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- GMOコインの口コミ・評判は?GMOグループの企業が運営する仮想通貨取引所
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日本には10社以上の取引所がありますが、FX取引などでも大手とされるGMOが取引所「GMOコイン」がサービスを開始し、ビットコイナーから注目されています。
ここではそんなGMOコインのサービス内容や利用者からの口コミ・評判、メリット・デメリットを見ていきたいと思います。
目次
金融取引のノウハウが蓄積されていて信頼できるGMOグループが運営
「GMOコイン」は、インターネット事業関連で大手となるGMOグループのひとつ、「GMOコイン株式会社」が運営する仮想通貨の取引所。GMOはグループ会社としてはネットに関係したサービス各種を取り扱っていて、優れたシステムを保有しています。
このGMOコインに関してもまたネットもしくはオンラインという現代ならではの環境を利用したシステム上に成り立っている暗号通貨(仮想通貨)を扱っており、GMOの得意分野のひとつといっても過言ではありません。
これまでに登場している日本の仮想通貨取引所は基本的には仮想通貨に特化した企業が運営していて、証券会社やオンラインFX取引サービスの会社はあまり参入していませんでした。そんな中でGMOはいち早く仮想通貨の業界に登場したというわけです。
仮想通貨はオンライン上にしか存在しませんから、システムがダウンすればすべてが消えてしまうデメリットを抱えています。
しかし、情報を特定のサーバーに置かないので、実際にはそういった危険性はかなり低いとされます。いずれにせよ、仮想通貨はオンライン上での取引が主体になるので、その分、取引所のセキュリティーや安全性、システムの信頼性が不可欠です。
それはインターネット事業に長けたGMOですので、その点に関しては特に心配がないどころか、非常に有力なメリットになります。
また、サービスや顧客対応もまたノウハウを持っているので、初心者から上級者まで、仮想通貨で投資をしたい人のプラットフォームとしては最適な存在になります。
GMOコインの運営概要は下表のとおりです。
運営会社 | |
---|---|
会社名 | GMOコイン株式会社 運営会社:GMOインターネットグループ |
住所 | 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー |
設立 | 2016年10月 |
資本金 | 7.5億円(準備金含む) |
業務内容 | ビットコインの販売・買取 |
金融庁、財務局の登録日 | – |
所属団体 | - |
堅牢な金融システムを構築してきたGMO運営という強さ
GMOコインの強みといえば、やはりグループ会社であるGMOインターネットを中心にした、オンライン事業全般におけるサービスと信頼性の高いシステムになります。
仮想通貨はオンライン上で売買するだけでなく、保管をしたり、送金や支払いに利用するため、高度なセキュリティーが大切になります。GMOグループは1991年に誕生して以来、インターネット関連のサービスを提供してきています。蓄積されたノウハウが他社とは比較になりません。
しかも、GMOグループ内にはオンライン証券会社も存在し、FX取引のプラットフォームとしては多くの個人投資家から支持される存在です。
さらに、同グループ内の会社にはクレジットカード決済のサービスや、オンライン販売の決済代行を行う子会社もありますので、仮想通貨の扱いも初めてとはいえ、安心感があります。
こういった高い信頼性を誇るオンラインサービスの大手ですので、投資家がGMOコインで口座開設をするメリットは安心感にほかなりません。
仮想通貨を使ったFX取引もできるので、元手が少ない人でも大きな利益を期待できるのもまた人気の理由です。
シンプルに売買できる販売所で取引したい方におすすめ
仮想通貨売買は、例えばビットコインをほしい人と売りたい人をマッチングしてくれる取引所と、取引所自体が顧客に販売する販売所というケースがあります。GMOコインは後者で、GMOコインから顧客がビットコインを購入したり販売したりします。
取引形式はFXのように提示された価格で売買できるシンプルな形です。
形式 | レート提示方法 |
---|---|
取引所 | 板を見ながら売買する(気配値) |
販売所 | 提示された価格で売買できる(2wayプライス) |
GMOコインでは0.01ビットコインから注文ができます。
つまり、100万円のときであれば1000円から投資できるので、資金が少ない、あるいは慎重に仮想通貨投資を始めたい人にはぴったりです。一方で、最大5ビットコインまで1回の売買で取引できるので(1日は20ビットコインまでが上限)、大きく売買したい人にも向きます。
売買の特徴
- 少額資金でも取引可能。
- 1回あたりの売買できる金額が大きい。
