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プロトコーポレーションという企業名を聞いたことはありますか。企業名を聞いたことがない方であっても自動車情報誌「グー」や自動車情報サイト「グーネット」をご存知の方は多いのではないでしょうか。プロトコーポレーションは「グー」や「グーネット」他にも多くの情報誌・情報サイトを開発・運営している企業です。
以前まで株主優待としてカタログギフトを提供していましたが、2017年7月に制度廃止が決定しています。ここでは、プロトコーポレーションの企業情報や投資情報について見ていきましょう。必要投資金額20万円以下の銘柄や広告関連銘柄を探している方はご覧ください。
目次
日本初の自動車情報誌「グー」や日本最大級の「グーネット」などを提供する
プロトコーポレーションは創業40年を誇る企業で、日本初の自動車情報誌「グー」や中古自動車の巨大情報ポータルサイトの「グーネット」などの運営を中心としていて、新車や中古車だけでなく、パーツや用品などの情報も提供しています。
また、資格取得や趣味のスクール、リユースなどの生活関連情報も手掛けている広告企業です。国内だけでなく、マレーシアや台湾にもグループ企業を設立しており、グローバル企業への転換を図っています。
なにを製造しているのか?自動車関連情報や生活関連情報誌・サイトを開発
プロトコーポレーションでは、日本最大級の中古車登録数を誇る「グーネット」を始めとして
- 「グーワールド」
- 「GooBike」
- 「GooParts」
- 「グーピット」
- 「グースクール」
- 「おいくら」
- 「グー買取」
- 「週刊オークション情報」
- 「自動車流通新聞」
- 「DataLine査定」
- 「自動車データベース」
など、他にも多くの情報誌やWebサイトの開発・提供をしています。
プロトコーポレーションの歴史とは?創業40年、1977年にGoo前身「月刊中古車通信」
プロトコーポレーションは1977年創業、1979年設立、資本金18億2,462万円の企業です。1977年に「月刊中古車通信(現・Goo)を名古屋にて創刊し、1979年に株式会社プロジェクトエイトを設立します。
1983年には「月刊FREE ROAD」を創刊、1985年には「週刊オークション情報」を創刊、1992年に「月刊中古車通信」を「月刊Goo」に名称変更します。
1996年にインターネット中古車情報サービス「Goo-net」を開始。1999年には地域情報サービスの「i-Doo」を開始。2001年にはジャスダック市場に株式上場します。2002年に全国ゴルフ場予約サイトの「TeeShot」の提供を開始し、2004年に上海宝路多商務諮詢有限公司を設立。
2006年には有料老人ホーム・シニア住宅検索サイトの「オアシスナビ」を開設し、同年、バイクパーツ検索・購入サイトの「GooBikeParts」も開設します。2007年には介護・福祉専門の求人情報サイト「介護求人ナビ」を開設、2009年には「サイクルスタイルドットネット」「ナースエージェント」「おいくら」などを開設します。
2010年には「薬剤師求人エージェント」「GooStyleレジャー」「グートク」、2013年に「GooPit」、2015年には「GooAUTO」を開設します。
株式会社プロトコーポレーションの株価や配当
ここでは、プロトコーポレーションの株価や必要投資金額について見ていきましょう。株主優待制度は廃止となったため、配当利回りなどはありません。
事業の種類:広告 | 優待の価値:—円 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
株主優待廃止 | — | — | — |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
1,758円 | 2.84% | —% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
175,800円 | 100株 | 50円 |
(2017年10月27日現在)
2017年7月31日開催の取締役会にて株主優待制度の廃止が決定
プロトコーポレーションは、これまで100株以上保有の株主に対しカタログギフトの株主優待を進呈していましたが、2017年7月31日の取締役会で株主優待制度廃止が決定しました。
