• こんな会社の株は買ってはいけない?その理由とは??
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表面上の数字だけで判断するとイタい思いをすることも・・・

2017年3月30日

自分では上がると思っていたのに、株価が下がって損をしてしまった。
こういう経験のある人は少なくないと思います。

カタカナのかっこいい最先端技術を持っているから今後の成長が期待できそうだ、と投資してみたもののまったく株価があがらない、という場合もありますよね。

今回は表面上の数字に惑わされず、本当にいい会社を見つけるための方法として、逆説的に「こんな会社の株は買ってはいけない」について解説していきます。

何をしているのかよく分からない会社はどんなにすごそうに見えても避ける

株に投資するときには何を基準に「いい株」を判断するでしょうか?業績や各種の指標やチャートを利用することもあるでしょう。
いずれの情報を利用しても絶対上がる株は誰にも分りません。

そこで、なるべく投資の勝率や利率を高めるために必要なのが会社や業界、社会情勢についてよく調べることですよね。

その会社のことをよく調べずに、表面上の数字だけで判断してイタい思いをする人は少なくありません。
しかし、さらに悪いのが、指標やチャート、業績などの数字すら調べずに“雰囲気”で株を購入することです。

なんだかすごそうだ、現在ものすごく株価が上がってきている、という理由だけでその株に手を出すと高値で買ってしまい、その後暴落し損切りで終わってしまう結果にもなりかねません。

なぜなんとなくの雰囲気で株を購入していはいけないのか

なんだかすごそうなことをしている会社で、このところ株価が上がっている、そんな株を購入するのは避けた方がよさそうです。

いい会社の株はその期待から上がっていきます。いい会社というのはしっかりとした売上と利益をだし、経営の基盤がしっかりしている会社です。

雰囲気だけで取引をするとその会社がいい会社かどうかを見極めることなく株を購入することになります。そうなると、実はいい会社とは言えないのに株価だけが上がっている、という場合もあるわけです。

株価が上がる根拠もないのに急騰している株にはその会社の業績や会社に対する期待以外の理由が隠れています。

多くの場合は上場間もない会社の株や何か情報が出てきた株が注目を集めた結果、短期投資家が一気に飛びつくものですが、仕手筋と呼ばれる大手の投資家による不正な操作の場合もあります。

いずれにせよ、急騰したのち、急落するので注意しながら避けた方が得策です。

ハイテク技術や難しいビジネスモデルなどはさらに注意

ハイテク技術や難しいビジネスモデルを持っている会社は注目を集めやすくニュースになることもあり、短期投資家の注目を集め、急騰や急落をすることがあります。

ハイテク技術は必然的に目新しい技術なので注目を集めますが、はたしてその技術がどれだけ社会に貢献するのか、つまり会社の売上げにつながるかは不透明です。

同様に難しいビジネスモデルではどのくらい売上になり、利益がどれだけ出るかが分かりづらくなります。

どちらの場合も新しい会社である場合も多く、過去の業績についての情報が少なく適正な株価や今後の見込みが立ちにくいという点も避けた方がいい理由です。

また、新しい製品やサービスの発表の情報を分析するだけの基礎的な知識がない、という状況にもなりやすいため、投機的に株価が上がっているのか、それとも本当の期待から株価が上がっているのかの判断がつきません。

そうこうして迷っているうちに、株価は頭打ちとなり、慌てて買ったところ、高値で買ってしまいあとは下がるだけ、という状況に陥ってしまう可能性もあります。

投資は好きな分野や得意分野ですると妥当な判断がしやすい

投資をするときは得意分野や好きな分野で行う事が大切だと思います。
株に投資をする時には、とにかくその会社や業界についてしっかり調べることが大切です。
投資をした後も継続的に情報を分析し、利益を確定するための売ったり、株を持ち続けるのかどうかの判断をしなければいけません。

会社についてしっかり調べる、業界の動向に注目する、といっても自分が全く興味のない分野や苦手分野では情報を集めるのにも一苦労しますし、分析しようにもなかなか妥当な分析ができません。

ですから、投資をする際には業績や会社の事業内容、業界全体の動向などの情報を集めやすく、分析がしっかりできるような分野を選ぶのがおすすめです。
簡単に言うと、好きな分野や得意分野を選ぶようにするといい、ということですね。

具体的にはどんな分析が可能になる?

例えばゲームが好きならば、新しいゲームを実際にプレイしてみて、「ヒットしそうだな」とか「これは一時的なブームだけで終わるな」といった評価ができるわけです。

ヒットしそうなゲームが出たならば株の購入を検討しみる、という流れにもなります。
逆に、興味も基礎知識もないのにこれから伸びそうだという理由でバイオ関連に注目したとします。

そこで「遺伝子ノックダウン技術」とか「遺伝子ノックアウト技術」だとか言われても何がどうすごいのかわかりません。
一般的な技術なのか、特殊な技術なのかも分からない。

売上が伸びていたのしてもその根拠を見つけることができないので分析に自信がもてない、ということになりますね。

株式投資で失敗しないための会社選びの基本は・・・

ここまで見てきたように、雰囲気に流されての投資は避けるべきです。

株に投資をするさには業績や各種の指標、チャートをよく分析することが大切です。とくに業績を評価する際には、売上や利益の根拠をしっかりと調べる必要があります。

雰囲気で取引してしまうと、そういった分析にきちんと時間をかけられないこともあります。
また、分析しようにも基本的な知識や情報がない状態では適切な分析ができないこともあります。

株式投資で失敗しないためには、会社の業績をよく確認し、売上や利益の根拠について多面的な情報を用いて分析することが一番大切なのです。

著者情報
自虐に突っ走る投資初心者。腹八分目を肝に銘じつつ、欲と恐れと戦いながらどこまで我慢できるか毎日チキンレース繰り広げてます。

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