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日清製粉グループ本社は製粉業界でダントツのトップシェアを誇り、誰もが知っているようなロングセラー商品をたくさん生み出しています。また、健康食品なども取り扱っており、食に関わる土台を支えている企業です。
ここでは、日清製粉グループ本社の株主優待情報や企業情報、投資情報などについて紹介します。誰もが知っているような大手企業に投資したい方や、投資資金に余裕がある方はぜひ検討してみてください。
目次
「フラワー」小麦粉でお馴染み製粉業界トップシェアを誇る企業
日清製粉グループ本社は、製粉業界でトップシェアを誇る企業で、平成13年に各事業会社の株式を100%保有する持株会社として誕生しました。「健康で豊かな生活づくりに貢献する」ことを企業理念として国内だけでなくグローバルに展開しています。主力の小麦粉製品だけでなく、お好み焼粉やケーキミックス、マ・マーシリーズ、青の洞窟など、幅広い製品を生み出しています。
そして製粉事業だけでなく、加工食品事業、バイオ事業やペットフード事業、エンジニアリング事業、メッシュクロス事業など、非常に幅広く事業を展開している企業でもあります。徹底した品質管理の元、安心・安全な製品をお客様の元へ届けています。また、社会貢献活動や環境保全活動も積極的に取り組むなど、日本を代表する企業の1つです。
なにを製造しているのか?お好み焼粉や天ぷら粉、マ・マーシリーズなど幅広い
日清製粉グループ本社では、
- 日清クッキングフラワー
- 日清フラワー
などの「小麦粉全般」。
- 日清いろいろ作れるから揚げ粉
- サク揚げ天ぷら粉
などの「から揚げ粉/天ぷら粉/パン粉」。
- 山いもたっぷりのお好み焼粉
- だし醤油仕立てのたこ焼粉
などの「お好み焼粉/たこ焼粉/チヂミ粉」。
- スパゲティ
- マカロニ
- パスタソース
などの「マ・マーシリーズ」。などの他に
- 「青の洞窟」
- 「ディ・チェコ」
- 「保健機能食品」
- 「栄養補助食品」
- 「ペットフード」
など、さまざまな製品を製造販売しています。
「実績や歴史」創業110年以上平成13年に持株会社と各事業会社の新体制へ
日清製粉グループ本社は、明治33年に創業し資本金は171億1,700万円、従業員数は連結6,440名(2016年3月31日現在)です。明治33年に館林製粉株式会社として創立し、明治41年に日清製粉株式会社を合併して、社名を日清製粉株式会社へと改めます。昭和9年には日本篩絹株式会社を設立します。
昭和24年には東京証券取引所に株式を上場。昭和40年に日清長野化学株式会社の全株式を取得。昭和41年にはアメリカのDCA食品会社との共同出資で日清ディー・シー・エー食品株式会社を設立します。
昭和45年に日清ペット・フード株式会社、昭和47年には日清エンジニアリング株式会社、昭和53年にはフレッシュ・フード・サービス株式会社を設立します。昭和63年にはタイにて合弁会社のタイ日清製粉株式会社を設立し、平成元年にはカナダの製粉会社であるロジャーズ・フーズ株式会社を買収します。
平成8年には杏林製薬株式会社との合弁会社である日清キョーリン製薬株式会社の運営を開始し、同年、アメリカでメダリオン・フーズ・インクを設立します。平成11年には日清テクノミック株式会社を吸収合併し、同年、株式会社三幸に経営参加します。
平成13年には全事業を分社し、持株会社である株式会社日清製粉グループ本社と、事業会社の日清フーズ株式会社、日清飼料株式会社、日清製粉株式会社、日清ペットフード株式会社、日清ファルマ株式会社の体制に移行します。
平成17年に株式会社ニチレイとの合弁会社の錦築(煙台)食品研究開発有限公司を中国に設立します。平成23年には阪神サイロ株式会社を連結子会社化。平成24年にはインドにOriental Yeast India Pvt.Ltd.を設立し、同年、アメリカの製粉会社であるMiller Milling Company,LLCを買収します。
また、日清製粉プレミックス株式会社を設立し、製粉ミュージアムも開設します。平成25年にはニュージーランドにChampion Flour Milling Ltd.、インドネシアにインドネシア日清テクノミック株式会社、ベトナムにVietnam Nisshin SeifunCo.,Ltdを設立します。平成28年には株式会社ジョイアス・フーズを子会社化。
株式会社日清製粉グループ本社の株価や配当
日清製粉グループ本社の株価や利回り、必要投資金額などについて確認していきましょう。
実際に投資を検討する際は、下記数値だけでなく最新情報や過去からの推移も確認した上で判断するようにしましょう。
事業の種類:食料品 | 優待の価値:—円 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
複数採用 | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
1,844円 | 1.52% | —% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
184,400円 | 100株 | 28円 |
株主優待はグループ製品から希望のものを1つ選択できる
日清製粉グループ本社の株主優待は500株以上保有の場合に、下記グループ製品の中から何れか1つを受け取れます。
■日清ファルマ株式会社コーキューテン1箱
■日清ファルマ株式会社ビフィサポート小麦ファイバー2箱
■日清フーズ株式会社製品詰め合わせセット
日清製粉グループ本社は、多くのグループ会社及び関連会社を有しています。製粉・食品・酵母・バイオ・健康食品など、幅広い事業にそれぞれ国内・海外のグループ会社が多数ありますので確認していきましょう。
日清製粉グループ本社のグループ会社及び関連会社 |
---|
日清アソシエイツ株式会社 |
錦築(煙台)食品研究開発有限公司(中国) |
