• ローソク足の胴体が長いと相場が上昇する?ローソク足の胴体の長さについて
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ローソク足の胴体とヒゲの長さから相場の力関係が予測できる

2017年7月21日

ローソク足で相場の動向が予測できることをご存じですか。
他のテクニカル指標を使って予測することも可能ですが、ローソク足の胴体やヒゲの長さで、相場が上昇する力が強いのか、下降する力が強いのかがわかり次の展開を予測できます。

ここでは、ローソク足の胴体が長い場合の相場動向についてや、陽線や陰線の特徴、ローソク足で予測する際のポイントやコツについて、紹介します。

ローソク足は非常に良くできていますので、特にこれから投資を始める方は、参考にご覧ください。

ローソク足の胴体が長い場合はどんなとき?ローソク足の特徴や内容

チャートに表示されるローソク足は、胴体やヒゲの長さによって、相場の力関係を読むことができ、今後の展開の予測にも役立ちます。さまざまなテクニカル指標を用いて、相場の分析・予測をすることも可能ですが、ローソク足であれば、シンプルでわかりやすく、複雑なテクニカル指標を使わずとも、相場予測の参考にできます。

ここでは、ローソク足の胴体が長い場合、陽線や陰線の特徴などについて、確認していきましょう。

ローソク足の胴体の長さによって投資家たちの期待も膨らむ

ローソク足1つで、一定時間内の相場の始値、終値、高値、安値を把握することができます。

上ヒゲが高値、下ヒゲが安値を表し、胴体が始値と終値を表します。始値よりも終値の方が高ければ上昇を示す陽線、終値の方が安ければ下降を示す陰線となります。そして、時間軸も非常に多くの種類があり、1分足、5分足、15分足、30分足、、、日足、週足など、さまざまな時間内のローソク足が存在し、5分足であれば5分間の相場の動きが1本のローソク足に表れ、日足であれば1日の相場の動きが1本のローソク足に表れます。

そして、ローソク足の胴体の長さによって、上昇する力が強いのか、下降する力が強いのか予測することが可能ですので、多くの投資家も注目をします。ローソク足は、胴体の長さ、上ヒゲ・下ヒゲの長さによって相場の力関係を読み解くヒントになります。陽線の胴体が長い場合など、投資家たちの期待も膨らみます。

陽線が長い場合はどんなとき?陽線の特徴や内容について

陽線とは始値よりも終値の方が高いローソク足のことで、陽線が表れると相場が上昇していることを示し、上昇トレンド時は陽線の出現が多くなります。

陽線を見る際は、胴体やヒゲがどれくらいの長さなのかによって、相場がどんな動きをしているか分析・予測が可能です。例えば、陽線の胴体が長い場合は、始値よりも高値が大幅に高くなったことを示すため、上昇の力が強いことを表します。逆に実体の長さが短い場合は、始値と終値の差が小さく、そこまで上昇の力が強くないことを表します。そして、陽線の上ヒゲが長い場合は、上昇した後に大きく下げたことを表すため上昇の力が弱いことを示します。

陽線は一定時間内の相場が上昇したことを表しますが、胴体の長さやヒゲの長さによって、上昇が強いか弱いかが分析・予測できるようになります。

また、胴体が長く上ヒゲがない場合は、上昇の力が非常に強く急騰する場合によく出現します。このように、陽線1つでも相場が強いのか弱まっているかを表し、今後の相場を読むヒントになります。ただし、5分足や15分足、1時間足、日足など、足の時間軸を変えて見ることで、陽線にも陰線にも変わる場合も少なくないため注意が必要です。

陰線が長い場合はどんなとき?陰線の特徴や内容について

陰線とは終値が始値よりも安い時に表れるローソク足のことで、陰線が表れると相場が下落したことを示し、下降トレンド時は陰線の出現が多くなります。

陰線も陽線同様、胴体やヒゲの長さによって、相場の動向を分析・予測することが可能です。

陰線の胴体が長い場合は、始値が終値よりも大幅に下がったことを示し、下落の力が強いことを表します。逆に胴体が短い場合は、始値が終値よりも下がったものの、下がり幅が小さく下落の力がそこまで強くないことを表します。

