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魚力という企業はご存知ですか。
新鮮な魚を使った、テイクアウトの江戸前寿司や創作寿司の販売、居酒屋などの運営をしています。株主優待の内容はどうなっているのでしょうか。
また投資銘柄としてどれくらい魅力があるのでしょうか。
ここでは魚力の株主優待情報や企業情報、投資情報について紹介いたします。特に、普段から魚力の商品を食している方はご覧ください。
目次
魚力という企業の紹介
魚力は、新鮮な生ネタなどを活かしたテイクアウト寿司、寿司テイクアウト専門店などの小売事業、築地直送の魚をメインにした居酒屋の運営をする飲食事業、国内スーパーや飲食業者などへ商品を卸売りする卸売事業の3つの事業を中心としてます。
卸売の他にもテイクアウト専門店や居酒屋などを69店舗展開
小売事業63店舗、飲食事業6店舗の計69店舗運営しています。
「変わらない努力、変えていく勇気」を企業姿勢として、創業80年以上続く鮮魚小売業界のパイオニア企業です。国内だけでなく、アメリカでもサーモン、マグロ、エビ、カニカマ、タコなどの水産物の販売を行っています。
旬の新鮮な魚をメインに低価格でさまざまな商品を提供する
テイクアウト寿司では江戸前寿司や創作寿司、本鮪ステーキ・漬け鮪丼などの製造販売を行っています。
また、寿司テイクアウト専門店の魚力海鮮寿司、Sushi力蔵、かげん、飲食店の海鮮魚力、魚力海鮮寿司などで、築地直送の旬の魚を使った美味しいメニューを販売しています。
創業80年・設立30年以上老舗企業魚力の沿革と歴史
魚力は、資本金15億6,362万円で従業員数410名の企業です。昭和5年に魚力商店を創業します。
昭和41年には立川第一デパートに開店します。昭和48年には東京魚市場買参協同組合へ加入します。昭和59年には株式会社魚力を設立します。
昭和63年に瑞穂商品センターを開設。平成2年に江戸前寿司のテイクアウト販売を開始します。平成10年には日本証券業協会に株式を店頭登録します。
平成12年には飲食事業1号店を開店します。平成15年には東京証券取引所市場第二部上場します。
平成20年にはアメリカに現地法人としてUORIKI FRESH,INC.を設立し、アメリカ内での水産物卸売業を開始します。
平成22年にはUKトレーディング株式会社の営業を開始し、魚介類の輸出入業務を行います。平成24年には株式会社ヨンキュウとの資本及び業務提携を締結します。同年、株式会社大田魚力を設立。
また松岡水産株式会社・オカムラトレーディング株式会社と合弁で松岡インターナショナル株式会社を設立します。
そしてUKトレーディング株式会社を株式会社魚力に吸収合併します。
平成27年には東京証券取引所市場第一部指定。同年、松岡インターナショナル株式会社の株式を売却。
平成28年に株式シーフードワークスを設立。同年ウオリキ・フレッシュ・インク連結子会社より持分法適用関連会社へ異動する。
魚力の株価や配当、優待の内容
事業の種類:小売業 | 優待の価値:— | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
—- | 9月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
1295円 | 3.09% | —% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
129,500円 | 100株 | 40円 |
株主優待の内容紹介
現在、魚力では株主優待を行っていません
魚力の株主優待は、以前は100株以上保有している場合に海産物の贈呈をしていましたが、2015年7月31日に株主優待廃止が発表されました。そのため、現在株主優待は行っていません。
魚力は国内とアメリカにグループ会社・関連会社を展開しています。
魚力のグループ会社及び関連会社 |
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ウオリキ・フレッシュ・インク (アメリカ:生鮮・冷凍水産物販売業) |
株式会社大田魚力 (大田市場をトータル物流拠点とした仲卸業務) |
株式会社シーフードワークス (魚介類を高鮮度で凍結・加工した商品を販売・輸出) |
株式会社わしょくワークス (東南アジアにおける和食レストランの経営) |
寿司テイクアウト専門店 |
魚力海鮮寿司 |
Sushi力蔵 |
かげん |
飲食店 |
海鮮魚力 |
魚力海鮮寿司 |
魚力の業績について
売上高:302億7,300万円(前年対比+6.3%)
営業利益:13億6,400万円(+7.6%)
経常利益:14億8,000万円(−9.8%)
利益:10億3,900万円(−9.1%)
2017年3月期の会社予想
売上高:282億円(−6.8%)
営業利益:13億円2,000万円(−3.2%)
経常利益:15億円(+1.4%)
利益:10億5,000万円(+1.1%)
2017年2月に発表された第3四半期業績
売上高:201億7,900万円(前年同期226億4,100万円)
経常利益:8億1,400万円(前年同期11億4,200万円)
利益は6億2,300万円(前年同期8億6,100万円)
予想に対しての経常利益の進捗率は約54%、利益の進捗率は約59%です。
PER17.08倍、PBR1.29倍、年初来高値1,445円、年初来安値1,165円です。自己資本比率は79.2%と財務基盤は安定しています。
小売事業においては、イベント期間の売上高は好調だったものの、他期間において天候不順の影響や旬の生魚が不漁だったこともあり、既存店舗の売上高が前年同期比で2.4%減となっています。
事業では売上高は前年同期比+5.3%、しかし営業利益は前年同期比−4.9%です。
飲食事業においては、天候不順や競合他社の影響で売上高は減少、また中途採用の増加により人件費増となり、売上高は前年同期比−7.8%、営業利益は前年同期比−96.2%です。
卸売事業は売上高は前年同期比−77.7%、営業利益は前年同期比−90.8%です。通期予想まで業績が届くかが1つのポイントとなりますので、業績推移を注視する必要があります。
魚力はこんな投資家にオススメ
株主優待はなし売買益目的として投資対象株価が割安になった際がチャンスかもです。
魚力の株主優待は、2015年に廃止になったため、現在はありません。必要投資金額は129,500円で、配当利回りは3.09%と悪くありません。
必要投資金額は比較的安いため、少額投資を検討している方でも十分検討できます。
2017年第3四半期業績では、経常利益の進捗約54%、利益の進捗約59%と決して良くはありません。若干割高感も感じられますが、期末の業績にもよりますが、株価が下がる可能性は十分あります。
投資を検討する場合は、もう少し株価が下がったタイミングで判断したいものです。
保有したら中長期で応援し、業績・株価が上昇してから手放したいですね。
普段から魚力商品を食している場合は、検討してみては?
魚力は新鮮な魚を卸売りするだけでなく、居酒屋やすし店などの運営もしています。残念ながら株主優待は2015年に廃止されてしまいましたので、現在はありません。
あくまでもキャピタルゲイン・インカムゲインを目的として投資を考えましょう。
期末2018年度以降の業績にも注目です。特に、普段から魚力の商品を食している方は、投資対象の1つとして検討してみても良いのではないでしょうか。