優待は年2回！生活に欠かせないお水が貰えます。

ライフライン事業を中心とした企業であるトーエルは、LPガスだけでなくハワイアンウォーターやアルピナウォーターなどのウォーター事業も行っています。

気になる株主優待はトーエルが販売しているピュアウォーターが年2回貰えます。
ここではトーエルの企業情報や投資情報について解説しています。トーエルは、必要投資金額が10万円を切る銘柄でもあるため、少額投資を検討している方はぜひ参考にご覧ください。

トーエルの企業の紹介

トーエルは1963年に設立され、LPガスと水の生活に必要なライフライン事業を中心とした企業です。LPガスは25万件ものお客さまに提供しています。

LPガス事業とウォーター事業の企業

利用者のライフラインと直結した効率的な物流ネットワークが特徴です。
LPガス、水以外にも2015年にはインターネット回線の「TOELL光LINE」、2016年には「TOELLでんき」の提供も開始しています。

利用者がセットで利用すると割引を受けれるなど、お得なセット割サービスもあります。資源リサイクルや排出ガス削減にも積極的に取り組んでいます。
アグリ・アグリカルチャー事業にも力を入れており、植物工場の建設や養殖事業も展開しています。

また、火と水に直接関わる企業として環境活動にも積極的に取り組み社会的責任を果たしています。
有限な資源を活用するために、ガス関連資材やウォーターサーバーの資材はリサイクルを行っています。リユースボトルの使用やペットボトルのリサイクル、回収ガスの電力利用、低CO2排出や汚染物質低減による排出ガスの削減などに取り組んでいます。

世界有数の水質のハワイアンウォーター

ウォーター事業では、世界有数の水質を誇るハワイのオアフ島と北アルプスに水源を持つ天然水や分子レベルまで磨いたピュアウォーターがあります。

ウォーター事業

• アルピナウォーター
• ハワイアンウォーター
• 高濃度水素水サーバーピュアウォーターなどの輸出・輸入・製造・販売

LPガス事業

• 液化石油ガスの製造・卸・小売
• 液化石油ガス関連機器販売

設立50年以上の歴史あるライフライン企業トーエル

設立50年以上経ち、資本金7億6,700万円、社員数456名（平成28年4月30日現在）を誇る企業です。
1963年にLPガス小売業の東京エルピー瓦斯株式会社として設立されました。そして1973年にLPガスの製造や卸を目的とした株式会社トーエルが設立されます。多くの営業所を展開し、1996年には総販売顧客数が10万件を達成。

1999年には15万件を達成しています。
2002年にピュアウォーター販売事業を立ち上げ、2004年にはハワイウォーターの販売顧客数が1万5千件を達成。
同年にはアメリカハワイにてTOELL U.S.A CORPORATIONを設立。2008年にはネット販売事業のために合弁会社T＆Nネットサービス株式会社を日本レストランシステム株式会社と折半出資で設立。その後も順調にLPガス事業とウォーター事業を中心に拡大。

2013年に東京証券取引所第一部へ上場。2016年には電力自由化に伴い、電力市場に参入をしました。

トーエルの株価や配当、優待の内容

トーエルの株価や配当を表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

株主優待の内容紹介

トーエルの株主優待は年2回自社取扱商品のピュアウォーターなど自社取扱商品を贈呈、優待を受けるには500株以上の保有が必要です。
2016年10月期の株主優待は以下のとおりです。

トーエルは関東を中心に多くの事業所・営業拠点を展開しています。
トーエルの子会社・グループ会社・関連会社は下記のとおりです。

など、その他にも多くの営業所や配送センター、ストックヤード、工場などの事業所・営業拠点を展開しています。

トーエルの業績について

前年対比売上高はマイナスも利益は2桁成長の減収増益になっています。
トーエルは株価はここ5年で最も高い時期とも言え、株価929円で、年初来高値1,004円、年初来安値582円、PER15.71倍、PBR1.41倍と若干割高感があります。

平成29年4月期第2四半期の連結業績は、売上高は対前年比▲8.9%、営業利益16.9%、純利益17.8%と売上高は下がるものの、他の項目は軒並み順調です。
ヘルシー志向もあり、ウォーター事業が堅調に推移しています。

ウォーター事業が今後も堅調かどうか、エネルギー事業がどれくらい上向くかなど、今後のクオーター毎のセクション別業績が注目です。

こんな投資家にオススメ

ライフライン企業の株は長期保有狙いの投資家にオススメです。
ガス、水、でんき、インターネットとライフラインに関わる事業を中心としており、水とガスなど、季節の変動に対する収益バランスも確保しやすいです。
さまざまな業界からの参入などもありますので、今後の展開にもよりますが、長期的・安定的に配当や優待を得られる可能性があります。

長期的な視野で株を保有したい方にオススメです。
優待目的の場合は、500株以上の保有が必要なため優待利回りも低いです。あくまで優待に惑わされず、配当や売買益を目的として投資した方が良いでしょう。

優待利回りは0.64%。優待目的の場合は割高感がある

株主優待は、1回あたり1,500円or3,000円相当のピュアウォーターが贈呈されるなど健康的で必ず使うものですので嬉しいです。
お水は私達が生活していく上で無くてはならないものです。

優待は年2回受けられますが、500株以上保有していないと対象になりません。
優待利回りは0.64%と低く、必要投資金額が大きいため、優待を目的とした投資にはややハードルが高いように思います。

株主優待目的として持つには、メリットは非常に小さいと言わざるおえません。
あくまでトーエルの株を保有する場合は、長期的な観点で配当やキャピタルゲインを狙って保有した方が良いと言えるでしょう。1つの判断の参考にしてください。