そして、陰線の下ヒゲが長い場合は、一度は大きく下げたものの、上昇したことを表すため、下げに対する抵抗が強いことを示します。また、下ヒゲが出ずに胴体が長い場合は、相場が急落する際に表れやすく、非常に下げの力が強い時に表れる陰線の形です。

さらに、陰線の上ヒゲが長く下ヒゲが短い場合も高値よりも安値付近で終値を付けたということですので、下げの力が強いことを示します。

ローソク足で相場動向を予測する際のポイントやコツ

ローソク足を相場の分析・予測に使う場合は、どのような点に気をつければいいのでしょうか。
胴体やヒゲの長さで相場の力関係を予測できるローソク足をより効果的に使えるようになれば、分析・予測の精度も上がります。ここでは、ローソク足を使って相場を分析・予測する際のポイントやコツについて、確認していきましょう。

自分の取引スタイルに合ったスパンのローソク足を確認するようにする

ローソク足は、どんなチャートにも必ず表示されるため、いつでも相場の力関係の分析・予測に使えます。
上昇トレンド時は陽線が比較的多く出現し、ローソク足の胴体の長さやヒゲの表れ方によって、どれくらい上昇する力が強いかが把握できますし、下降トレンド時は陰線が比較的多く出現し、胴体やヒゲの状態でどれくらい下降する力が強いか把握できます。
上昇トレンド時に胴体の短い陽線や、上ヒゲが長い陽線が表れた場合は、上昇の力が弱くトレンドが転換する可能性がありますし、下降トレンド時も胴体の短い陰線や、下ヒゲが長い陰線が表れた場合は、下降の力が弱く上昇トレンドへと転換する可能性があります。どんなタイミングでどのような胴体・ヒゲのローソク足が表れるかによって相場の今後の動きが変わってきます。

そして、ローソク足はさまざまな時間軸で見れますが、スキャルピングやデイトレードなどの短期売買を行う方は、1分足や5分足、15分足などの短い時間帯のローソク足を参考にしましょう。

日足や週足などの長期スパンでのローソク足を見ても、効果的とは言えません。逆に、長期売買を行う方は、日足や週足などの長期スパンのローソク足を参考にして取引をしましょう。

1分足や5分足などの短いスパンのローソク足を参考にしても効果的とは言えません。自身の取引スタイルに合ったスパンのローソク足を最優先で確認しながら取引をするようにしましょう。そうすることで、相場の動きをリアルタイムに知ることがでます。

さまざまなローソク足を覚えることで相場動向を掴みやすくなる

ローソク足は2つの組み合わせによって相場の強さを測ることもできます。

名前だけ紹介すると、陰の陽はらみや陽の陰はらみ、陰の陽抱え、陽の陰抱え、切り込み線、かぶせ線など、他にも多くの種類があります。
こういったローソク足の組み合わせの種類を覚えることで、情報が多くなり、相場動向をよりキャッチできる可能性が高くなります。

ローソク足の胴体やヒゲの長さで今後の展開を予測できる

いかがでしたでしょうか。ローソク足の胴体やヒゲの長さによって、相場の力関係がわかり、次の展開の予測に役立てます。

陽線で胴体が長ければ上昇が強く、胴体が短ければ上昇が弱いです。陰線で胴体が長ければ下降が強く、胴体が短ければ下降が弱いです。他にも、ヒゲの長さなどによって力関係を予測できます。

どんなタイミングでどのようなローソク足が出現するかしっかりと確認しましょう。ローソク足だけですべてを予測するわけではありませんが、参考指標として使えます。早速、相場を見てどんなローソク足が出現しているか見てみてください!

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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