仮想通貨の市場は日本はまだまだ小さく、欧米などの方が規模は大きいです。
ですので、投資家の中には日本国外の仮想通貨取引プラットフォームを利用する人もいます。ただ、そういった場合、取引の際には米ドルが使われます。
これは顧客側が為替リスクを背負うことにもなりますが、GMOコインでは日本円建てで売買できるので、わかりやすいというメリットも大きいです。
レバレッジをかけて大きく取引したい人に向いている「仮想通貨FX」
GMOコインでは、為替の取引を行うFX取引に似た、仮想通貨FXも用意しています。
仮想通貨FXの特徴まとめ
- 取引手数料無料
- 24時間・365日・土日祝日でも取引可
- 追加証拠金制度はなし。追加入金に追われることは不要
- 2wayプライス表示
- 少額取引。数百円から取引可能
簡単にいえば、顧客が用意した資金を証拠金にして、これにレバレッジを原則最大25倍かけて取引が可能です。
つまり、5万円を用意している人なら最大で125万円分のビットコインと日本円の通貨ペアで投資ができるというわけです。
GMOコインでは2ウェイプライスでの表示でわかりやすいですし、買いから始めるだけでなく売りからも取引を始めることができるので、多少投資のテクニックを知っている人であれば様々な戦略を実施することができるでしょう。
とにかく注文方法がシンプルで簡単なのは素直にすごいと感じます。
下画像のように3ステップで素早く発注できます。
GMOコインの仮想通貨FXも取引所同様に0.01BTCから始められますし、1回の最大注文量は2BTCになります。
1日では最大で5000ビットコインも売買できますから、資金は少なめでも、富裕層並みに大きな売買をしたい人に向いています。
仮想通貨のFX取引が一般のFXよりも優れているのは、毎日24時間、いつでも取引ができる点です。
一般FXは証券取引所が閉まると自動的に売買もできなくなりますが、仮想通貨の取引所は関係ありません。いつでも買いたいときに買え、売りたいときに売れるのです。
GMOコインも同様で、いつでもビットコインと日本円のペアのFX取引が可能なのです。
取引が365日できるということは普通のFXよりもずっと多くの利益獲得機会に出会えるということですので、より儲けることが可能となるのは魅力ですね。
手数料はほとんど無料設定。ただしスプレッドが広め
GMOコインの仮想通貨売買や入出金にかかる手数料は基本的には無料になっています。
手数料 | ||
---|---|---|
入金 | 無料 ※金融機関でかかる手数料は顧客負担 | |
出金 | 無料 | |
取引手数料 | 無料 | |
入金方法 | 即時入金(ペイジー)、銀行振込 | |
提携銀行 | – |
これもFX取引のように取引手数料はゼロにして、スプレッドで収益をあげようと考えているのでしょう。
国内主要取引所とスプレッドを比較すると下のようになります。
現物スプレッド | 仮想通貨FX | |
---|---|---|
GMOコイン | 3000円固定 | レバレッジ手数料として建玉ごとに0.05%/日 |
Coincheck | 無料 | 取引不可 |
bitflyer | 0.01%~0.2% | 取引不可 |
Zaif | -0.05%~0.3% | 取引不可 |
手数料だけを見ると、Coincheckとザイフの2取引所が有利なのがわかります。しかもマイナス手数料なため取引するほど手数料分の金額を「もらえる」ことになります。
GMOコインは手数料が固定ということと仮想通貨FXを行えるところがメリットと言えます。それでも他社と比べてもかなり低い設定なので、投資家の負担になる取引経費はかなり安く抑えられるメリットがあります。
ニューヨーククローズの時点における保有建玉数から判定されますが、スワップポイントと違って顧客側が常に支払うものになります。
仮想通貨の長期保有はGMOコインに限らず、手数料を徴収するところがまだまだ多いのが実情です。
GMOコインでも手数料を取られてしまいますが、短期勝負であれば逆に手数料がかからないので、効率的に売買を進めることができます。
売買の確約の指値はすべることがあるが、概ね正確にささるという印象です。FX形式ですので、実際の仮想通貨の現物よりもスプレッドが狭いのが魅力的な部分だと思います。(30代・男性)
仮想通貨FXでは原則5倍、最大25倍のレバレッジがかけられる
GMOコインにおける仮想通貨FX取引は成行注文や指値注文、逆指値注文、IFD注文、OCO注文、IFD-OCO注文といった、一般的なFXと同じようなテクニックを駆使して売買を進めることができます(※ただし、IFD、OCO、IFD-OCOは特殊注文設定が必要)。
最低注文数は新規・決済ともに0.01ビットコインですので、数百円から投資できるので資金が少なくても売買ができますし、1回の最大注文数は10ビットコイン、1日では5000ビットコインまでなので、大きな売買も可能です。
仮想通貨といえどもFX取引ですから、ちゃんとレバレッジも利用することができます。
