• 業績予想を検証して大化け株を見つけ出す方法を大公開します!
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業績の変動と株価の変動は連動することを理解して上がる株を見つけよう

2017年4月1日

株に投資をする以上、利益を出したいと誰もが思いますよね。そして利益を多く出すには「なるべく安く買って、なるべく高く売る」ことが一番です。

安く買うのは現在の値や過去の値動きを参考にできますのである程度見当が付きますが、高く売るのはなかなか難しいですよね。

まず、高く売るには株価が上がってくれなければいけませんし、どこまで上がるかというのは未来の予想ですので確かなことは誰にも分りません。

本記事では、将来的に株価があがりそうな会社の見つけ方をご紹介します。
あくまで「上がりそうな」会社です。あなたが投資しようと思っている銘柄がこれから上がる可能性が高いのか低いのか、という参考にしてください。

経常利益、利益率、売上高の3つが連続で伸びている会社、これが最高

株価は今後の会社の成長に対する成長を織り込んで形成されます。
今後も成長しそうならば株価は上がっていきます。逆に、業績が悪くなりそうだと判断すれば株価は下がっていきます。確かに、相場全体の動きとして株価が上下することはあるでしょうが、最も基本は業績に対する期待の表れが株価の変動に結びつきます。

業績がいいというのは売上が上がっており、利益も上がっている場合です。ですから経常利益、利益率、そして売上高の3つの数字が伸びている会社は業績がいい状態だと言えます。

2期連続でこの3つの数字が上がっている会社が、来期の予想としてさらにいい数字を発表したとします。そうなると会社が高成長していく見込みがますます高まり、株価も上昇することになります。

会社予想と四季報予想で業績予想の信頼度を確かめる

どんなに業績の予想がいいものであっても、その予想が信頼できなければなんの意味もありません。
業績予想には2種類あり、会社が発表する会社予想と、東洋経済社が出す四季報予想があります。

会社予想は自分たちが行う事業についての予想になります。会社によって控えめな予想をしたり、強気な予想をしたりします。

対して四季報予想は東洋経済社の記者が独自の調査に基づいて出す予想で会社予想に比べ客観的であることから重要視されています。

この2つの予想を見比べて自分自身で業績について判断をすることが大切になってきます。

予想が確実に達成されるかどうかをチェックする

上場している株式会社は業績の予想を発表すると同時に、4半期ごとに業績の達成度を発表しています。
それに加え、何らかの理由で予想を修正するときには適時開示といって、売上高の10%、利益の30%以上の修正をする時には開示することになっています。

これらの発表を随時チェックしていくことで、その会社の予想が信頼できるものかどうかが分かります。
過去に下方修正を繰り返している会社であれば、業績予想よりも下に見積もった方がいいでしょうし、進捗率が高い会社であれば、業績予想が上方修正されるかもしれません。

また、会社予想よりも四季報予想の方がいい数字である場合、会社予想を達成する見込みは高い、と言えるかもしれません。

売上、利益の伸びを分析するためのポイント

経常利益、利益率、売上高の3つが伸びていくことがいい会社の条件です。
この3つが伸びるということはどういうことなのかを考えていきましょう。

売上高が伸びる、利益が伸びるこれはそのままの意味です。商品やサービスがたくさん売れれば売上は伸びますし、経営の効率化などで経費を削減することでも利益は伸ばせます。

では利益率が伸びるというのはどういう意味でしょうか。利益率が伸びているというのは、毎年利益がどんどん拡大しているという意味です。

ある年の利益が2億円で次の年が3億円で1.5倍になったとするとさらに翌年は3億円の1.5倍以上の5億円になる、そういう状態を意味します。

売上を支える商品やサービスに魅力はあるか

利益率を伸ばし続けるには経営の効率化を常にしながら売上げを順調に伸ばしていくことが必要になります。業績予想で売上があまり伸びていなのに利益がものすごく増えている場合などには注意が必要です。

売上高が上がり続けるにはその会社の商品やサービスに魅力があることが条件となります。誰からも必要とされない商品やサービスはそれがどんなに高度であったとしても売れないからです。

業績予想を見るときには数字だけではなく、その会社がどのような商品を扱っているのか、新商品や技術の開発にどれだけ力を入れているのかも同時にチェックするのがいいでしょう。

増収増益であってもその中身を検証する

売上高、経常利益ともに増えている状態を増収増益と呼びますが、増収増益であってもさらに細かく分析する必要があります。

まずは売上高の伸びは鈍化しているが、利益は増えている場合です。

これは既存の商品の売り上げが落ち込んでいるが、新商品の台頭により、利幅が拡大している、もしくは経営の合理化で経費の削減に成功しているのかもしれません。

この場合は新商品が順調に伸びていけばいずれは売り上げの伸びにも大きく貢献してくるかもしれません。経費の削減によって利益が拡大した場合は、利益の拡大の長続きは期待できません。

逆に売り上げは大きく伸ばしたが、利益の伸びが今一つの場合はどうでしょうか。他社の参入などにより商品の競争力が落ちた結果、利幅が減っていると考えられます。

このように、今後も成長の見込みがあるかどうかは業績の中身をしっかりと分析する必要があります。
また、その会社単体ではなく業界全体を見渡す必要もあります。

他社が新商品を発表すれば、競争力が失われ利益が減ることが予想されますし、何らかの原因で業界全体で落ち込んでいたり、好調である場合にはその分を割り引いて考える必要も出てきます。

業績予想を検証して大化け株を見つけ出す方法のまとめ

業績予想が株価に大きな影響を与えることは分かっていただけたでしょうか?

株取引で利益を出すためには継続的に成長している会社の株を見つけることが大切になってきます。
継続的に成長している会社は経常利益、利益率、売上高の3つが伸びてきている会社です。

ただ、表面上の数字だけで判断するのは危険です。業界全体やライバル会社、数字の根拠となることがらを総合的に判断する必要があります。

また、予想には会社予想と四季報予想、さらには予想の修正などもあります。常に最新の情報をキャッチして業績予想を利用した投資に役立ててください。

著者情報
自虐に突っ走る投資初心者。腹八分目を肝に銘じつつ、欲と恐れと戦いながらどこまで我慢できるか毎日チキンレース繰り広げてます。

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