• ゴールデンクロス・デッドクロスはチャート分析初心者でも使える売買サインの指標
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ゴールデンクロスとデットクロスは移動平均線が交差するタイミングで売買を行い利益を狙う

2017年8月27日

株式投資に限らず、投資で勝つためには相場動向を読まなければなりません。
相場がこれから上昇する・下落するということがわかっていれば簡単に利益を出すことができます。実際はそんな魔法のようなものはありませんが、可能性を予測することは可能です。

これから相場が上昇するか、下落するかの可能性を予測する指標の1つが、ゴールデンクロスとデッドクロスです。
これらを参考にすれば、今後の相場動向を予測しやすくなりポジションを持ったり、利確・損切りタイミングを計りやすくなります。ゴールデンクロスやデッドクロスの特徴や注意点などについて見ていきましょう。

ゴールデンクロスとデッドクロスは売買サインの代表

ゴールデンクロスとデッドクロスは代表的な売買サインであり、複雑な相場の中でも簡単に買いサインと売りサインを見つけることができます。2本の移動平均線を使った指標ですので、初心者でもすぐに見方を覚えられるのも嬉しい特徴です。今後の相場が上昇するのか、下降するのか予測しやすくなりますので、それぞれの特徴や見方についてしっかりと把握しておきましょう。

ゴールデンクロスが出現すると上昇トレンドになる可能性

ゴールデンクロスは、短期と長期の移動平均線から読み取る買いサインのことです。
基本的な指標であり、短期移動平均線が長期移動平均線を下から上へ突き抜けてできる交差のことです。ゴールデンクロスが出現すると相場が上昇トレンドになる可能性があり、そこを狙って買いポジションを保有して利益を狙います。

移動平均線は5日線・25日線・75日線・200日線などが用いられたりします。下降トレンドの最中やレンジ相場でゴールデンクロスが現れたら、上昇トレンドに転じる可能性があると考えましょう。

長期移動平均線の向きや角度によって信頼度が変わる!?

株価が下落した後に横ばいを続けてその後出現するゴールデンクロスや、急騰後に株価が下がり出現するゴールデンクロスなど、さまざまな出現の仕方があります。短期移動平均線と長期移動平均線が段々と距離が近づいてきた場合、ゴールデンクロスが出現する可能性があると構えていた方がいいでしょう。
ただし、すべてのゴールデンクロスが上昇トレンドを表すものではありません。「だまし」と呼ばれるものもあり、ゴールデンクロスが出現したにも関わらず、上昇トレンドが起きない場合もあります。

ゴールデンクロスの際に長期移動平均線が上向きであれば信頼度が高く、下向きであれば信頼度が低い、上向きの場合も角度が深いと上昇トレンドは短く、角度が浅いと上昇トレンドが長く出現するとも言われています。完全に見破ることはできませんが「だましもある」という認識を持って売買取引することが大切です。

売りサインを示すデッドクロス!下降トレンド出現!?

ゴールデンクロスとセットで用いられるのがデッドクロスです。買いサインであるゴールデンクロスとは異なり、売りサインを示すのがデッドクロスです。デッドクロスは、長期移動平均線を短期移動平均線が上から下へ割り込んでできた交差のことです。デッドクロスが出現すると下降トレンドが現れる可能性があるため、売りサインとされています。ゴールデンクロス同様、移動平均線は5日線・25日線・75日線・200日線などが用いられたりします。

長期移動平均線が下向きで角度が浅いと長期的に下落する可能性

デッドクロスもゴールデンクロスと同じように、頻繁に出現する場合があります。デッドクロス出現=下降トレンドに必ずしもなるわけではなく、だましも多くあります。デッドクロスの際も長期移動平均線の向きや角度によって信頼度が変わってきます。長期移動平均線が下向きであれば信頼度が高く、角度が深ければ下降トレンドは短く、角度が浅ければ長期的に下落していく可能性があります。

ゴールデンクロスやデッドクロスも数ある指標の中の1つにすぎない

ゴールデンクロスやデッドクロスは代表的な売買サインですが、活用にあたって気をつける点もたくさんあります。

あくまでも相場動向を予測するための数ある指標の中の1つにすぎませんので、ゴールデンクロス・デッドクロスに依存しすぎないようにしましょう。指標を基にすぐに売買するのも1つの手ですが、指標を見て「多くの投資家がどう考えるか」を基に売買することが大切です。

ゴールデンクロスやデッドクロスは遅れて現れる株価の動きを重要視する

ゴールデンクロスやデッドクロスを作る移動平均線は、あくまでも平均ですので実際の株価よりも動きが遅いです。

どうしても実際の上昇トレンド・下降トレンドよりも遅れて移動平均線が動き、ゴールデンクロスやデッドクロスを形成します。そのため、移動平均線の動きを1番に見るのではなく、あくまでも株価がどう動くかを重要視しましょう。

また、だましのようにゴールデンクロスが出現しても株価は上昇を続けなかったり、デッドクロスが生じても株価は下落を続けなかったりします。相場は市場参加者の需給バランスで成り立っており、動きにすべて規則があるわけではありません。「絶対」ということはありませんので、注意しましょう。

底値圏でゴールデンクロスが出現すると大きく反発する

底値圏でゴールデンクロスが出現すると反発して大きく上昇する可能性が高いです。

そもそも底値圏ということで多くの投資家が「これ以上は下がりにくい」「これから上がるだろう」という意識を持っています。

そのため、買い注文が集まりやすく大きな反発が起きやすいです。そのため、底値圏でゴールデンクロスが出現したら、大きく反発することを期待して買いポジションで利益を狙うといいでしょう。ただし、タイミングが遅かったら意味がありませんので、相場を注視しておく必要があります。底値圏で上昇トレンドを捕まえれば大きな利益を得ることができます。

天井圏でデッドクロスが現れたら反落が迫っているかもしれない

底値圏でゴールデンクロスが出現する時と同じように、天井圏でデッドクロスが出現すると相場が大きく反落する可能性があります。

なぜなら、天井圏ということもあり、多くの投資家が「そろそろ下落するだろう」と考えているためです。
そのため多くの売り注文が入りやすく、デッドクロスが出現した頃には大きな反落が始まっている可能性があります。天井圏で反落するタイミングを掴むことができれば、信用取引であれば売りポジションで大きな利益を得ることができます。

また、買いポジションを保有してる場合は利確・損切りのタイミングを計れます。

だましもあるが参考指標として使えるまずは自分の目で確かめ場数を踏むことが大事

ゴールデンクロスは相場の上昇、デッドクロスは相場の下落を示し、売買サインとなります。
だましもありますので、すべてが予測通りに動くわけではありませんが、1つの参考指標として十分に活用できます。

いきなりゴールデンクロスとデッドクロスを基に売買取引するのではなく、まずは過去の相場を見てゴールデンクロスやデッドクロスが出現した後にどのような動きをしているのか自分の目で確認しましょう。
いくつも見ている内に、信頼性の高低などが少しずつわかるようになってきます。その上で実践で使ってみましょう。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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