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今回ご紹介するのは日本甜菜製糖の株主優待です。日本甜菜製糖は甜菜という野菜の根っこから作られる甜菜糖のメーカーで、株主優待として自社製の砂糖が3kgももらえます。砂糖3kgというと1年で使い切れる以上の量だと思いますので、株主優待で1年分の砂糖が確保できてしまいます。
日本甜菜製糖では甜菜という北海道産の野菜の根っこから砂糖を作っているメーカーで製糖会社としては準大手になります。多くの砂糖が外国から輸入された粗糖から精製されている中で、国産の材料を使った甜菜糖の生産をしているのが日本甜菜製糖です。北海道産の甜菜にこだわった砂糖を株主優待品として出しているところからも自社製品への自信と誇りが感じられます。
目次
日本甜菜製糖は東京に本社を置いているが北海道地盤で甜菜糖首位の実力
株主優待として北海道産甜菜100%で作られている砂糖がもらえる日本甜菜製糖とはどのような会社なのでしょうか。砂糖の他に飼料、イーストなどの酵母、機能性食品から農業用資材まで幅広い商品を展開しているのが日本甜菜製糖です。
主力は国内首位の甜菜糖で100%北海道産の甜菜が使われている
日本甜菜製糖では「スズラン」というブランド名で砂糖を生産しています。北海道産の甜菜から作られる甜菜糖と、東南アジアや沖縄のサトウキビから作られた精製糖の両方を精製しています。
普段お料理などに使われる上白糖、お菓子作りなどに使われるグラニュー糖のほか、スティックシュガーも生産しており、製糖メーカーとしては準大手の位置づけとなっています。なお、甜菜糖の生産では国内首位の実力を持っています。
ところで、甜菜というのは北海道の農業の基幹作物として代表的な作物です。春先に植え付けされ、秋ごろに収穫となります。
砂糖の他にも北海道の産業に関わる幅広い製品を生産している
日本甜菜製糖では砂糖の他にも様々な製品をてがけています。日本甜菜製糖は北海道を地盤として事業を展開しているため、北海道の産業を深く結びついた製品が多くあります。
乳牛や肉牛のための飼料がその一つで、得意分野である甜菜を活用した飼料の開発、生産をしています。甜菜は根の部分には糖分が含まれ、砂糖として精製されます。それ以外の部分に含まれるラフィノースという成分を有効活用して機能性食品も手掛けています。そして甜菜を栽培するための育苗ポットなどの農業資材も取扱い、北海道の農業、酪農に大きく貢献している企業です。
日本甜菜製糖株式会社の株価や配当
日本甜菜製糖は製糖準大手で、北海道産の甜菜100%の甜菜糖では国内トップの実力を誇っています。砂糖だけでなく、北海道の産業、健康に関わる製品も多く手掛け、北海道の地盤を大切にしている企業です。
ここからは日本甜菜製糖の株式の情報を整理してみましょう。
事業の種類:食料品 | 優待の価値:— | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
2,458円 | 2.03% | — | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
245,800円 | 100株 | 50円 |
年に1回の優待は一般的ですが、もらえる砂糖の量が3kgですから十分な優待を受けられるのが日本甜菜製糖の株主優待の特徴です。
日本甜菜製糖の株主優待でもらえるのは砂糖3kg
日本甜菜製糖では株主優待として年1回、自社製品の砂糖が3kgもらえます。株主優待を受け取るための条件や注意点を確認しておきましょう。またもらえる砂糖の内容についても詳しくご紹介します。
■5,000株以上保有の場合、自社製品の砂糖(5kg)
■10,000株以上保有の場合、自社製品の砂糖(10kg)
日本甜菜製糖の株主優待を受けるには3月末日時点で1,000株の保有が条件となります。単元株数は100株ですから10単位株の買い付けが必要になります。かなり多くの株を買わないといけないことになりますから注意が必要です。
