イーサポートリンクの株主優待の条件、時期、内容を大公開

株への投資で売買による利益だけでなく、株主優待を狙う人も増えてきています。株主優待で割引券をもらえたり、地域の特産品をもらえたり、ちょっと楽しみな内容が用意されているのも人気上昇の秘密かもしれません。

今回は生鮮食品の流通に携わっているイーサポートリンク株式会社の株主優待についてご紹介します。自社の農場で作られたリンゴをつかったリンゴジュースがもらえるみたいですよ。

生鮮品の流通を通じて食卓に、安心安全な食品を届けている

イーサポートリンクでは独自のサポートシステムと業務受託を通じて生鮮品の流通を効率化しています。
独自のサポートシステムには、

• 情報の一元化を可能にする「イーサポートリンクシステム」
• 受発注を効率化する「生鮮MDシステム」
• 流通業務を管理するための「SiiMDシステム」

を導入しています。

生鮮流通を一元管理することができる「イーサポートリンクシステム」により無理、無駄を大幅に省き、コスト削減に貢献するとともに、食品のトレーサビリティも容易になります。

また、生産者を支援するための「農業物語」という事業や、国際的な農場管理基準である『JGAP』の認証を受けた農場で安全と環境に配慮して丁寧に作られたりんごの受託販売、仕入販売もおこなっています。

実績や歴史など

イーサポートリンク株式会社は1998年に設立され、2002年にイーサポートリンクシステムをリリースしました。
2016年にはイーサポートリンクシステムをバージョンアップしています。生鮮品はいわば生き物であり、コンピュータで管理することは困難だと言われていましたが、独自のシステムにより一元管理を可能にしました。
現在は、生産者、卸、仲卸、小売り、スーパーまでの流通を一元管理することにより無駄を削減。生活者により新鮮で安心な商品を届けています。

イーサポートリンク株式会社の株価や配当

青森県産100％リンゴジュースが3本、3リットルもらえる

イーサポートリンク株式会社の株を100株以上、5月末日の時点で保有していると株主優待を受けることができます。イーサポートリンクの株主優待は青森県産100％リンゴジュースです。保有する株数に関係なく1リットルのビンで3本（2,400円相当）受け取ることができます。

権利が確定するのは5月末日ですが、実際にリンゴジュースが届くのは7月となっています。秋から冬にかけて多く出回るリンゴが夏でも味わえるのはうれしいですね。暑い日に、冷蔵庫で冷やしたリンゴジュースを一気飲み、なんて贅沢ができます。

このリンゴジュースについては詳細な情報がありません。おそらく、イーサポートリンクは『JGAP』認証農場で作られたりんごの受託販売、仕入販売を行っているので、そちらでつくられたリンゴジュースではないかと推測されます。

株を購入するならチェックしておきたい過去の業績、現在の業績や予想

イーサポートリンクの株主優待を受けるには100株以上を保有する必要があります。つまり、イーサポートリンクの株を購入し、株主になるということです。株主になる以上は、自分の会社の業績について知っておきたいですよね。イーサポートリンクの過去の業績を簡単にまとめてみましょう。

売上高はそれほど変わっていませんが、利益が減ってきているようですね。
今後は増収減益が予想されています。会社予想では2017年11月期での予想が売上高4,562（百万円）、営業利益106（百万円）となっています。

利回りよりも売買による利益を考えるのであればおすすめ

2017年2月17日現在のイーサポートリンクの株価は1,310円で割安感があります。ですから、株の売買による資産運用を考えているのであればイーサポートリンクの株の購入を考えてみるのもいいかもしれませんね。

念のため、割安感があるからと言って必ず上昇するというわけではありませんので投資判断は慎重にしてください。

配当はあまり期待できないが、夏に飲めるリンゴジュースは魅力的

ここまでイーサポートリンクの会社情報や株主優待、業績について簡単に見てきました。生鮮品の流通を一元管理するイーサポートリンクにより、私たち生活者はより新鮮で、安心安全な生鮮食品を手に入れることができます。

また、情報を一元管理することでトレーサビリティーがしっかりしているため、企業からの信頼も厚いです。そんなイーサポートリンクの株主になることで、生産農家や流通を応援するだけでなく、真夏に飲めるリンゴジュースも株主優待として受け取ることができます。

青森県産100％のジュースを飲みながら、日本の農業生産者、流通について考えてみるのもいいかもしれませんよ。