原則では最大5倍ですが、実は条件を満たすことで最大25倍ものレバレッジをかけることが可能です。顧客個人個人の資産状況や投資経験などをGMOコインで審査することで最大25倍まで引き上げられるのです。
取引 | |
---|---|
販売所の有無 | 〇 |
取引所の有無 | 〇 |
FX取引 (レバレッジ) |
原則5倍(証拠金率20%)、最大25倍(証拠金率4%) |
信用取引 (レバレッジ) |
– |
先物取引 (レバレッジ) |
– |
レバレッジをかけた売買で気をつけたいのは利益も増える代わりに、マイナス方向にレートが動いたときもレバレッジをかけた倍数で損失が膨らみます。
GMOコインでは顧客が必要以上に大きな負債を背負い込まないよう、ロスカットがかけているレバレッジの基準より下回ると発動される仕組みがあり、証拠金維持率が下の基準で下回ると執行されます。
- 5倍:75%
- 15倍:80%
- 25倍:85%
ただ、いきなり執行されるわけではなく、まずは証拠金維持率が100%を下回ったときにアラートがメールなどで通知されます。
証拠金維持率の計算式は下のとおりです。
・時価評価総額(1)= 口座残高+評価損益
・必要証拠金=「買建数量×Askレート×20%」及び「売建数量×Bidレート×20%」のうち、金額が大きい方
気をつけたいのは、一般FX同様にロスカットは必ずしも実施されるわけではない点です。
システムメンテナンス時などに大幅に変動があった場合などにはアラートも来ませんし、ロスカットも執行されません。
ですので、レバレッジは自分が抱えられる負債の範囲をあらかじめ検討し、それに見合った倍率にするようにしましょう。
同時に、GMOコインのシステムにだけ頼るのではなく、自分の頭でロスカットなどのタイミングとなるテートを算出して起き、レートの変動を監視するようにしましょう。
レバレッジはメリットでもありデメリットにもなるので、扱いは慎重に。これは鉄則です。
万全のセキュリティーで外部からの攻撃だけでなく、内部犯罪も防止できる!
仮想通貨の取引所は信頼性が大切です。データ上にしか存在しない資産価値が認められた暗号通貨ですから、ハッカーなど外部の攻撃による盗難や、取引所運営会社の内部犯罪による窃盗あるいは紛失という懸念が常につきまといます。
実際に取引所の不正などで大きな問題が発生したことは何度もあり、そのたびに、瞬間的にではありますが、仮想通貨のレートが下落しています。
GMOコインでもセキュリティーや信頼性を重要視し、しっかりとしたシステムを構築しています。下表内がGMOコインのセキュリティ対応状況になります。
セキュリティ対応とその内容 |
|
---|
・コールドストレージ
まずそのひとつがコールドストレージです。一般的にはコールドウォレットとも呼ばれますが、オフライン上にある仮想通貨の保管場所になります。
例えばGMOコインの売買などではオンライン上にあるホットストレージ(ホットウォレット)にビットコインを置き、即時送付に必要な分以外のものはコールドストレージに保管します。
そうすれば、万が一ハッキングにあってもハッカーはコールドストレージにたどり着くことは不可能で、その分のビットコインは安全です。
・マルチシグネチャアドレス
即時送付に必要な分は一つのアドレスに複数の秘密鍵を割り当てる「マルチシグネチャアドレス」を採用することで秘密鍵をセキュリティ構成の違ういくつかの場所に設置し、リスク低減が図られています。
・ログイン時2段階認証、本人確認の徹底
GMOコインにおける様々な作業にも2段階承認を採用するなど、本人確認も徹底しています。オンライン取引のメリットは自宅に居ながらにして売買ができることですが、顔が見えないため、GMOコインからすれば本当にその手続き依頼をしてきたのが口座名義人本人かどうかがわかりません。
いわゆるなりすましに対処するため、本人確認書類の提出やログインパスワードの強化、2段階認証などで容易にビットコインをだまし取ることができないようになっています。
また、GMOコイン社内の不正によってビットコインが盗難されたり許可なく送金したりできないよう、マルチシグネチャという制度を採用しています。
顧客がコールドストレージから外部(ホットストレージや送金など)にビットコインを移し替える際に、担当者の一存で対応するのではなく、GMOコインの多数の部署を経由して承認を得たあとに対応する方法です。
若干時間はかかってしまいますが、安全性を確保するためには重要な作業です。
それから、顧客の資産とGMOコインの資産は別々に管理される、分別管理も徹底しています。
FX取引などの証券会社では当たり前のことですが、この分別管理によって万が一GMOコインが破綻したとしても、顧客の資産がGMOコインの運営に使われてしまうことはありません。
こういった様々な施策によって、GMOコインは安全性と信頼性を高水準で保っています。
GMOコインを他社と比較した良い点・悪い点を集めて客観的に考察してみよう!