プロトコーポレーションのグループ企業・関連企業は以下のとおりです。
プロトコーポレーションのグループ会社及び関連会社 |
---|
株式会社オートウェイ(輸入タイヤ・ホイールの販売) |
株式会社タイヤワールド館ベスト(自動車タイヤ等の販売) |
株式会社キングスオート(中古車の輸出・販売) |
株式会社バイクブロス (バイク情報誌・バイク専門誌の発行、専門サイトの開発・運営など) |
株式会社プロトリオス (自動車の修理・部品に関する情報誌発行・自動車整備など) |
株式会社カークレド(車両検査サービス) |
株式会社プロトメディカルケア (医療・介護・福祉業界における人材紹介など) |
株式会社プロトソリューション (データソリューション、デザイン、Webソリューションなど) |
PROTO MALAYSIA Sdn.Bhd. (中古車情報誌「Motor Trader」「Bike Trader」などの出版、中古車情報Webサイトの運営) |
台湾寶路多股份有限公司(新車・中古車・カーカスタム情報誌の出版など) |
今期は増収増益予想、1Q経常利益進捗率は約26%と悪くない
2017年3月期業績
売上高:567億1,700万円(前年比+4.5%)
営業利益:27億9,500万円(前年比−31.3%)
経常利益:28億8,300万円(前年比−31.2%)
利益:15億600万円(前年3億9,000万円の赤字)
2018年3月期の会社予想
売上高:655億7,000万円(+15.6%)
営業利益:45億円(+61.0%)
経常利益:45億3,200万円(+57.2%)
利益:29億8,200万円(+98.0%)
第1四半期連結業績(2017年7月31日発表)
売上高:149億7,800万円(前年同期比+13.2%)
営業利益:11億2,600万円(前年同期比+25.3%)
経常利益:11億7,800万円(前年同期比+38.3%)
利益:6億7,000万円(前年同期比+34.1)
第1四半期時点の経常利益進捗率は約26%です。セグメント別の状況は次のとおりです。
自動車関連情報では、グーネットのバックグラウンドシステムの「MOTOR GATE」の提供を行っており、案件管理向上・ユーザーの利便性向上を図り。Goo車検の提供を東海エリアから全国へ展開するなどしてユーザー接点の拡大に取り組みました。タイヤ・ホイール等を販売強化したこともあり、売上高は前年同期比+13.9%、営業利益が前年同期比+21.5%となっています。
介護・医療・福祉などの生活関連分野は、プロモーション強化により商品・サービスのブランド力向上と営業基盤強化による取引社数拡大に努めました。
カルチャー情報事業やリユース事業、GooHome事業はユーザー接点の拡大や利便性向上に取り組みました。売上高は前年同期比+4.2%となりましたが、営業利益は前年同期比−31.0%となっています。
不動産分野についてはプロトコーポレーションと株式会社プロトリオスが自社物件の賃貸管理を行っており、売上高は前年同期比+18.8%、営業利益は前年同期比+29.9%となっています。
その他の分野として、株式会社プロトソリューションのBPO事業やソフトウェア開発・販売事業などが寄与したこもとあり、売上高は前年同期比+17.0%、営業利益は+29.9%となりました。
必要投資金額20万円以下で配当利回り2.84%、初心者でも検討しやすい銘柄
プロトコーポレーションは株主優待制度が廃止されたため、現状、優待目的の投資はできません。あくまでも配当益や売買益を目的として投資をしましょう。
20万円以下で買うことができ、配当利回りも2.84%あります。
今期は増収増益を予想しており、第1四半期業績も進捗率は悪くありません。株価はここ5年間で見て高値圏に位置していますがPER11.83倍、PBR1.33倍です。第2四半期以降の業績次第で大きく変動する可能性があるため、投資を検討する場合は今後の業績動向を見て判断してもいいでしょう。
株主優待はないが配当益や売買益を目的に十分に検討可能
多くの人が1度は見たり聞いたりしたことがある「グー」や「グーネット」などを開発しているのがプロトコーポレーションです。
残念ながら株主優待制度は廃止が決まったばかりですが、配当益や売買益を目的に投資することは可能です。広告関連や自動車関連銘柄に興味がある方、「グー」や「グーネット」をよく利用する方は応援してみてはいかがでしょうか。