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空気と水と太陽の恵み 静岡の特選新茶がもらえる株主優待

2017年12月8日

株主優待情報を調べていると人気のある優待とそれほど人気のない優待が見えてきます。人気のある優待内容に共通する特徴として「普段から使える」というものがあります。お米や水、お茶、コーヒー、利用できる店舗の多い割引券などがこれにあたります。

さて、今回はその人気の優待の中でもお茶を株主優待として株主に贈呈しているテクノ菱和という会社をご紹介したいと思います。空調設備工事を主な事業としているテクノ菱和の会社概要、優待、配当、株式情報、業績などの情報を見ていきます。

産業設備工事、一般ビル設備工事などを手掛けている

空調工事の中堅企業で、三菱重工の冷熱機器販売も併営しるテクノ菱和は産業用空調、冷暖房、給排水・衛生設備等の設計・施工管理を主要事業とする設備工事会社です。

その他にも、設備の省エネ化、リニューアル工事、保守メンテナンスも行っています。
設備の計画・提案、設計・施工、設備診断、アフターメンテナンスまでをワンストップで実現し、総合的に顧客のビジョンの実現をサポートしています。

テクノ菱和の提供しているソリューション

テクノ菱和では幅広い産業分野をカバーする豊富な実績でクリーンな空間を提供しています。1960年代のクリーンルームの黎明期から独自の空気清浄化技術を磨き、現在では

  • 最先端の半導体・液晶製造に対応したスーパークリーンシステム
  • バイオロジカルクリーンシステムと呼ばれる医療分野でのクリーンシステム
  • 食品分野におけるHACCP対応システム

までの幅広い分野でソリューションを提供しています。

また、今日の環境課題のひとつであるCO2排出量の削減にも取り組み、高い清浄性能と省エネ・省コストの両立を実現するためライフサイクルの全局面で環境に配慮した工夫を導入しています。

テクノ菱和の沿革とこれからのビジョン

テクノ菱和の歴史は古く、その始まりは昭和24年までさかのぼります。昭和24年12月に設立されたレイト工業株式会社がその始まりでした。昭和30年にはヒートポンプ式の生暖房設備の施工を開始し、昭和35年には産業用特殊空調設備の施工も開始します。その後、平成元年に商号を株式会社テクノ菱和に変更するまでに日本全国に営業所(支店)を開設しています。

最近では平成24年に海外事業部を設置し、平成28年にインドネシアに現地法人を設立するなど海外にも展開しています。

2023年度までの中長期経営ビジョンでは、連結売上高650億円、経常利益26億円を達成し、ROE5%以上を目指すとしています。そのために規模の拡大だけでなく特色ある技術を駆使した展開とリピート率の高い経営基盤づくり、ASEAN諸国をターゲットの一つとしてターゲットを絞った投資、社員教育や積極的な採用など人的資源への投資を行うこととしています。

株式会社テクノ菱和の株価や配当

事業の種類:建設業 優待の価値:—
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 3月末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
862円 2.32% ーーー
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
86,200円 100株 20円

86,300円の投資でおいしいお茶が毎年届く

テクノ菱和は「空気と水のテクノロジー」を掲げています。この空気と水、そして太陽の恵みにより初夏の緑が彩られるわけです。そんなテクノ菱和では、株主優待として初夏の緑を彩る日本の伝統的な農産物であるお茶を贈呈しています。

株主優待としてもらえるお茶はお茶どころ静岡県の朝比奈川の上流に位置する「玉露の里」岡部町で「かぶせ」と呼ばれる新芽のころから日光を遮る手法で栽培されたお茶です。しかもお茶の等級は特選となっています。環境にやさしく温暖化防止を目指しているテクノ菱和らしい大地の恵みのプレゼントですね。

■100株以上1,000株未満保有の場合、静岡の新茶 1パック
■1,000株以上保有の場合、静岡の新茶 2パック

過去2期分の業績と今期の予測をまとめておきます

株主優待を受けるには株主にならなければなりません。比較的少ない投資額で株主になれるテクノ菱和ですが、株を購入する以上は業績の確認は欠かせませんね。


2期前(2015年3月期)
売上高:54,168
営業利益:2,068
経常利益:2,368
1期前(2016年3月期)
売上高:58,032
営業利益:3,440
経常利益:3,669
来期(2017年1月期)会社予想
売上高:62,700
営業利益:4,020
経常利益:4,190
(単位は百万円)

増収増益が見込まれる今期ですが、2017年2月8日の発表によると経常損益を上方修正して14.2%の増益が見込まれています。

少ない投資額でお茶どころ静岡の新茶が毎年楽しめる

テクノ菱和は最低単元株の100株を取得するのに約86,000円と比較的少ない投資額で優待をもらうことができます。しかも優待の内容はお茶どころ静岡の特選茶です。「かぶせ」という技法で作られたお茶は品質が高く高級なお茶なのです。

テクノ菱和の株はお茶などの日常的に消費するものを株主優待でもらえるので、主婦や一人暮らしの人におすすめできます。さらに、半導体や液晶製造に対応したクリーンルーム施工技術を持ち、メンテナンス専門事業も独自に保有していることから長期間安定して株主優待も配当ももらえるかもしれません。

テクノ菱和の株主優待はお茶で長く持って毎年楽しむのがおすすめ

ここまで見てきたように、テクノ菱和はクリーンルーム施工技術やメンテナンスまでをワンストップでおこなう空調工事の中堅企業です。特に半導体や液晶製造に対応した技術に特徴があり、三菱重工の冷熱機器販売もしています。

テクノ菱和の株主優待は少ない投資額でもらえることが魅力の1つです。優待の内容は静岡県産の特選茶で、「かぶせ」という手法を使ったおいしい自然の恵みです。

産業用機器は環境への影響とはきってもきれない関係にあります。その中でテクノ菱和の自然への想いに共感できるであればおすすめできる銘柄です。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

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