GMOコインが他社と比較してどのポイントが優れていて、どの部分がデメリットなのかを検証してみましょう。
どんな取引所にも長所と短所の両方があります。投資家としてのポリシーなどと照らし合わせて、どの長所が自分に合っているのか、短所もどこまでが許容範囲になるのかでGMOコインの良し悪しを判断してみてください。
よかった点
- 取り扱いサービスがシンプルでわかりやすくていい!
- GMOコインで利用できるサービスはとてもシンプルです。大きく分けて仮想通貨の売買と、仮想通貨のFX取引しかありません。
売買は単純にビットコインがほしい人がGMOコインから買い取り、売りたい人もまたGMOコインに売却できるサービスです。FX取引は有する資金にレバレッジを最大5倍かけて取引できるものです。GMOコインで売買できる通貨はビットコインだけなので、わかりやすいのもまた特徴です。
他社ではたくさんの仮想通貨の銘柄、利用できる通貨ペアの組み合わせがたくさんありますが、GMOコインはシンプルにビットコインだけになっています - 取引経費となる各種の手数料がほとんどかからない
- GMOコインは売買にかかる取引手数料が無料になっていますし、入出金の手数料もかかりません。唯一レバレッジ手数料が1日以上保有する際にかかりますが、微々たるものです。
オンラインの金融取引では取引経費として手数料の支払いが投資家の負担になってきますが、GMOコインではこれはかなり安く抑えられます。
特に仮想通貨の取引所はまだまだ手数料を多く取る傾向にあるので、そんな中ではGMOコインは優良な取引所だといえます。
ビットコインも2017年7月現在では27万円前後のレートを保っていますが、売買は0.01ビットコインからできるので、用意する資金も多くある必要はありません。資金も経費も少なくて済む、これがGMOコインの魅力です。 - 仮想通貨FXではFXで培ったテクニックを使える!
- GMOコインでは用意した資金を証拠金として、レバレッジという倍率をかけることで大きな取引が可能です。レバレッジは原則的には5倍ですが、条件を各種クリアしていれば最大で25倍のレバレッジをかけることができます。
例えば10万円分のビットコインを取引したいとき、レバレッジが5倍なら2万円の証拠金、レバレッジ25倍なら4000円の証拠金があれば十分ということになります。
また、GMOコインの仮想通貨FXにおいては成行注文だけでなく指値や逆指値、IFD、OCO、IFD-OCOの注文方法が利用でき、さらに買いからだけでなく、売りからポジションを保有することも可能です。
つまり、FX取引に経験のある投資中級者や上級者は多種多様な投資戦略を実施できるということになります。
悪かった点
- 選択できる仮想通貨がビットコインと少しのアルトコインだけなんて少なすぎる!
