• 株式投資をするときに心にとめておきたい大切な事とは何か?
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株式投資をする時、大切にしたい考え方と失敗しないための必要な心構え

2017年3月8日

株への投資でなるべく大きなもうけを出したい。
これは株の取り引きを始めるときに誰もが思うことではないでしょうか。

そもそも株に投資するということは慈善活動への寄付ではありませんから、それなりのリターンを求めて行います。そして当然ながらリターンは大きい方がいいですよね。

一方で、株に投資することのデメリットもしっかりと考え、メリットとの比較検討が必要です。そもそもなぜ投資をしようと思っているのかなどの目的が明らかになっているかどうかも大切なことの1つです。

今回は、「株に投資するときに心にとめておきたい大切なこと、考え方」と題して、株での失敗を最小限にするための心構えやチェックポイントなどをご紹介します。

なにを目的に株に投資するのかを明確に

株に限らず、なにかをしようと思った時に目的や目標を定めておくことは大切です。
株の場合はなんのために株を購入するのかをはっきりさせておくことで、損をしたり、失敗する確率をいくらかは下げることができます。

では、株を購入するときにはどんなことを目的にしたらよいのでしょうか。いくつか具体的に挙げていきましょう。

安く買って、高く売る 差額で利益を得る

多くの人が株に投資をする際に意識するのがこの売買益ではないでしょうか。買った時よりも高く株を売る。
こうすることで短期間に大きな利益を得ることも可能です。ただ、株は上がったり下がったりするものですから、下がった時のリスクについても考えておく必要があります。

売買益を得ることを目的にする場合は、具体的な目標金額を決めておくといいかもしれません。いくらになったら買って、いくらで売るのか。利益はどれだけ手に入るのか。具体的にしておくことで、慌てずに冷静に取引することができます。
逆にどこまで下がったら損切りするのかもあらかじめ決めておくのもいいですね。

ただし、株は人間が取引しているものです。また、社会の動向は移り変わっていきます。周辺のニュースや出来事をチェックし柔軟に対応することも必要です。

長く持ってじっくりと利益を得る長期投資型

売買益は短期間で大きな利益を得られるのにたいして、配当や株主優待は利回りが数%で年に1度か2度しか利益は得られません。その分、多少の株価の上下は気にしなくてよくなります。

しかし、長期的に利益を得られるのが配当や株主優待の魅力です。
配当や株主優待を受け取ることを目的とする場合は、配当がどれだけもらえるのかをチェックするのはもちろん、投資金額に対してどのくらいの利回りがあるのか、その投資額は自分にとって余裕のある金額なのかも合わせてチェックしておきましょう。

また、株主優待は利回りがいくら大きくても自分に必要のないものだったりすると宝の持ち腐れになります。優待の内容や条件を確認して自分にとって有用な株主優待を選ぶのがいいと思います。

多少の株価の上下は気にならないかもしれませんが、やはり、含み損が大きくなるのは避けたいものです。含み損があり、なおかつこの先も下がりそうならば、ここまでに受け取った配当などの利益と含み損を比べて株を手放すのか、持ち続けるのかを検討する必要があります。

純粋に会社を応援したいから株を買う

これも立派な株の目的になると思います。自分がいいと思う取り組み、製品やサービスを提供している会社を応援したい、そういう気持ちで株を買うのもいいと思います。

これを目的にすると株価の上下は気にする必要もなく、配当や株主優待は長期間もらえることになります。

株を買うということは株主になるということです。会社を応援したいという気持ちを株購入だけでなく、株主総会などに積極的に参加して表現することもできます。

株の購入前にどんなことをチェックすべきか

どんな目的で株を購入するにせよ、チェックしておきたい項目があります。それが会社の概要と業績です。
会社の概要も調べずに、最近上がってきているから、という理由だけで株を購入することは危険です。
自分が欲しい優待を受けられるからと業績も調べずに購入して、その結果優待が廃止になる、ということもありえます。

目的に関らず、会社の概要、直近数年分の業績の移り変わりは必ずチェックしておきたい項目です。その上で各種指標を分析し、購入するかどうかの判断をすることが大切です。

業績によっては配当額が下がったりなくなったりすることもあります。買った時だけでなく、買った後も継続的にその会社について関心を持っておくことをおすすめします。
そうすることによって、とんでもなく暴落して大損するまえに手放したり、追加で株を購入して利益をさらに伸ばしたり、ということができるようになるのです。

株式投資において忘れてはいけない大切なこと

株を購入するということは、自分が投資によって利益をえるということだととらえる人が多いかもしれません。しかし、株を購入するということは本来、その会社の株主、つまりオーナーになるということを意味します。

その会社がどんな会社で、どのような製品やサービスで社会に貢献しているのか、その貢献は株主であるあなたがしている貢献でもあるのです。そのことを忘れてはいけません。
会社のオーナーになる、という責任感を持って株式投資をする、忘れないでください。

株に投資するときに心にとめておきたい大切なこと

株に投資するときに絶対に忘れてはいけないことは、株を購入することがその会社の株主になるという意味です。
株主は会社のオーナーですから、その会社の経営陣を含めた社員などの従業員、その家族、お客、その他会社に関係するすべてに対して責任を持つということです。これは忘れてはいけません。

そのうえで、自分の目的に応じて適切な銘柄を購入することが失敗しないための第一歩だと考えられます。
また、購入するときには単に、「よし、自分は会社のオーナーになるぞ」という心構えだけでは足りません。
その会社について調べたり、業績や様々な指標を分析検討したうえで購入するのです。

情報を集め、分析することは大切ですが、同時に周囲の雰囲気に流されない、ということも大切です。
人気銘柄だからと高値で買ってから後悔したり、下がり始めて慌てて売ってしまい、結局その後上がって得られるはずだった利益を逃す。
そんな失敗をしないためにも、自分の目的、目標をしっかりと持って株式投資をしたいものです。

著者情報
自虐に突っ走る投資初心者。腹八分目を肝に銘じつつ、欲と恐れと戦いながらどこまで我慢できるか毎日チキンレース繰り広げてます。

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