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大企業サッポロホールディングスの優待はビール、食品・飲料水、寄付から選択できる

2017年3月23日

サッポロビールでお馴染みのサッポロビールホールディングス。

アサヒやキリンと同じく酒類事業で有名で、規模感も大きい企業です。あまり知られていないかもしれませんが、不動産事業も行っており、多くの人が知っているような建物を開発・管理もしています。

注目の株主優待は3つから選べ、ビールの詰め合わせもあります。ここでは、サッポロビールホールディングスの株主優待内容や企業情報、投資情報について、紹介いたします。

酒類事業関連銘柄に興味がある方や、サッポロ好きな方など、ぜひ参考にご覧ください。

サッポロホールディングス企業の紹介

サッポロホールディングスは、設立1949年、資本金約540億円の持株会社です。
「酒」「食」「飲」の3分野をコア事業としながら、「国内酒類」、「外食」、「食品・飲料」「不動産」「国際」の5つの事業をグローバルワイドに展開しています。

酒類だけでなく、外食や不動産も手掛ける大企業

国内酒類事業は、1876年に創業し、原料にこだわった高品質なお酒を製造・販売し続けているサッポロビール株式会社を中心として展開しています。サッポロ黒ラベルやプレミアムエビス、麦とホップThegoldなど、人気商品を多く抱えます。
他にも、エビスプレミアムブラックや、バカルディ、キレートレモンなども販売しています。

外食分野では、ビアレストランの銀座ライオンや、エビスバーなど和・洋合わせて約30業態を展開しています。
コーヒーショップのカフェ・ド・クリエや、沖縄アイスで有名なブルーシールなどの店舗を展開するグループ会社も持っています。国際事業では、アメリカやベトナムにも拠点を構え、カナダ第3位のビールメーカーであるスリーマンも同グループです。

2012年からは北米市場へも本格参入しています。酒、食、飲の分野だけでなく、不動産事業も多く手掛けています。
1988年に設立されたサッポロ不動産開発株式会社では、賃貸管理や不動産開発、ホテル運営などを行っており、恵比寿ガーデンプレイスやサッポロファクトリー、今注目のGINZA PLACEなども開発・運営しています。

話題のGINZA PLACEやブルーシール、カフェ・ド・クリエもサッポロ

サッポロホールディングスが製造、販売をしている商品です。商品開発だけでなくレストランや商業施設も運営も行っています。

  • サッポロビール
  • エビスビール
  • ポッカレモン
  • ネクターサワー
  • 銀座ライオン
  • カフェ・ド・クリエ
  • ブルーシール
  • GINZAPLACE
  • 恵比寿ガーデンプレイス

サッポロホールディングスは創業100年以上、売上高5,400億円・利益94億円・時価総額2,200億円です。
1876年に開拓使麦酒醸造所として創業し、1949年に東京証券取引所に上場、1964年にサッポロビール株式会社に社名変更、2003年にサッポロホールディングス株式会社へ社名変更。

2006年には国際事業統括会社としてサッポロインターナショナル株式会社を設立。
その後、株式会社ポッカコーポレーションの子会社化など行います。2016年12月期は、売上高約5,400億円、営業利益約200億円、経常利益約192億円、利益94億円と、前年対比増収増益です。

サッポロホールディングス株価や配当、株主優待の内容

サッポロホールディングスの株価や配当を表にまとめましたので、ぜひ参考にして下さい。

事業の種類:卸業  優待の価値:1,000円相当
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
複数採用 12月末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
2821円 1.31% 0.35%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
100株・・・282,100円
300株・・・846,300円
500株・・・1,410,500円
700株・・・1,974,700円
1000株・・・2,821,000円
100株 37円

株主優待の内容紹介

サッポロホールディングスの株主優待は100株以上から対象です。100株以上から選択できる嬉しい株主優待
です。

1:ビール詰め合わせ
2:食品・飲料水詰め合わせ
3:社会貢献活動への寄付
1〜3のなかから選択します。
100株以上200株未満所有の場合(1,000円相当)
200株以上1,000株未満所有の場合(2,000円相当)
1,000株以上所有の場合(3,000円相当)

さらに、200株以上所有の場合は、上記選択品とあわせてサッポロライオンチェーン・  味の直送便で使える優待割引券5枚(20%割引)が贈呈されます。

サッポロホールディングスは、恵比寿ガーデンプレイスやブルーシールなども運営する多くのグループ会社
サッポロホールディングスの子会社及びグループ会社は、幅広い事業会社が多くあります。

サッポロホールディングスのグループ会社、及び子会社
サッポロホール株式会社
株式会社恵比寿ワインマート
(ワインマーケットパーティー、フランスワイン専門店ラ・ヴィネ)
株式会社新星苑(サッポロビール園、ビアステーション恵比寿)
株式会社ニュー三幸(ニュー三幸、おたる三幸)
株式会社楽丸酒造
スターネット株式会社
サッポロエンジニアリング株式会社
ジャパンプレミアムブリュー株式会社
京葉ユーティリティ株式会社
株式会社サッポロライオン(サッポロライオン)
サッポロ不動産開発株式会社
(恵比寿ガーデンプレイス、GINZAPLACE、サッポロファクトリー)
株式会社ポッカクリエイト(カフェ・ド・クリエ)
フォーモストブルーシール株式会社(ブルーシール)

サッポロホールディングスの業績について

今期増収増益、会社予想もアナリスト予想も来期も増収増益で着地する予想です。
2016年12月期で対前期比増収増益で、利益は55%増の94億円で着地しています。17年12月期の会社予想も市場のコンセンサスも増収増益となっています。

会社予想では、売上高約5630億円、利益約107億円です。
宅飲み需要が増えるなか、都度進捗状況を注視したいものです。来期の経常利益がアナリスト予想より、会社予想の方が低い数値なのがやや気になります。

今後の酒類事業や、今期業績の良かったGINZA PLACEなどの不動産事業、海外事業がどれだけ業績に寄与できるかが重要です。

サッポロホールディングスはこんな投資家にオススメ

優待目的でなく、利益狙いで保有したい投資家向けだと思います。
サッポロホールディングス株は、優待利回りが低いため、優待を目的とした投資家にはややハードルが高いです。

PBRの低さなど割安感もありますので、あくまで中長期的な観点で選択するようにしましょう。

優待利回りは低いが、身近な商品、お店、施設を開発・運営。

優待利回り0.35%と決して高い数値ではありませんが、株主優待を選べるのは嬉しいポイントです。
ビール、食品・飲料水、寄付から選択できますので、ビールが飲めない方でも飲料水などを選べます。投資額は上ってしまいますが、200株以上保有すればサッポロライオンチェーンなどで使える優待20%割引券を5枚も貰えます。

「ビールだけの会社」というイメージを持っていた方もいるかもしれませんが、普段街中で目にするお店や施設の開発や運営も手掛けています。
優待目的だけでなく、あくまで利益を上げれるように購入を計画するようにしましょう。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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