- GMOコインの大きなデメリットは仮想通貨の銘柄がビットコインと3種のアルトコインしかないことです。選択肢は少ないので、迷うことがないのは長所ですが、ビットコイン以外の色んな仮想通貨で取引をしたい投資家にはやや不利といわざるをえません。
マイナー通貨になるアルトコインならばまだまだ取引量が少なく、価値もそこまで上がっていませんから、これから仮想通貨を始めたい人にはメリットがあります。
もちろん今後アルトコインの取扱も順次増やしていく予定だとアナウンスしていますが…。 - GMOコインの口座への日本円での入金が慣れるまでは案外面倒かも
- GMOコインだけでなく、仮想通貨取引所全般でもいえることですが、そもそも入金対応は銀行振り込みが基本になっています。FXや株式などを扱う証券会社ではクイック入金などがありますが、ほとんどの仮想通貨取引所は対応していません。
そんな中ではGMOコインは『Pay-easy(ペイジー)』を経由すれば、ほぼクイック入金のようなサービスを受けることができます。しかし、ペイジーが利用できる金融機関でないといけませんし、最初に設定も必要です。
ペイジーと提携している金融機関においても事前にインターネットバンキングを利用できるように申し込みが完了していなければなりません。そういった面倒がありますが、乗り越えればこれは逆にメリットに早変わりします。ペイジーが利用できる金融機関は下記の通りです(2017年12月中旬時点)。- みずほ銀行
- 東京三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 荘内銀行
- 七十七銀行
- 群馬銀行
- 足利銀行
- 千葉銀行
- 横浜銀行
- 近畿大阪銀行
- 南都銀行
- 広島銀行
- 福岡銀行
- 親和銀行
- 東和銀行
- 京葉銀行
- 熊本銀行
- ゆうちょ銀行
- 全国の農業協同組合
- GMOコインの仮想通貨サービスはまだ始まったばかりで未知数が多い
- GMOコインは実はサービス提供開始が2017年5月末になっています。ですので、日本国内にある日本人投資家向けの仮想通貨取引所としてはまだまだ新参者。
顧客によるネットの口コミ情報や、感想、ノウハウなどがほとんど蓄積されていません。仮想通貨取引所で重要なのが、顧客数の多さと、それに伴う流動性です。市場参加者が少なく、売買も活発でないと価格の変動がなくなり、売買の値差で利益を得たい投資家から見たらなにも得することはありません。
今のところGMOコインの流動性が低いなどといったトラブルはないようですし、オンライン金融取引の大手であるGMOグループですから、今後飛躍する可能性が高い取引所です。
しかし、レートの分析が一寸先は闇なのと同様、まだ情報が少なく、GMOコインが本当に優れた取引所かどうかということは実証されていない状態です。この点に関してだけはGMOコインもちょっと不利ですね。
GMOコインの口座開設手続きの流れ
GMOコインで仮想通貨を売買したいと決めたら、まずは口座開設です。
仮想通貨が今特に投資初心者にオススメの理由としては、口座開設に関しては本人確認などがFXなどと比べると安易で、口座開設へのハードルが非常に低いという点があります。
FXなどと同様に、いずれ法整備が整い、厳しくなっていくことでしょう。その前に口座開設を済ませておくのもひとつの手です。そこで、ここではそんなGMOコインの口座開設の方法を順を追って紹介していこうと思います。
2つのアカウントプランが存在するので投資方針によって選択しよう
GMOコインの仮想通貨取引アカウントは2つのプランがあります。「シンプルプラン」と「フルアクセスプラン」です。
簡単な特徴はそれぞれ下のような表になります。
プラン名 | 特徴 |
---|---|
シンプルプラン | 仮想通貨の預け入れと送金だけの利用 |
フルアクセスプラン | GMOコインのサービスすべてを享受できるプラン |
このような条件の違いから、シンプルプランはメールアドレス登録、あるいはフェイスブックかグーグルのアカウントで登録するだけです。
フルアクセスプランはFXなども利用できることから、口座開設には下記の条件をクリアしていることと、本人確認書類の提出、さらにシンプルプラン口座をすでに持っていることなど、ハードルがシンプルプランよりやや高いです。
フルアクセスプランの適格者条件
- 満20歳以上の個人
- 成年被後見人あるいはその他の制限行為能力者でない
- 日本国内に居住
- 登録メールアドレスや電話番号がほかの登録者と重複していない