日本甜菜製糖の株を1,000株保有するには約250万円の資金が必要です。受け取れる株主優待は砂糖3kgとかなりお得に感じますがそのために250万円の投資が必要になります。そのため優待利率はかなり低めになってしまいます。
1,000株以上の保有から株主優待を受けることができる日本甜菜製糖の株ですが、保有株数が増えれば増えるほど、もらえる砂糖の量も増えていきます。最大10,000株以上保有で砂糖10kgとなります。
砂糖10kgってなかなか消費できるものではないので、個人ではありがたみがないかもしれませんね。
もらえる砂糖は1kg入りの袋3袋分で上白糖、グラニュー糖がある
株主優待としてもらえる3kgの砂糖はもちろん北海道産甜菜100の甜菜糖です。日本甜菜製糖の砂糖ブランドである「スズラン」の甜菜糖には上白糖とグラニュー糖があります。1袋が1kg入りなので、3袋もらえることになります。3袋の内訳は年によって異なりますが、上白糖とグラニュー糖の両方がもらえるようです。グラニュー糖が1kgもあればお菓子作りがはかどりそうですね。
日本甜菜製糖で株主優待を狙う前にチェックしておきたい業績
日本甜菜製糖の株主優待が魅力的だと感じる方は、株の購入を考えると思います。株の購入には銘柄選び、購入のタイミングなどの難しい要素が多くあります。それぞれのスタイルに合わせた基準があると思いますが、最も基本になるのが業績のチェックです。
日本甜菜製糖の過去2期分の業績と今期の予測について見ておきましょう。
売上、利益ともに横ばいで推移している日本甜菜製糖の業績
業績のチェックでも基本中の基本となるのが売上と経常利益の確認です。この2つの指数は必ずチェックしておく必要があります。株は将来への期待で上がったり下がったりするものですから、過去の売上、経常利益と今期の予測を見比べて上がりそうな株か、下がりそうな株かを検討しましょう。
業績についてはほぼ横ばいで推移してはいますが、2017年期の業績予測について11月10日に上方修正の発表をしています。この上方修正が株価にどのような影響を与えるかは株価の推移を見守った方がよさそうです。
日本甜菜製糖の株主優待を狙うならこんな投資家にオススメ
日本甜菜製糖の株主優待を受ける条件は1,000株以上の保有とハードルが高くなっています。費用にすると約250万円の投資が必要になります。単純に250万円もの金額を株主投資に振り分けられるだけの余裕がある人だけが株主優待を受け取れることになります。
株主優待の内容は砂糖ですから、どうしても欲しいという人も少ないでしょうから無理をして1,000株購入する必要もないでしょう。ただ、配当の利回りが2%を超えておりそこそこいいので最低単元数の100株の購入から始めるのはいいかもしれません。配当を受け取りながら、余裕を見て買い増していくというスタイルで結果的に株主優待にたどり着くというイメージで投資すると無理なく、日本甜菜製糖の株主優待を楽しめるでしょう。
日本甜菜製糖の会社概要、株式情報、株主優待のまとめ
日本甜菜製糖は北海道を地盤に砂糖を生産する製糖会社です。北海道の基幹作物である甜菜を使った甜菜糖の生産では国内トップの実績を持っています。砂糖の他にも北海道の重要な産業である酪農に関わる飼料や、甜菜に含まれる有効成分を活かした機能性食品も手掛けています。
日本甜菜製糖では株主優待として1,000株以上の保有を条件として自社製の砂糖3kgがもらえます。1,000株というのは250万円ほどの投資が必要ですからハードルの高い投資になってしまいます。配当利回りは悪くなく、100株から買い付けできるので、まずは100株から始め、徐々に買い足していくという選択肢も考えられます。
輸入食品が増え、食料自給率が極めて低い日本で、国産の材料を100%使った製品を作っている日本甜菜製糖の今後の発展に期待したいところです。