製粉事業 |
日清製粉株式会社 |
フレッシュ・フード・サービス株式会社 |
ヤマジョウ商事株式会社 |
ロジャーズ・フーズ株式会社(カナダ) |
日清STC製粉株式会社(タイ) |
NSTCトレーディング株式会社(タイ) |
Miller Milling Company,LLC(アメリカ) |
NSGI Holdings Inc.(アメリカ) |
Champion Flour Milling Ltd.(ニュージーランド) |
石川株式会社 |
フォーリーブズ株式会社(シンガポール) |
食品事業 |
日清フーズ株式会社 |
日清製粉プレミックス株式会社 |
マ・マーマカロニ株式会社 |
イニシオフーズ株式会社 |
株式会社ジョイアス・フーズ |
メダリオン・フーズ・インク(アメリカ) |
フード・マスターズ株式会社(アメリカ) |
タイ日清製粉株式会社(タイ) |
タイ日清テクノミック株式会社(タイ) |
新日清製粉食品(青島)有限公司(中国) |
日清製粉東酵(上海)商貿有限公司(中国) |
Vietnam Nisshin SeifunCo.,Ltd.(ベトナム) |
インドネシア日清テクノミック株式会社(インドネシア) |
トルコ日清製粉A.S.(トルコ) |
酵母・バイオ事業 |
オリエンタル酵母工業株式会社 |
株式会社パニーデリカ |
株式会社OYCフーズネット |
株式会社日本バイオリサーチセンター |
オリエンタルサービス株式会社 |
株式会社ケービーティーオリエンタル |
OYC Americas,Inc.(アメリカ) |
OYC EU B.V.(オランダ) |
Oriental Yeast India Pvt.Ltd.(インド) |
健康食品事業 |
日清ファルマ株式会社 |
その他 |
日清ペットフード株式会社 |
日清エンジニアリング株式会社 |
株式会社NBCメッシュテック |
ダイナメッシュ・インク(アメリカ) |
日清丸紅飼料株式会社 |
日清サイロ株式会社 |
信和開発株式会社 など他多数 |
2018年3月期は増収増益予想 1Qの経常利益進捗率は約26% PERは27.64倍
2017年3月期業績
売上高 :5,320億4,000万円
営業利益:255億1,100万円
経常利益:303億2,900万円
利益 :194億6,600万円
2018年3月期の会社予想
売上高 :5,350億円(+0.6%)
営業利益:260億円(+1.9%)
経常利益:300億円(−1.1%)
利益 :201億円(+3.3%)
2018年3月期の第1四半期連結業績(2017年7月27日発表)
売上高 :1,307億8,800万円(前期比−3.8%)
営業利益:61億8,500万円(前期比+19.3%)
経常利益:79億6,000万円(前期比+10.1%)
利益 :55億2,100万円(前期比+5.1%)
第1四半期段階の経常利益の進捗率は約26%です。
セグメント別では、「製粉事業」は積極的な拡販施策により国内業務用小麦粉の出荷は前年増、海外事業では積極的に拡販を行い出荷量は増えるものの、原料小麦価格低下に伴う製品価格の低下で売上高は前期比減。製粉事業としては売上高・営業利益ともに前期比減でした。
「食品事業」では、国内はテレビCMなど広告活動に力を入れるなどした結果、パスタや中食・惣菜、冷凍食品などの出荷が好調に推移。海外ではプレミックス事業の好調で売上は前年を上回る。酵母・バイオ事業の酵母は、パン向けの惣菜などが好調に推移。バイオも受託試験の増加で好調。健康食品事業では医薬品原薬の出荷は増加も消費者製品の販売が減少。結果、食品事業では売上高は前期比減も営業利益は前期比増となりました。
「その他事業」では、ペットフード事業は積極的な新製品の投入や広告宣伝活動強化により売上は好調。エンジニアリング事業では、受託加工や機器販売が好調に推移。メッシュクロス事業では自動車部品向けなどの化成品の出荷が好調。結果、その他事業では売上高・営業利益ともに前期比増でした。
2017年8月10日現在のPERは27.64倍、PBRは1.41倍です。
優待を受けるには100万円近い投資資金が必要初心者には非常にハードルが高い
日清製粉グループ本社の株主優待を受けるには5単元(500株)の保有が必要となり、2017年8月10日現在の株価が1,844円なので、922,000円の投資金額が必要ということになります。優待内容は4つのグループ会社製品から選べますので希望のものを貰えますが、優待利回りは非常に低いことが予想されます。
投資金額が100万円近いこと、優待利回りが非常に低そうなことから、初心者には非常にハードルが高い銘柄と言えます。配当利回りも1.52%と低めなため、投資資金に余裕がある人以外はまずは他の銘柄で資金力を高め、そこから検討しても良いでしょう。
業績は増収増益予想で、1Q時点では比較的順調と言えます。株価はここ1年ほど上昇局面であり、PER27.64倍と割高感があるため、今後の業績次第では大きく下落する可能性もあります。非常に有名であり大手企業ですが、投資資金と相談して検討するかを決めましょう。
食卓に欠かせない製品やモノづくり分野まで幅広く事業展開優待目的投資は厳しい
日清製粉グループ本社は国内・海外に多くのグループ会社を持ち、「食」を中心にグローバルで展開する企業です。主力の小麦粉など、食卓には欠かせない製品を数多く揃えています。
また、バイオ事業やペットフード事業、エンジニアリング事業、メッシュクロス事業など、ナノの世界から自動車や電子産業などのモノづくり分野にも事業を展開している企業です。
投資自体は1単元から可能ですが、株主優待を受けるには5単元からとなり、100万円近い投資資金が必要となります。優待内容は4つから選択できるので良いですが、投資資金も高く優待利回りも低いことが想定されるため、初心者は他の銘柄から先に検討してみた方が良いかもしれません。同業他社や同規模の企業の銘柄も比較した上で判断するようにしましょう。