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ヒガシマルという鹿児島の企業をご存知でしょうか。
水産業界内では知名度の高い企業であり、クルマエビ資料類は国内No.1シェアを誇ります。また乾麺や即席めんなども販売しています。
ヒガシマルの株主優待はどのような内容なのでしょうか。
ここではヒガシマルの企業情報や株主優待情報、投資情報などについて紹介いたします。
目次
株式会社ヒガシマルの紹介
ヒガシマルは養殖用配合飼料の製造・販売などの水産事業と、乾麺、即席めん、皿うどん、めんつゆ等の製造・販売を行う食品事業を手掛ける創業60年以上の企業です。
クルマエビ飼料類トップシェア水産事業と食品事業の企業
鹿児島県日置市に本社があり、福岡証券取引所へ上場しています。
国内に3工場、5営業所、1研究所、7のグループ会社・関連会社を持ちます。売上高の7割以上を占める水産事業に関しては、業界内で高いシェアを誇ります。
クルマエビ用配合固形飼料については、シャアNo.1です。「品質第一」「顧客志向」「イノベーション」「接続的経営」を経営方針とし、新商品開発や新市場の開拓を推進しています。
クルマエビ飼料類や長崎皿うどん、山芋入りそばなどを開発・製造・販売
ヒガシマルは水産事業だけでなく、養魚用の配合肥料の開発や食品事業にも携わっています。
- クルマエビ飼料類(水産事業)
- ハマチ飼料類(水産事業)
- 各種養魚用配合飼料の開発・製造・販売
- ヒガシフーズの長崎皿うどん(食品事業)
- うどん・そばスープ(食品事業)
- 鹿児島ラーメン亭とんこつ味(食品事業)
- 早煮えうどん(食品事業)
- 山芋入りそば(食品事業)
- 体にやさしい五穀スープ(食品事業)
などを開発・製造・販売しています。
創業60年以上多くのグループ会社・工場を持つヒガシマルの沿革・実績
ヒガシマルは、資本金6億390万円、従業員数322名の鹿児島県日置市に本社を構える企業です。
昭和22年に製粉、製麺、精米業として創業します。昭和28年には有限会社東製粉工場を設立して製麺業に参入します。
昭和41年には即席麺工場を新設して即席麺業へ参入をします。
昭和43年に有限会社ヒガシマル食品工業に改称し、昭和51年には水産養殖用配合飼料工場を新設し水産事業へと参入します。昭和54年には株式会社ヒガシマルを設立。
昭和55年にストレートめんつゆを開発・販売を開始してめんつゆ事業へ参入。
昭和56年には水産研究機関を開設し、昭和59年に養殖用配合飼料製造設備の鹿児島工場を新設します。昭和60年にはブリ・ハマチ用配合飼料開発、生産販売を開始しました。
その後、福岡営業所や四国営業所、臨海研究所、串木野工場などを新設し、平成10年に福岡証券取引所に株式を上場します。
平成13年に通信販売事業へ参入し、同年株式会社小川食品商事を吸収合併します。
平成23年にマリンテック株式会社、平成24年にはコスモ食品株式会社、平成25年には株式会社向井珍味堂、平成26年には永屋水産株式会社、平成27年には奄美クルマエビ株式会社、平成28年には株式会社なかしまをそれぞれ連結子会社化します。
ヒガシマルの株価や配当、優待の内容
水産事業、食品事業を展開するヒガシマルの株価や配当を表にまとめましたので参考にしてください。
事業の種類:飲食料 | 優待の価値:6000円分相当 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料品 | 3月末日 | 9月末日 | 年2回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
976円 | 0.921% | 0.61% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
97,600円 | 100株 | 9円 |
(2017年3月23日現在)
株主優待の内容紹介
ヒガシマルの株主優待は1000株以上の保有で自社製品の詰め合わせを年2回受け取ることができます。
またヒガシマルはいくつかのグループ会社及び関連会社があります。
ヒガシマルのグループ会社及び関連会社 |
---|
マリンテック株式会社 |
コスモ食品株式会社 |
株式会社向井珍味堂 |
永屋水産株式会社 |
奄美クルマエビ株式会社 |
株式会社なかしま |
有限会社ヒガシマル開発せせらぎの湯花水木 |
ヒガシマルの業績について
2016年度は増収減益、2017年度第3四半期は経常利益105%、利益116%推移しています。
ヒガシマルの2016年度の業績は売上高が前年対比+9.0%の125億5,800万円、営業利益は前年対比−7.6%の5億2,500万円、経常利益は前年対比−5.5%の6億1,400万円、利益が前年対比−24.6%の2億6,300万円の増収減益です。
2017年の会社予想は売上高+7.0%の134億3,300万円、営業利益+26.5%の6億6,400万円、経常利益は+9.1%の6億7,000万円、利益は+17.9%の3億1,000万円と増収増益予想です。
2017年2月に発表された2017年3月期の第3四半期業績では、売上高は前年同期比+5.8%の107億6,800万円、営業利益は前年同期比−8.5%の6億3,000万円、経常利益は前年同期比−5.6%の7億900万円、利益は前年同期比−8.1%の3億6,200万円です。
売上高以外は前年同四半期ではマイナスですが、通期予想に対しては経常利益の進捗率が105%、利益の進捗率は116%です。自己資本比率は47.6%です。
水産事業に関しては、エビ飼料類は順調、ハマチ飼料類は減少、マダイ飼料類は順調、ヒラメ飼料類は順調に推移しています。
マリンテック株式会社と永屋水産株式会社の水産種苗の生産販売や養魚用飼料販売も順調です。
食品事業に関しては、カップ類、棒状ラーメンが順調、即席めん、うどん麺、そうめん類、オリジナル商品は減少しています。
子会社のコスモ食品株式会社や株式会社向井珍味堂のカレー商品やきな粉、香辛調味料等の生産販売は順調です。年初来高値は1,083円、年初来安値は800円、PER14.81倍、PBR0.74倍です。
株価はここ1年緩やかな上昇トレンドですが、若干割安感があります。順調に推移すれば通期予想を達成する可能性はあります。
ヒガシマルはこんな投資家にオススメ
株主優待目的としてはハードルが高いので、売買益目的の投資対象としましょう。
ヒガシマルの株主優待を受けるには1,000株以上の保有が必要なため、必要投資金額は976,000円と高額です。自社商品の詰め合わせ6,000円相当(3,000円×年2回)が貰えますが、優待利回りは0.61%と低く、優待目的の投資としてはハードルが高いです。
株価は緩やかな上昇を続けていますが、まだ若干割安感があり通期予想も達成できる範囲にあります。
今後の業績にもよりますが、割安感のある内に判断をしても良いかもしれません。株主優待目的よりは、キャピタルゲイン・インカムゲイン目的の投資対象として考えた方が良いでしょう。
特に普段からヒガシマルの商品などを食している方には、馴染みがあって良いかもしれません。
100株〜売買益を目的とした少額投資がおすすめ
ヒガシマルは、水産事業と食品事業の企業で、特に水産事業に関しては業界内でも高いシェアを誇ります。
株主優待商品は自社商品詰め合わせ6,000円相当と魅力的ですが、1,000株以上の保有が必要ということもあり、優待を受けるには100万円近くの高額な投資金額が要ります。余裕がある場合は良いですが、そうでない場合は優待目的の投資よりは、100株〜売買益目的の投資をした方が良いでしょう。
通期予想を達成できる可能性はありますが、できれば更に株価が下がり割安感がでたところで判断してみたい銘柄でもあります。