- 外国の重要な公人(外国PEPs)でない
- 反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有しない
フルアクセスプランで口座開設をしたい個人投資家はまずシンプルプランで口座を開設し、その後、プランアップグレードの申し込みをする形で口座開設を行います。その際には本人情報の登録と本人確認書類提出を行います。
本人確認書類の提出方法は2つあり、本人確認書類画像をウェブ上でアップロードする方法と、対面があります。
1. 対面
対面は口座開設通知の配達業者に本人確認書類を提示する方法で、その際に氏名、生年月日、住所が確認できる書類として有効期限内の
- 運転免許証
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
を提示します。
対面で本人確認書類を提示できる取引所は少なく、GMOコインならではの対応です。
2. ウェブアップロード
ウェブでアップロードする場合は
- 運転免許証
- 個人番号カード
- 各種健康保険証
- パスポート
- 住民票の写し
- 在留カード
- 特別永住者証明書
をパソコンかスマートフォンから本人確認書類の画像をアップロードして送信するだけです。これらの送信が終わるとアップグレード申し込みが完了となり、あとは審査を待つだけです。
登録内容についてGMOコイン側で審査が終わり、口座開設が承認されれば登録住所に郵送で「口座開設完了のお知らせ」が送られます。万が一口座開設が承認されなかった場合は登録メールに別途連絡が入ります。
「口座開設完了のお知らせ」が届いたら、会員ページにログインし、通知書に記載されたアップグレードコードを画面上で入力すればフルアクセスプランでの取引が始まります。
仮想通貨取引専用スマホアプリ「ビットレ君」がいい感じ
GMOコインではスマートフォン向けのFX取引用アプリ「ビットレ君」を用意しています。
当初はiPhone向けしかありませんでしたが、2017年7月中旬からはandroid向けも用意しています。ここではそんなビットレ君の使い方などを簡単に紹介します。
ビットレ君の使い勝手はスマホの機能を最大限を活かしたものになっている
GMOコインの仮想通貨FX専用スマホアプリ「ビットレ君」はまずはiPhoneのApp Store、又はandroid向けのGoogle Playからインストールします。
仮想通貨FXに最適化されたデザイン性で、iPhone版とandroid版はほぼ共通のデザインになっています。
スマートフォンの画面をタッチするだけで操作できる利便性をより効果的に使えるようになっていますので、インストールした後はさほど時間をかけずに操作に慣れることでしょう。
取引チャンスを逃さないスピード注文も装備
FX専用アプリのはっちゅう君でも実装されていた機能ですが、仮想通貨取引でもこの機能が使えるんです。1タップで即時発注でき、新規・決済・ドテン・同一銘柄の注文も、全て1タップで完結。
どんな相場変動にもスピーディーにオーダーできるのは素晴らしいところ。
全9種類のテクニカル指標も搭載
仮想通貨とはいえFX取引の要素を十分に備えていますので、一般的なFX同様に分析や予測は必要不可欠です。その際にもチャートや充実したテクニカル指標もあり、複数パターンの描画も可能。まさにGMOグループならではの取引システムになっています。
このチャートはワンタッチで発注できる仕組みも備えており、スピードが命のオンライン金融取引の市場において、強力なパートナーになること間違いなしです。
GMOコインにおいてはいわばこれひとつで仮想通貨FXのすべてがこなせますから、間違いなく便利な機能だといえます。
最近は初心者にでも見やすいようにゴチャゴチャしてて見ずらいチャートが多い。
ここはシンプルだし見やすいから気に入っている。GMOコインはある程度、取引に慣れている人向けだと思う。
(50代・男性)
GMOコインに向いているのはどんな人?向かない人とはどんな人?
GMOコインで口座開設をしたい人は今後増加していくことは間違いありません。
では、そんなGMOコインで仮想通貨に投資をしたい場合、どんな人が向いているのでしょうか。参考程度ではありますが、GMOコインのサービスや機能性などから推測される、GMOコインに向いた投資家、逆に向いていない投資家の人物像を考えてみましょう。
投資を始めたばかりの初心者が案外GMOコインに向いているのかもしれない?
