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亀田製菓という企業を知っていますか。
お菓子が好きな方であれば、名前を聞いたことある方も多いのではないでしょうか。柿の種やハッピーターンなどを製造販売している企業です。
亀田製菓も上場しているため株を買うことができます。
ここでは亀田製菓の株主優待情報や企業情報、投資情報について紹介いたします。日頃から、商品をよく食ししている方は検討してみてはいかがでしょうか。
目次
亀田製菓の企業紹介~どんな会社?~
亀田製菓は、国内の米菓市場のシェアを30%占める企業です。設立60年が経ち、柿の種やハッピーターン、まがりせんべい、ぽたぽた焼など、多くのヒット商品を手掛けています。
米菓事業以外にヘルスケア事業なども手掛ける老舗企業
世界の人々に「健康」「おいしさ」「感動」を届けるために海外展開も積極的にチャレンジしています。
原料の調達から開発・生産など、あらゆる工程で品質管理を徹底し、幅広い年齢層に好まれる安全な菓子を作り続けています。
またヘルスケアをサポートするお米ビジネス、長期保存食ビジネス、主食米販売事業、玄米を活用した研究開発と事業開発など、米菓事業以外も手掛けています。
地域の子どもたちを対象とした食育活動や、CO2の削減活動、災害復興支援、サッカークラブのスポンサーなど、さまざまな活動も行っています。
柿の種やハッピーターンなど、長年ヒット商品を多く抱える
亀田製菓は人気の商品を多数販売しています。きっとどの商品も一度は耳にしたり、口にしたことがあるはずです。
- 亀田の柿の種
- ハッピーターン
- 亀田のまがりせんべい
- 手塩屋
- ぽたぽた焼
- うす焼
- こつぶっこ
- 海苔ピーパック
- つまみ種
- 技のこだ割り
など、多くの人気製品を製造販売しています。
設立60年の老舗米菓企業海外展開や新たな販売店も相次ぎ開業
亀田製菓は資本金19億4,613万円で従業員数3,049名(連結)の企業です。
1946年に創業し、水飴の委託加工を開始します。1950年に亀田町農産加工農業協同組合に改組をし、柿の種などもち米菓を製造する。1957年に亀田町農産加工農業協同組合を母体として亀田製菓株式会社を設立します。
1961年にサラダホープを発売、1966年にはピーナッツ入りの柿の種を発売、1967年にはサラダうす焼きを発売します。1975年には米菓業界で売上日本一となります。
翌年にはハッピーターンを発売し、1977年にはフレッシュパック柿の種を発売します。
1984年には米菓業界としてはじめて新潟証券取引所に株式上場し、1986年にはまがりせんべいやぽたぽた焼を発売開始します。
1992年に新潟運送株式会社、アジカル株式会社を子会社化。1994年にはヘルスケア事業参入。
1997年にケイ・システム株式会社を設立し、翌年には株式会社アデマックを設立。
2000年には証券取引所統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。2003年に中国進出・青島亀田食品有限公司を設立。
2005年には中国・天津亀田食品有限公司を設立。
2008年にはアメリカにKAMEDA USA,INC.を設立。2012年に東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
2013年には尾西食品株式会社を子会社化し、ベトナムに合弁会社のTHIEN HA KAMEDA,JSC.を設立。2016年にTANEBITSを開業する。
亀田製菓の株価や配当、優待の内容
事業の種類:飲食品 | 優待の価値:1000円相当 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 9月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
5010円 | 0.84% | 0.19% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
501,000円 | 100株 | 42円 |
株主優待の内容紹介
亀田製菓の株主優待は100株以上保有で受け取れます。
・1,000株以上保有の場合は、自社製品3,000円相当の詰め合わせ
亀田製菓は国内・海外に菓子の製造販売グループ会社を多数展開しています。
亀田製菓のグループ会社及び関連会社 |
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アジカル株式会社(菓子の製造販売) |
とよす株式会社(菓子の製造販売) |
株式会社日新製菓(菓子の製造販売) |
尾西食品株式会社(長期保存食品の製造販売) |
青島亀田食品有限公司(菓子の製造販売) |
新潟輸送株式会社(貨物輸送、倉庫業) |
亀田トランスポート株式会社(貨物輸送) |
株式会社エヌ.エイ.エス(自動車の販売、修理) |
KAMEDAUSA,INC.(米国カリフォルニア州) |
THAIKAMEDA CO.,LTD.(タイ国サムットプラカーン圏) |
TH FOODS,INC.(米国イリノイ州) |
など他にも、国内に4工場、9支店を展開しています。
亀田製菓の業績について
会社予想に対しての経常利益進捗率は約72%、利益の進捗率は約126%です。自己資本比率は59.5%です。
株価は年初来高値6,170円、年初来安値4,200円で、PERは40.63倍、PBRは2.30倍です。
売上高:973億1,600万円(前年対比+2.6%)
営業利益:46億4,900万円(+15.3%)
経常利益:61億7,800万円(+19.8%)
利益:40億3,200万円(+19.7%)
2017年3月期の会社予想
売上高:980億円(+0.7%)
営業利益:56億円(+20.5%)
経常利益:69億円(+11.7%)
利益:26億円(−35.5%)
2017年2月に発表された第3四半期
売上高:728億1,300万円
営業利益:38億8,600万円
経常利益:50億1,700万円
利益:32億9,200万円
第3四半期業績は悪くはありません。
しかし、ハッピーターンやソフトサラダなどは前年実績を上回った一方で、亀田の柿の種やつまみ種、ぽたぽた焼、揚一番などは前年実績を下回る売上です。株価はここ半年上下しながらも下降しています。
しかし、PERなどを見る限り市場の期待値が見てとれ、割高感があります。
亀田製菓はこんな投資家にオススメ
亀田製菓の株主優待は必要投資金額501,000円で、自社製品1,000円相当の詰め合わせが受け取れます。
優待利回り0.19%、配当利回り0.84%と合わせても利回り1%程度です。株主優待目的の投資対象としては、なかなか検討し難い銘柄です。2017年第3四半期業績は悪くはありません。
利益は通期予想に対して進捗率約126%です。PERには市場に期待値が表れています。
今後の業績次第にもよりますが、投資判断するのであれば、もう少し割安になってからで遅くはないでしょう。
株主優待目的ではなく、あくまでも売買益などを目的とした投資対象として考えた方が良いでしょう。
老若男女に愛される米菓商品を手掛ける企業優待内容は自社商品詰め合わせだが
亀田製菓はハッピーターンや柿の種、ぽたぽた焼など多くのヒット商品を生み出している米菓の老舗企業です。株主優待は嬉しい自社商品の詰め合わせとなっています。
しかし利回りが低いため、株主優待目的としてはハードルの高い銘柄です。
内容は嬉しいですが、必要投資金額も高いため、少額投資者にとっては厳しいです。株価は割高感がありますので、検討するのであれば、もう少し下げてからでも良いかもしれません。