大冷の株主優待は企業こだわりの骨なし魚3種セット、現場の声を活かした冷凍食品開発に定評のある企業

1972年（昭和47年）創業、業務用の冷凍食品を扱う企業です。日本では珍しい工場を持たない企業であり、約60％が海外のパートナー工場の生産となっています。
企業理念は顧客需要を一早く取り入れること、また常に挑戦する力を蓄えることとしています。

その結果、骨を除いた魚の「骨なし魚シリーズ」や「骨なし魚のトレーサビリティシステム」の導入、解凍せずにそのまま使える「楽ラックシリーズ」などを展開し、企業の看板商品を作り上げました。先を見据えた顧客の需要を取り入れ、失敗を恐れずにチェレンジする精神を持ち続けたことが商品開発と商品展開の大きな成果につながっています。

東京証券取引所市場一部上場、証券コード2883、資本金19億900万円、従業員数（単独）155人の企業です。

創業以来全国への展開

1972年（昭和42年）に東京都中央区勝どきに創業しました。以後、日本全国に営業所を設立しており、現在では仙台、大阪、名古屋、福岡、広島、札幌、高崎に支店を開設しています。本社も東京都中央区月島に移転し、自社社屋での経営となっています。

安心安全の先駆け

安心安全を最重要と捉え、他企業に先駆け2005年から骨なし魚の履歴管理を行っています。
漁獲情報、生産工程や品質管理などの生産における様々な履歴を管理し、これをインターネットを通して発信をしています。これにより顧客との信頼関係を築くとともに、より安心安全な商品展開の基盤強化につながっています。

また、万が一問題が生じたとしても、履歴管理による徹底した原因追及とスピード検索が可能なシステムになっており即座に迅速な対応につなげることができます。

他社に先駆けて時代変化を商品化

高齢化や核家族化などの家族構成や社会構造の変化により、食生活も日々変化をしています。他社に先駆けてその変化を商品へと展開するために、社員一人一人が常に現場と向き合い挑戦する精神で営業を行っています。粘り強い商品開発や研究を重ねることで、骨なし魚や楽ラックシリーズの商品化に成功しています。

株式会社大冷の株価や配当

1972年（昭和42年）の創業以来、他社に先駆け安心安全と商品開発に取り組んでいます。安心安全を徹底管理したシステム開発と家族構成や社会構造の変化を一早く捉えそれを商品化することにより現在の主力商品が出来上がっています。
現場の生の声を活かした商品開発と失敗を恐れずにチェレンジする精神が企業の大きな基盤となっており、社員一丸となって商品開発と研究に取り組んでいます。

株主優待の権利と特徴

9月末日現在の最終株主名簿に記載されている株主に対し、下記の商品が発送されます。
発送は例年11月半ばころとなっています。

年度によって商品は異なります。

製造工程における様々な特許技術

平成19年より、5つもの特許技術を取得しています。冷凍魚の骨抜きと加工方法、加熱処理魚の製造方法、凍ったまま調理可能な冷凍魚の製造方法、湯せんと蒸し調理の冷凍食品と製造方法、施設用冷凍揚げ物と製造方法、においての特許です。
これらは全て現場の声を活かすために研究と開発を重ねた成果です。

事業構成比と商品詳細

事業の構成は骨なし魚事業、ミート事業、その他事業の3つに分けられます。

骨なし魚は主力商品であり、骨なし魚の市場トップを維持確保しています。企業売上の約44.6％を占めており、常に新商品開発へ向け取り組んでいます。医療施設や介護施設などに多く利用されており骨が一本も無い状態での出荷をするため、工場でＸ線を利用して最終チェックを行っています。

中国工場が主要工場となっており、更にタイやベトナム工場での稼働により、より売上増加を狙っています。徹底した品質管理指導のもと、定期的な工場監査や日本の法律に基づいた指導、日本人社員常駐などを取り入れるとともに、現地工場従業員とのコミュニケーション強化を基盤に万全な工場となっています。

ミート事業は売上の10.6％を占めています。主力商品は楽ラック匠シリーズであり、解凍の手間なく調理ができる冷凍肉です。特殊な加工を施すことにより、臭みをなくし本来の旨みを最大限に引き出すことに成功した商品で、パサつきもなく冷めても美味しく頂けるような肉になっています。

また、日本介護食品協議会認定の介護食品であり、ユニバーサルデザインフードの「容易にかめる」食品となっています。
その他事業は売上の約44.8％を占めています。調理冷食や練り製品、冷凍野菜が含まれます。生つみれ、生しんじょ、かまぼこやはんぺん、豆腐や野菜などの素材食品からロールキャベツや肉団子、グラタン、ハンバーグなど様々な調理済商品を展開しています。全ての商品において調理法が記されており、調理者の事を考えた情報発信を行っています。

取組みの強化

消費者を飽きさせないため新商品の開発と既存商品のリニューアルを行うとともに、営業強化を図っています。大手問屋プライベート商品の販売強化や大手消費者との取り組み強化、新規顧客の開拓などに企業一丸となって邁進しています。

骨なし魚に興味がある投資家さんにオススメ

骨なし魚の特許技術を持ち、その技術を利用した骨なし魚事業では市場トップの地位を確保している企業です。安心安全を徹底した工場管理と消費者に安心して届けられるシステムを構築しているとともに、美味しさと香り、食べやすさを追求した商品づくりに定評がります。株主優待ではこの骨なし魚3種の詰め合わせが発送されますので、骨なし魚に興味がある投資家にオススメです。

企業理念に基づき、現場の生の声を活かした商品展開と失敗を恐れずにチャレンジする精神による新商品開発に向けて、企業一丸となって日々邁進しています。新商品開発、研究の場が常に設けられ、続々と新商品の発表となっています。また、既存商品の見直しを行う事で、消費者を飽きさせない工夫を行っています。

新商品の発表、発売は半年に1回のペースで行われており、新商品に興味がある投資家にオススメの企業です。

特許技術を利用した骨なし魚が主力事業、株主優待は骨なし魚3種詰め合わせ

1972年（昭和42年）の創業、業務用冷凍食品を扱う企業として成長してきました。常に顧客第一、失敗を恐れないチャレンジ精神を掲げ、新商品の開発や研究に取り組んでいます。骨なし魚シリーズがその主力商品であり、まさに現場の声を取り入れた商品で長い時間をかけて開発しています。骨を一本も残さない商品に仕上げるため、X線を利用した最終チェックには企業の精神を知ることができます。

株主優待は骨なし魚の3種詰め合わせであり、5切れずつセットになっています。骨がなく、美味しく、楽しく食事ができる喜びを得られるとともに、企業のこだわりを感じることができる商品となっています。商品一つ一つに調理法が紹介されていますので、料理が苦手な投資家にもオススメです。