• フジトミの株主優待は新潟県魚沼産こしひかり。先物取引やFX、太陽光発電など様々な事業を展開
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500株以上の保有で魚沼産コシヒカリ(新米)の株主優待

2017年4月2日

先物取引やFXなどを取り扱う老舗企業のフジトミは、投資関連事業だけでなく、不動産賃貸事業やLED照明の販売、映像コンテンツ配信など多くの事業を手掛けています。

株主優待はコシヒカリで必ず消費するため貰って嬉しい内容です。
初期投資額は5万円を切りますので、少額投資検討者にとっては企業情報を把握しておきたい銘柄の1つです。ここでは、フジトミの企業情報や投資情報について解説いたします。

しっかりとチェックをして投資判断の材料にしましょう。

株式会社フジトミ 企業の紹介

フジトミは、創業64年で商品先物取引の老舗企業です。商品先物取引とは農産物などの商品を将来の一定時期に商品を受け渡す約束をして、今その価格を決め取引をすることです。

先物取引の老舗企業で創業60年以上の企業

投資サービス事業、外部の不動産会社と連携した不動産賃貸事業や、映像や証明なども手がけています。

  • 商品先物取引
  • 金地金取引
  • 株価指数証拠金取引(CFD)
  • 外国為替証拠金取引(FX)
  • ふくろうの保険Naviの保険募集業務
  • 不動産賃貸事業
  • 不動産投資事業
  • 韓国メーカーの商品を中心に業務量のLED照明を販売、映像コンテンツ配信

など、さまざまな事業を展開しています。
特に歴史のある投資サービス事業と、生活・環境事業に力を入れ成長を目指している企業です。

「お客様に満足される情報とサービスの提供に努め、お客様に信頼される企業を目指す」という経営理念の元、社員一人ひとりが個性を発揮しやすいアットホームな社風で、チャレンジ精神を大切にしています。

先物取引を中心に多くの投資商品を展開

取引所株価指数証拠金取引のくりっく株365や、取引所為替証拠金取引のくりっく365、オンラインの商品先物取引のFITS、ふくろうの保険Naviなどのサービスや製品の提供をしています。

商品先物取引業務では、金・銀・白金・パラジウム・ゴム・ドバイ原油・ガソリン・灯油・軽油・トウモロコシ・大豆・小豆などを扱います。

株式会社フジトミの実績や歴史など

フジトミは資本金12億円、従業員107名、時価総額約20億円の企業です。
昭和27年に株式会社丸一藤富商店として設立。昭和45年に株式会社藤富へ社名変更し、平成5年に株式会社フジトミへと名称変更しました。

同年大阪支店を開設し、本社を札幌から東京へ移転しました。
平成7年には福岡支店を開設。平成10年にホームトレード取引を開始し、平成12年に日本証券業協会に株式を店頭登録、平成16年にジャスダック証券取引所に上場。平成19年には生命保険の販売を開始し、翌年平成20年に損害保険の販売を開始。

その後も、平成21年に金融商品仲介と金地金販売を開始、翌年にはLED照明の販売を開始し、平成23年には不動産賃貸事業、宅地建物取引業を開始。24年には映像コンテンツ配信業務も開始しました。
平成27年には金融商品媒介を開始、第一種金融商品取引業者の登録をしました。

フジトミの株価や配当、優待の内容

株価や配当を表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

事業の種類:先物取引  優待の価値:魚沼産コシヒカリ
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 3月末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
296円 1.35% —%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
100株・・・29,600円
300株・・・88,800円
500株・・・148,000円
700株・・・207,200円
1000株・・・296,000円
100株 4円

株主優待の内容紹介

フジトミで株主優待を受ける場合は500株以上の保有が条件です。
また株の保有数によっても優待の内容が変わりますので、要チェックです。

・500株以上保有で魚沼産コシヒカリ(新米)2kg
・1,000株以上保有で魚沼産コシヒカリ(新米)5kg

発送時期は10月上旬〜中旬頃です。

フジトミはいくつかの子会社やグループ会社があります。

フジトミの子会社・グループ会社・関連会社・支店
株式会社小林洋行(親会社)
大阪支店
福岡営業所
熊本営業所

フジトミの業績について

フジトミの業績は2016年3月期の売上高は約19億3,500万円、営業利益は約1億4,900万円、経常利益は約1億7,700万円、利益は約1,500万円の赤字でした。
前年対比は売上高が-0.4%、営業利益+109.9%、経常利益+75.2%、利益-117.2%で、減収減益です。

売上は-0.4%でしたが、純利益は-117.2%と大きく減益となりました。
2017年3月期に関しては、第3四半期が売上高は前年対比-1.9%の約14億6,100万円、営業利益は5,000万円の赤字、経常利益も1,200万円の赤字、利益は2,900万円となっています。

利益こそ黒字なものの、他の業績は非常に苦戦している状況です。アメリカ政権の先行き不透明感から金の先物取引が増え、手数料収入は増加傾向にあります。
ただし、他の商品の先物取引は伸び悩んでおり、今後、どれだけ増益に転じる要素があり、好転できるかがポイントです。PBRは0.62倍と数値だけを見ると割安感があります。

しかし、株価はここ1年で見ると高く、今後の業績の進捗状況次第で、大きく動く可能性があります。

こんな投資家にフジトミはオススメ!

2016年は減収減益、2017年第3四半期は利益黒字だが不安要素もあります。
配当利回りは1.35%で、優待は500株以上の保有でお米2kgです。優待だけを目的とした投資だとややハードルは高いように思います。

インカムゲインやキャピタルゲインを目的とした場合も、2016年は前年対比減収減益、2017年も第3四半期までは、利益は前年対比で上回るも、営業利益や経常利益は前年黒字から赤字へ減転している状況を見ると慎重に判断が必要です。

今後、通期で利益をどれだけ増加できるか、営業利益・経常利益を黒字化できるかなど注意して見る必要がありそうです。
株価もまた下がる可能性がありますので、今後の業績推移を見守りながら慎重に投資判断をしたほうが良いかもしれません。

業績が回復基調になった場合は、短期〜中期で持ちたいですね、

株主優待目的だと500株以上が必要、インカムゲイン・キャピタルゲイン目的で投資

フジトミは100株29,600円と必要投資金額は安いですが、株主優待を受けるには500株148,000円以上が必要です。

優待内容は魚沼産コシヒカリ(新米)となり、多くの人が消費するものなので嬉しい内容ですが、優待目的として投資をするのには、やや慎重になったほうが良いかもしれません。

今後は不動産市場の高騰も落ち着き、個人投資家の市場参加も減る可能性がありますので、まずは2017年3月期の業績に注目です。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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