• チャート読み解く事ができれば、相場の予想は可能かなのか!?
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複数のチャートを利用して可能性を高めるには

2017年4月19日

チャート分析をする上で、同一の銘柄でもチャートの表示期間を長くしたり短くしたりすることによって、その株価がどの程度の価値であるのかということが大きく変動します。
日足でみると割安であったのが、長期のチャートとなると割高であることもあります。

そのためチャート分析の上で複数のチャートの分析することが重要になってきます。ではどのようにしてチャート分析をするとよいでしょうか。方法とポイントについて紹介します。

チャートを読み解くには何が必要?

チャートを読み解くには、それぞれの高値、安値を知っておく必要があります。
チャートを読み解くということは、企業を研究するだけではなく、一律の基準を持ってその株価を診断できるようになるということです。

そういった自分なりの基準をなくしては、チャートの分析や株式投資はリスクを高めるのみです。しかし初心者にとってチャートを読み解くことは容易には感じません。
そこでチャートを読み解くポイントを紹介します。

ズバリ!チャートが読めないのは視野が狭いから

チャートを読むときに重要な格言の一つとして「鳥の目で相場を見よ」というものがあります。
これは1つの事柄に注視しすぎることなく、全体を俯瞰して相場を判断することで相場を外すリスクを低減させよということです。

チャートを読み解くことの重要性は、木を見て森を見ない状況を作り出さないことも重要です。そのため常に広い視野が必要となります。

株式投資をしている方の多くは、マザーズや名証、札証のみに上場されている中小型株よりも、東証1部上場の大型銘柄を扱っている方のほうが多いのではないでしょうか。

そのため新規上場から日が浅く、長期的な株価の流れを見ることができない銘柄というものは少なくなっています。
株式のデイトレーダーは基本的に1計算領域の中での決済となるので、研究の対象がその計算領域のみになるため、5分足や60分足などを多用することとなります。

反対に長期投資家は月足や年足を利用することで俯瞰性を高めることができます。
したがって長期になればなるほど長い足のチャートを分析する必要があります。

チャート分析の重要性は日足よりも月足にあり

株式には季節性やその企業の年間の業績も反映されています。
そのためチャートを分析するのであれば、その時々の出来事に影響を非常に大きく受ける日足よりも複数年分を並べることができる月足のほうが色濃く企業の特色を映し出すことができます。

また企業の内容によっては年間を通じて一定の収益を計上するわけではなく、設備投資や人件費の増大など支出が想定よりも増えることや、収益の安定化により、将来に見込める株による収益まで計算できる時期もあることなど、企業の収益源の推移により株価の上下は変化します。

そのため、短期的なものよりも長期的に見たほうがその判断をする要素が増えるということになります。判断要素が多いほうが株式投資の成功率は高いため、分析するのであれば月足チャートのほうが有用性は高くなります。
特に株式投資初心者はチャートの分析による目先の動きにとらわれることが多くなりますが、大勢観を持った投資をしなければ薄利多売もしくは損失の繰り返しになる可能性もあります。

長期のチャートから導き出される予測を用いることで、成功率を上げることもできます。

株式投資の長期的な流れを見ていきましょう

株式投資の長期的はどの程度でしょうか。一般的にアメリカでの株式投資をする上での長期的な投資とは20年以上にわたる投資を指すそうです。

日本の投資家は長期というと1年から2年を指すことが多いようです。そのため長期といっても比較的短期なチャートを見がちです。

さらに日本の上場企業は50年以上の継続企業は少なく、長期のチャートは少ないですが、それでも10年以上のチャートは多く存在します。
ここでは長期のチャート分析における基本を押さえておきましょう。

10年以上のチャートから導かれる節目というサイン

長期投資という観点から見ると、最低でも10年以上のチャートを分析することが必要です。
10年間という期間は企業が上場してからその資金が事業を通して一巡するおおよその期間であるといわれています。そのため企業に対する資金の効果を読み解くことが可能になります。

また10年間の業績と資金の流れ、季節要因などを考慮することにより、適正価格を見出すことも可能です。

長期のチャートを読み解くことで、相場の転換でもある節目というものを探す手掛かりになります。節目がわかると投資をする上での市場に参入するポイント、いわゆる押し目や戻りなどが形成された際に視認しやすくなります。

また根拠のない参入とは違い、明確な根拠を示すことができるため、成功率を上げることが可能です。

また株式投資をする際に重要なのは、何を企業が行った場合に株価の上昇が最も顕著であったかということです。転換点のみならず、大きく上昇することこそ株式投資の醍醐味であることから、大きく変動するポイントを探すことがあります。

そういった場合に大きく役立つのが過去のチャートです。過去のチャートを抑えることにより、前述のように大きな波動をとらえることができ、次のチャンスを迎えることが可能です。
このように過去のチャートからその企業の業績における歴史を分析し、投資対象とする銘柄がどの程度期待が持てるかの判断にも役立ちます。

株式投資をする上でのチャート分析の重要性

チャートの分析をすることにより、株式投資の成功確率を上げ、ミスを少なくすることができるほか、その企業に対して調べるべきポイントを抑える際にも役立ちます。

資金の流れや大規模な事業の成果などは、調べるときには多くの時間がかかりますが、長期のチャートを使えばすぐに視認することができます。しかし短期的なマイナスを予防するには、長期だけではうまくいかないこともあります。
そのため長期チャートと短期的なチャートを組み合わせると、さらに成功率を上げることが可能でしょう。

チャート分析を行うことにより、相場の予測は可能になります。100%の成功率はあり得ませんが、短期的な分析よりも長期的な分析により、1%でも成功率を上げることができれば役に立つという意識でトライしてみるといいでしょう。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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