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マブチモーターは東証一部上場の株式会社で、本社所在地は千葉県松戸市松飛台です。千葉県に本社があるということもあってか、株主優待では千葉の特産品がもらえます。
1954年に設立された歴史のある企業で、小型モーターの製造をしている会社です。小型モーターというと、自動車や事務用品に使用されることが多く、自動車のパワーウインドやプラインター、掃除機などでマブチモーターの小型モーターが活躍しています。
日本のみならず、海外にも積極的に展開している企業で、中国やベトナムなどのアジア諸国に生産拠点を持ってます。小型モーターの世界シェアは5割以上であり、マブチモーターはまさに小型モーターにおいて業界ナンバー1のシェアを誇ります。
現在では自動車電装機器が最も売り上げが多く、次いでCDやDVDドライブ用のモーター、インクジェットプリンターやデジカメの売り上げが高いです。
目次
マブチモーターはどんな株式会社なの?小型モーターのシェアは業界でナンバー1!
マブチモーターといえば、小型モーターを製造している株式会社として有名です。そのシェアは業界において圧倒的に高く、世界での小型モーターのシェアの5割以上がマブチモーターです。
1954年に東京にて東京科学工業株式会社を設立して以来、効能性な小型マグネットモーターを開発するなど、開発に力を注ぐ一方で、海外にも進出し、小型モーターを販売するなど、精力的に活動している企業です。
2000年代の株価は2000円台から3000円台でしたが、2014年代ごろより株価が上がり始め、現在では4000円代を突破し、5000円代を推移しています。
マブチモーターの優待というと、千葉や香川の特産品が多く、優待を受けることで美味しいグルメを堪能することが出来るでしょう。
マブチモーターは自動車用の小型モーターを製造しているシェアナンバー1の企業
マブチモーターは元々は玩具用の小型モーターを開発、製造していた企業です。現在は、耐久性に優れている小型モーターを製造しており、マブチモーターの小型モーターは自動車や音響機器、映像機器、CD/DVDドライブなど、様々な分野において使用されています。
低価格で、しかも高性能な小型モーターは日本だけでなく、海外でも評価されており、その世界的なシェアは業界においてナンバー1とされています。
マブチモーターは1954年に設立!海外にも複数の拠点を持つ小型モーターの企業に成長
マブチモーターが最初に開発した有鉄心ブラシ付きの小型モーターは、もともとは玩具用に売り出されたものでした。
ただ、その性能は非常に高く、なにより値段が安いということもあり、その後マブチモーターの小型モーターは市場に受け入れられ、ヒット商品となります。
マブチモーターの小型モーターは玩具と呼ぶには非常に性能が高く、やがては玩具以外の分野にも進出するようになります。現在では自動車や事務用品など、あらゆる場面においてマブチモーターの小型モーターが使用されているほどで、そのシェア率は海外においてもナンバー1を占めます。
国内のみならず、世界での販売数も多い企業のため、自動車の生産に合わせてさらなる小型モーターの開発と販売拡大が期待されています。
マブチモーター株式会社の株価と配当
ここ数年において、マブチモーターの株価は上昇傾向にあります。リーマンショック以降は比較的動きが少なく、上がりもしなければ下がりもしないという、安定感のある動きをしていたのですが、2104年頃よりだんだんと株価が上昇し続け、現場では5000円台を推移しています。2010年頃の株価が2000円台であったため、丁度株価は倍以上になった計算になります。
リーマンショック以降も特に破綻の危険もなく、安定した経営を続けてきた企業のため、長期投資向きの株式会社です。
配当についてですが、2012年の配当と2017年の配当を比較すると、倍以上の開きがあります。株価が上がるにつれて、しっかりと配当も増やしてくれる企業のようです。
事業の種類:電気機器 | 優待の価値:2000~3000円相当の特産品 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
千葉もしくは香川の特産品 | 12月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
5,840円 | 1.87% | 2000円相当の特産品は0.3%、3000円相当の特産品は0.2% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
584,000円 | 100株 | 109円 |
千葉もしくは香川の特産品をもらうためには最低でも100株必要!
■200株以上保有の場合、千葉もしくは香川の特産品(3,000円相当)
■1000株を3年以上継続保有の場合、千葉もしくは香川の特産品(3,000円相当を2つ)
マブチモーターの株主優待というと、千葉もしくは香川の特産品となります。
例えば、
- ソーセージの詰め合わせや地ビール
- 蛤吸い物セット
- フィナンシェ詰め合わせ
- オリーブ豚チャーシュー
- 鰆の味噌漬け
- しょうゆ豆セット
- 果物の焼き菓子セット
などになります。
チェックしておきたい過去の業績、注目したい現在の業績やチェックポイント
マブチモーターは2008年のリーマンショック以降に関しても、特に不安視する要素の少なかった株式会社です。
2008年以降の株価を見ると、2000円台から3000円台を水平に移動しており、特に暴落や下落するといった場面はほとんどありませんでした。
さらに、日経平均株価の上昇に合わせるようにして、2014年頃より株価は上昇し始めます。やがて4000円台を大きく超え、一時は8000円台にまで上がりました。現在は5000円台をいったりきたりしている状況で、穏やかに株価は推移しています。
株価が2000円台であった頃の配当というと、1株あたり50円だったのですが、2017年の配当というと100円以上にまで増えています。
マブチモーターは業績に関しても比較的安定しているようで、特に悪いと言えるような要素はほとんどないです。
世界的なシェア率の高い企業のため、自動車向けの製品が今後、世の中で増えていくにつれて、さらなる販売拡大が期待できます。
マブチモーターは長期にわたって安定した投資がしたい人にオススメの株式会社
マブチモーターの小型モーターというと自動車に使われることが多いです。自動車のミラーやドアロックなどに使われる小型モーターのほとんどは、マブチモーターのモノと言えるでしょう。
世界的なシェア率も非常に高い企業のため、自動車がこの世にある限り、マブチモーターの経営は安泰でしょう。まさに、今後10年20年と長きにわたって株を保有したいという願望のある長期投資家にほどマブチモーターの株は向いています。
株の配当に関しても、業績が上がればしっかりと株主に利益を還元してくれる会社のため、投資家としては非常に応援し甲斐があることでしょう。
自動車以外の分野、例えば音響機器などにおいてもマブチモーターの小型モーターは使用されています。様々な分野においてマブチモーターの小型モーターが必要とされているようで、今後とも世界で使用され続ける見込みはとても高いです。
できるだけ長期にわたって安定した経営を続けてくれる優良な企業を探しているのであれば、まさにマブチモーターがオススメです。
マブチモーターの株を購入すると美味しい特産品を堪能できる!
マブチモーターは小型モーターを製造している会社として有名なのですが、その株主優待というと、千葉や香川の特産品という、美味しいものばかりとなります。それだけに、小型モーターに興味がないという投資家にもオススメの優待です。
優待の中身も美味しそうなものばかりですし、200株保有すれば3000円相当の特産品がもらえます。
3年以上の長期にわたって保有し続ければ、3000円相当の特産品を二つも貰えるため、長く保有し続けている投資家にほどメリットがあります。
マブチモーターの株主になると、他にも既に生産が終わっている水中モーターの「マブチS-1」や今治タオルなどがセットでもらえるなどの特典もあります。