GMOコインに向いているのは、まずは仮想通貨の初心者です。
初めて仮想通貨を始めたい人にはGMOコインの性質が合っているとみられます。
金融投資に関しては初心者はいつもスタンダードから始めるべきです。しかも、GMOコインは顧客サポートも充実しているので、質問の多い初心者には有利です。
それから、仮想通貨をただ売買するだけでもいいのですが、仮想通貨FXで少ない資金をより大きく取引した方がお得ですので、ビットコインを使って資産運用を本気で考えている人にもGMOコインは向いています。
ただ仮想通貨を保有するだけのためにGMOコインを利用するのもいいのですが、口座開設時にわざわざ本人確認書類まで用意してフルアクセスの口座プランを始めているのですから、FX取引をしないのはもったいないです。
スマホの専用アプリを筆頭にGMOの特徴である自社開発の優れた取引ツール群もあります。それらの機能が搭載された仮想通貨専用スマホアプリは他社のアプリよりもストレス無く取引できます。
今後、仮想通貨市場も大きくなりGMOコインが発展していくことで、なおさら仮想通貨FXから目を離せなくなってきます。
もちろん中級者・上級者でもビットコインに特化して取引をしたい投資家はGMOコインを選択してもいいでしょう。
FX取引などでノウハウのあるGMOグループの仮想通貨取引所ですから、システムの信頼性のほか、セキュリティー各種も安心です。
GMOコインは選べる仮想通貨銘柄が少なすぎるため、中級・上級者には合わない!?
GMOコインに向かない投資家は、それこそ本格的に仮想通貨投資をしたい人かもしれません。何度も述べている通り、
- GMOコインで売買できる仮想通貨は今のところ少ない
- 様々なアルトコインでもしっかりと分散投資したい場合に向かない
- 予告なくスプレッドが拡大する時がある
- デフォルトの最大レバレッジが5倍
というデメリットもあります。
ビットコインに特化せず、イーサリアムのほか各種マイナー仮想通貨- いわゆ初心者であればそこまで踏み込んで考えている人は少ないでしょうが、投資の中級者や上級者は物足りないと感じる人もいるはずです。
各種条件をクリアすることで最大25倍と、日本のFX取引の上限値まで倍率をかけることはできなくはないのですが、おそらく最初のうちは全員が最大5倍程度でしか売買できません。他社でも確かにレバレッジが最大5倍程度の取引所はあります。
ですが、それ以上の倍率をかけられるところもあります。本格的に仮想通貨全般で資産運用をしたい、本格派の投資家には向いていない可能性があります。
GMOコインはGMOグループの会社のひとつであるという強みは外せない要素
GMOコインの最大の魅力は、FX取引などで培ったオンライン金融投資の管理ノウハウを持つ、インターネット事業の大手GMOグループの企業が運営していることです。仮想通貨は実物が存在しないので、信頼性が最重要要素であり、課題です。
昨今はオンライン金融取引において、例えばFXや株式でも、実際に株券や通貨が手元に来るわけではありません。
ですが、本来はそういった実物が存在しています。仮想通貨はまったく影も形もない、データ上の暗号で成り立っているに過ぎません。ですので、それを裏付けるのは取引所と、仮想通貨の売買に携わるすべての人――運営側の人もそうですし、投資家も同様で、彼らがその信頼性を保証し、かつ信じて投資することでしか成り立ちません。
GMOコインであれば、しっかりとした企業が日本の法律に基づいてサービスを提供しているので、「万が一……」という可能性は本当に万にひとつの可能性でしかありません。
その上でハッカーなどの攻撃や窃盗から顧客のビットコインを守るためのセキュリティーは万全ですし、社員などの内部の不正を起こさせない何重もの仕組みができあがっています。
ビットコインだけしか扱っていないシンプルなサービスではありますが、GMOコインはこのように安心第一で口座開設をしたい人にはぴったりだといえます。
特に、本当に問題が何度か起こっている仮想通貨の業界ですので、今後はより信頼性の高い取引所が投資家に選ばれることになるでしょう。その中ではGMOコインは最有力候補なのではないでしょうか。
GMOコインの最新キャンペーンをお得に活用しよう
2017年は日本の仮想通貨市場が飛躍的に伸びた、あるいは伸びる年でもあります(日本に限らず、他国でもそうなのですが)。
それに伴い、たくさんの仮想通貨取引所が日本国内に誕生しています。そうなると、取引所としてはまだ数に限りのある投資家の争奪戦へとなっていきます。
このときに取引所が発案するのが、入会時などに得点を付与するキャンペーンです。FXなどを扱うオンライン証券会社でもよく見かける手法です。
GMOコインでも入会時にお得なキャンペーンを実施しています。
時期によって内容は違いますが、キャッシュバックやビットコインのプレゼントなどがあります。2017年7月中旬時点で実施されているキャンペーンを一例として紹介します。
1. アルトコイン売買スプレッド 大縮小キャンペーン
期間:2017年10月25日~終了時未定
内容:各アルトコインの売買(「仮想通貨現物売買」での取引)のスプレッドがキャンペーン期間限定で下表通りに縮小されます。
通貨名 | 通常スプレッド | 期間限定スプレッド |
---|---|---|
ライトコイン | 300円 | 100円 |
イーサリアム | 2,000円 | 1,000円 |
ビットコインキャッシュ | 3,000円 | 1,500円 |
2. リップル売買スプレッド 大縮小キャンペーン
期間:2017年11月29日(水)~終了時未定
対象期間:2017年11月29日(水) 定期メンテナンス明け ~ 2017年12月27日(水) 15:00
内容:通常1円となっているリップルの売買スプレッドがキャンペーン期間限定で0.3円へ縮小!!
