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- ウィークリートレードのメリット、デメリットとは?週末取引をしたい人におすすめの手法?
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株式投資には短期市場や新興市場を狙ってその日限りで株式投資をし、利益でも損失でも取引を毎日終了させるデイトレという投資方法と、投資市場は特にこだわりはなくても、数日から数週間単位で株式投資をするウィークリートレード(スイングトレード)という二つに区切られた株式投資法があります。
よく比べられるこの二つの投資方法ですが、やはりどちらにもメリットやデメリットが存在します。
どの投資もそうですが、その取引に関するメリットやデメリットをよく理解しておくことで、予想外の損失をこうむるリスクを低減することができます。特に今人気となっており、主婦や学生でも取引を始める株式投資は、メリットよりもデメリットに対する理解を深めなくてはいけません。
今回はそういった取引手法の違いから生まれるメリットやデメリットを比べ、自分の投資方法にあった株式選定ができるポイントを紹介します。
目次
ウィークリートレードとは?
株式投資を始める投資家といえば、時間的にも資金的にも余裕があり、多少の損失は仕方ないと片付けられる、遊びの金がある人というイメージが定着しています。
もっともこれは株式投資を始めるのに億劫な人の意見でもありますが、平日の昼間は画面に張り付いていなくてはいけないというイメージを持っている人は少なからずこういったイメージを持っています。
これは芸能人投資家などはデイトレをしている人口が多いため、また新規参入のしやすさから広まりましたが、株式投資をしている投資家の半数以上は、週単位での投資、ウィークリートレードを行っています。
ウィークリートレードとは、その名の通り短くても5日~3週間単位での株式投資を行う投資方法で、やや短期~中期的な投資戦略となるため、デイトレよりも収益となる値動きを大きくとらえることが可能になります。
その反面値動きが大きいということはある程度損失が出る時間帯もあるということになります。
このウィークリートレードには一体どのようなメリットがあり、どのような投資家に向いているのでしょうか。
今回は忙しい人向けに解説します。
平日忙しい方にはピッタリのトレード方法
ウィークリートレードは基本的に、平日の昼間仕事をしている人に向いている投資方法です。
つまり株式市場や為替市場に常に目を張りつづけることができない投資家に向いているものです。もちろんデイトレよりも値動きが大きいため、短期的に小さくても利益を確保しようという投資方法ではなく、市場と銘柄をしっかりと分析し、ある程度のシナリオをいくつかパターンごとにストラテジーを立てて取引をします。
そのためストラテジー次第では大きな利益につながることもあるため、現物株式などでは広く用いられている投資方法です。
デイトレでは取引は参入と退場を繰り返すため、難平や途転といった方法はあまり使わず、買い入れと決済で対応します。
一方ウィークリートレード(スイングトレードとも言います)では、割安になれば積極的に平均値を下げるために難平を入れていく投資法が一般的です。
ではどのような流れで取引を行えばよいのかについて解説します。
ウィークリートレード(スイングトレード)の基本的運用方法
ウィークリートレードでは、まず一番大事にしないといけないものがあります。
それはトレンドという上昇基調や下落基調を示す指標です。この指標を大事にしない、または最初から気にしておらず、デイトレのようにして取引を始めた場合は、大きな損失をこうむることになるでしょう。
したがってトレンドが出ていない時期はとにかくスルーしていきます。
なんとなく横ばいの相場が続くことにより、少しの押し目が買い場のような気がして仕方ありませんが我慢します。
そして上昇トレンドが出た場合は買いに入ります。
そしてややトレンドの初めは下落することもありますが、そこは難平していきます。それからある程度トレンドができるところ(1週間から2週間)で決済をするというのが一般的な取引の流れです。
この時難平には指値注文などを使うとより相場を見続けなくても大丈夫でしょう。
しかし過度に難平を進めてしまうと、相場のトレンドが反転した際に非常に大きな損失をこうむる可能性がありますので、ポジションは自己資金の半分ぐらいでとるのが理想的です。
ウィークリートレードを行う投資家の方は、平日の取引時間中は指値などで大きなニュースが出ていないことに注視をしてください。
土日は市場はお休みですが、テロや戦争などの地政学リスクの発生や、経済対策の策定などのニュースが出ていないかのチェックも行ってください。そうすることで同時にトレンドの確認が行えるため、大まかな大勢観を見失わないようになります。
もしこの時大勢観と相場がずれていた場合は平日に決済するようにしましょう。
これを毎週繰り返すことにより、予想外のサプライズイベント以外では損失の可能性を減らすことができます。
ではその時に重要な売買シナリオはどのように作戦化しているのでしょうか。解説します。
売買シナリオについて
株式トレードの中でも、スイングトレードに関して最もシナリオが重要になります。
単純にこれから先に株価が上昇しているのか下落しているのかの流れを読むことになりますが、これを間違えてしまうと、大きな損失を被ります。そのためウィークリートレードでは売買シナリオが投資の成否のカギを握るほど重要といっても過言ではありません。
前述までのように平日に忙しい方や、中長期的な投資を考えている投資家に関してはしっかしりとしたしなりの準備で投資の勝率がぐんと上昇します。
もちろん相場が予想に反し逆行した場合は損切が必要ですが、その反転の要因となった事柄を分解することで次回の投資の教訓とすることも可能となります。
売買シナリオの策定には資金の流れを重視する
売買シナリオを策定する場合にもっとも重要視しなくてはならないものは、対象銘柄の資金の流れです。
新たな設備投資や新商品の発表など、売り上げが上昇する要因がないと上昇トレンド発生しません。
例外として大企業が民事再生状態から立ち直るときには大きな期待感から株価は急上昇しますが、それ以外では悪材料出尽くしではトレンドは望めない可能性が高いです。
対象としている銘柄の上昇基調が明確となるほどの資金の流れがあれば、多少のブレはあってもトレンドは出るでしょう。
そのトレンドをつかむことがウィークリートレードのメリットですので、この売買シナリオは欠かさないようにしてください。
売買シナリオはウィークリートレードの場合、途中で変更してはいけないのか?
売買シナリオはもし相場が反転した場合は早急に見直しが必要です。
それは投資対象に対して資金が入ったにもかかわらず株価が上昇しないときなどによく起こります。
資金流入以上に主力のキャッシュフローがマイナスであるということや新規で事業を展開できないような状況に陥っている状況も考えられるので、情報収集とシナリオ転換は身代わりの早さが身を守ります。
ウィークリートレードを初めての投資家にもできる気軽さやデイトレとは違ったメリット
一番重要なことは自分の資金量に見合った投資をすることです。
少ない資金でぎりぎりで行っている場合はデイトレのほうが一一瞬でなくなるということはないので、安全かもしれません。しかし大きな利益を目指すからこそある程度大きなポジション形成にもつながることは多いはずです。
しっかりと売買シナリオを整えてから、割安になるタイミングを計って市場に参入さえできれば、比較的安全な投資方法として推奨できます。