
前期は利益2桁成長の増収増益も今期は増収減益を予想
売上高 :1,355億6,300万円(前期比+1.9%)
営業利益:59億5,200万円(前期比+14.0%)
経常利益:60億5,600万円(前期比+16.3%)
利益 :35億3,300万円(前期比+48.6%)
■2018年12月期の会社予想
売上高 :1,375億円(+1.4%)
営業利益:62億円(+4.2%)
経常利益:62億円(+2.4%)
利益 :32億円(−9.4%)
セグメント別の業績は次のとおりです。「外食事業」は、ロイヤルホストは早朝深夜営業時間短縮による人員配置や品質重視のメニュー提供、てんやでは季節食材を使った限定メニュー販売に加えて直営店6店、フランチャイズ17店を出店しました。売上高は前年同期比−0.3%、経常利益は前年同期比+1.8%でした。
「コントラクト事業」は、空港ターミナルビル内店舗や高速道路内店舗の既存店の売上高が堅調に推移。また、新たに12店舗を受託したこともあり、売上高は前年同期比+1.4%、経常利益は前年同期比+6.3%。
「機内食事業」は訪日外国人の増加もあり、各航空会社の搭乗率が好調に維持、さらに間接業務の効率化や生産性向上により売上高は前年同期比+6.4%、経常利益は前年同期比+133.9%。
「ホテル事業」は、訪日外国人増加や会員制度・会員特典の見直しいより高い稼働率を維持し、売上高は前年同期比+6.1%、経常利益は+6.8%。
「食品事業」は、グループ外企業・グループ内向けの販売の増加したことで売上高は前年同期比+3.0%、経常利益は前年同期比+12.2%。
不動産賃貸などの「その他事業」では、売上高が前年同期比−13.6%、経常利益が前年同期比−46.8%となっています。
普段からロイヤルグループ店舗を利用している方にオススメ!売買益狙い
ロイヤルホールディングスの株主優待は100株以上保有で株主優待券年間1,000円分が受け取れます。
ロイヤルホストやてんやなどのロイヤルグループ店舗で使えるだけでなく、リッチモンドホテルの宿泊代金としても使えます。
普段から、ロイヤルグループの店舗を利用しているファミリーやサラリーマン、主婦には嬉しい優待内容です。ただし、優待利回りは0.35%と低く、必要投資金額は30万円近いため少額投資を検討している方にとっては、手が出し難い銘柄と言えます。
前期業績は好調で今期は増収減益予想、PERは約33倍と割高感が見られます。そのため、ロイヤルホールディングスへの投資を検討する場合は、もう少し様子を見て株価が下がったタイミングでも良いかもしれません。
インカムゲインはそこまで期待はできませんので、あくまでもキャピタルゲイン狙いで中長期で持った方が良さそうです。特に、普段からロイヤルグループの飲食店やホテルを利用している方にオススメです。
家族での外食や出張・観光時のホテルがお得に利用できる株主優待
ロイヤルホールディングスは、外食事業だけでなく、コントラクト事業や機内食事業、ホテル事業、食品事業なども手掛けています。
機内食やホテル事業は訪日外国人の増加もあり好調です。株主優待券を使えば、いつもの家族での外食や出張・観光時のホテルなどが少しだけお得に利用できます。興味がある方は、ぜひ検討してみましょう。