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ソーシャルレンディングサイトの中でも、その案件数の豊富さや出金手数料が無料ということで人気の高いクラウドバンク。
実際のところ利回りはどれほどなのか、逆にデフォルト率などリスクに関してはどのような評価が下されているのか、口コミも交えて調査してみました。
目次
クラウドバンクの概要
クラウドバンクは、日本クラウド証券の運営するソーシャルレンディングサイトで、日本クラウド証券は、第一種金融商品取引業者の資格を持つ業者の中では最も早くソーシャルレンディングの分野に取り組んだ、証券会社のバックグラウンドを持つ先進的な企業です。
第一種金融商品取引業者の資格を持つソーシャルレンディングサイトはクラウドバンクの他に一社しかなく、株式型のクラウドファンディングを行うためにはこの資格が必須なので、他の業者に先駆けて株式も扱うことが期待されています。
日本クラウド証券は、ソーシャルレンディングサイトの他に、グリーンシート銘柄の取り扱い業務も行っていますが、グリーンシートの制度自体が廃止されることに伴ってこちらの業務は縮小傾向にあるようです。
クラウドバンクの運営会社について
クラウドバンクの運営会社は、日本クラウド証券株式会社といい、2013年4月から活動を開始していますが、日本クラウド証券には前身となるみどり証券という企業があります。みどり証券自体は1993年にディーブレイン証券という名前でグリーンシート銘柄を扱う証券会社として営業を開始しています。
クラウドバンクは2013年12月にローンチされ、世界で初めて証券会社が運営するクラウドファンディングサイトとして話題となりました。
クラウドバンクの特徴
クラウドバンクの主な特徴をまとめたのでご参照ください。
案件の多様性
前述の通り、第一種金融商品取引業者の資格を持っていることも手伝って、多様な案件を抱えていることが最大の特徴です。不動産融資、風力発電、太陽光、中小企業融資、企業再生などに加え、上場企業のM&A支援ファンドまで取り扱っています。
さらに案件は多様化させていく方針のようで、ユーザーは様々な商品を選択することができます。
1万円からはじめられる
また、最低投資金額が1万円というのも大きな特徴です。他のソーシャルレンディングプラットフォームでは最低投資金額が5万円や10万円のところが多いのですが、クラウドバンクは最低投資金額が1万円からとなっています。案件が多様なので、小口を分散して買うとリスクも小さくなり良いかもしれません。
満期が短い案件が多い
最も短い案件は6か月となっており、他社と比較して満期が短い案件が多くなっています。他社で公開されている満期の長い案件だと4年というケースもあったりするので、はじめてソーシャルレンディングにトライしようと考えている方には丁度良いかもしれません。
インターネットの活用により中間コストを削減して、投資家利益に
クラウドバンクは銀行ではありませんが、貸金業者として同様に企業への融資を行っています。しかしクラウドバンクは、多数の窓口従業員を抱えたり、駅ごとに支店を置くようなこともしていません。
審査、管理回収業務も銀行に比べればずっとスリムで、コストをかけていません。逆を言えばそのように肥大した体制である銀行が私達と企業の間に存在することで、銀行預金の金利は低く抑えられていると言えます。クラウドバンクはインターネットを活用した低コストの運用体制により無駄に発生する中間コストを削減し、顧客に対して利益を還元できる体制を整えています。
クラウドバンクの期待利回り
調査してみたところ、クラウドバンクの期待利回りは5~10%のようです。最低投資金額が小さく、満期までの期間も短いのにこのレベルの利回りを維持できているのはすごいですね。
クラウドバンクの手数料
クラウドバンクでは、口座開設や販売に関わる手数料は徴収していないとのことです。また、投資信託や他のソーシャルレンディングサイトにありがちなリターンを引き出す際の場合の出金手数料も無料で、最低出金金額は1,000円からと良心的です。
クラウドバンク社自体は、運用しているファンドから利益が出た場合にのみ、営業報酬として手数料を徴収するようです。出資者が損をしているのにプラットフォーム側だけ儲かっているという構図が生じないので安心ですね。
クラウドバンクのデフォルト率やリスク
クラウドバンクのデフォルト率は0%
クラウドバンクにおいては期待利回り5~7.5%の投資案件が随時募集されています。
それらの案件には現状ほぼ全てに担保が設定されています。
また融資先企業の代表者保証を設定していることも多く、2重、3重の元本保全のための措置が講じられています。
融資先の企業は事業の妥当性、財務分析、信用調査を徹底的に調査されているので、他社の高リターン案件よりも手堅いといえるでしょう。
2013年12月にサービスを開始して以来、現在に至るまでデフォルト率(貸し倒れ率)は0%。
デフォルトに陥った案件は一つもないようです。
将来に関してや、現在運用中のものに関してはもちろん注意して監視するべきですが、今のところは安全と言えそうです。
行政処分を受けるも、悪質ではない
クラウドバンクは、過去に一度関東財務局により行政処分を受けており、一時的に業務を停止せざるを得ない事態に陥ったことがあります。
その理由はそれほど悪質なものでなく、簡潔に言うとユーザーの拡大にシステムが追い付かず、管理すべき数値を管理しきれなかった、という話だったようです。
悪質ではないとはいえ、クラウドバンクで投資を始められるのであればこういった処分が過去に下されたことを知っておいたほうが良いかもしれません。
その際に既存のユーザーへの損害は特になかったようです。
“Q2、今回の業務停止で、投資した金銭に影響はあるのか?
今回の処分による運用中ファンドへの影響はございません。現在、運用中のファンドは予定通り正常に運用されております。また、現在募集中または運用準備中のファンドの運用につきましても、今まで通りの運用を予定しておりますので、どうぞご安心ください。”
引用元:クラウドバンクHP
https://crowdbank.jp/news/20150702_002.html
クラウドバンクの口コミ、利回りの実例
実際にクラウドバンクで投資を行っている方の体験口コミを見てみましょう。
総額136万9,080円を不動産担保ローンファンド2件、中小企業融資型ファンド2件、エネルギー系ファンド2件の合計6ファンドに分散投資して運用しており、利回りは2016年だけで5.9%を維持しているようです。
月次ベースでみると7.5%のパフォーマンスを出した月もあったようですし、かなり高い利回りを叩き出していますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
クラウドバンクが提供する案件の堅実性と、その証券会社としての信頼性はソーシャルレンディング運営会社として、間違いなく折り紙付きです。
クラウドバンクがソーシャルレンディング初心者にも優しい特徴を数多く備えている上に、実際に短期で高利回りを保っていることがお分かりいただけたと思います。
まだ未登録の方は、是非こちらから新規登録を行ってみてください。