3. もれなく20000satoshiプレゼント!
期間:2017年8月9日(水)~終了時未定
内容:キャンペーン期間中に口座プランアップグレードを申込された方限定でもれなく20000satoshiをプレゼント。
上記は「GMOコイン byGMO」はサービス名を「GMOコイン」にリニューアルした記念&取扱アルトコインが登場した記念で行われているキャンペーンです。
こういったキャンペーンのタイミングでGMOコインにて口座開設をするのもポイントかと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、2017年7月1日から消費税法施行令の改正に伴い、仮想通貨譲渡時の消費税が非課税となっています。
これもまた続々と仮想通貨業界に投資家が多数流れ込んでくる好循環になっており、今後、より日本国内の仮想通貨の市場が一般的になって、生活に仮想通貨が浸透すると見込まれます。
GMOコインユーザーの評価
まだ急激な価格変動をおこす仮想通貨ですので、その際のストップがもう少し正確になるとありがたいと感じます。(20代・女性)
(30代・男性)
(40代・男性)
知名度や規模の大きい信用できる取引所
現在はいまだ仮想通貨=ビットコインという思い込みが一般の人の間ではあるかと思います。
2014年のマウントゴックス社の不正が報じられ、多くの人が仮想通貨取引所の破たんを仮想通貨=ビットコインの破たんと捉えてしまったかと思います。実際、日本の仮想通貨市場が他国と比べてやや遅れ気味なのはそういった理由もあることでしょう。
ポイント
- 当初1BTC=0.07円程度だったものが昨年は6万円水準に上がり、今年初頭には10万円台に到達。
- 初期からビットコインに投資していた人は狂喜乱舞!!
- 上昇し始めてわずか4か月後の2017年5月前後には1BTC=30万円台を超える
- その後も順調に上昇し、2017年11月後半には100万円を超える
- 2017年12月に入ると200万円をあっさりと超える
おそらく、今後もビットコインは多少の上下動はあるものの上昇トレンドは保ちながら推移するとみられます。
これはつまり、今すぐに投資をしておくことで、将来的に大きな利益が見込めるということにほかなりません。ビットコインに投資をしないと知らぬ間に損をしていることになってしまうのです。
ビットコインの魅力は投資による売買値差から得られる損益もありますが、送金や実店舗での支払いでもビットコインが利用できます。
例えば、GMOコインで得られたビットコインを海外旅行の際に支払いに使えるということになります。こうすると、為替レートの変動リスクや、支払手数料などの軽減が可能となり、実生活においても節約ができ、結果、得することになります。
そんなビジョンとしては得する情報しかないビットコインを売買できるのがGMOコインです。
GMOグループで信頼性も高く、今後さらなる投資家の口座開設数増加で取引所はよりにぎやかになることが期待されます。仮想通貨で資産運用や投資を考えていた人にとってはシンプルさと信頼性から、GMOコインは有力な選択肢のひとつとなることでしょう。
とにかく始めたい人は、今すぐに始めるべきです。仮想通貨の世界は伸びると見込まれますので、いち早く始めておくことが得策です。
そのときに日本語でサービスを受けられる上に、管理ノウハウなどもしっかりしたGMOのグループであるGMOコインは間違いなく日本の仮想通貨業界をけん引する企業になることでしょう。
日本の場合、普及するほどに法律での縛りが厳しくなる傾向にあります。それであれば、まだまだ法的には自由度の高い今のうちに始めておくべきなのです。
サイトとしては分かり易く説明しているみたいですが、実際に読んでみるとどれをいくら買えばいいのか、どうやれば増減がわかるのかがわかりませんでした。GMOコインでの取引はもっと勉強してから登録・取引を行った方がいいと思います。(20代・男性)