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【仮想通貨】トークンとは?

【5分で覚える】トークンとは一体何?仮想通貨とトークンの違いをどこよりもわかりやすく解説

2023年1月8日

仮想通貨について調べていくと、トークンという言葉が頻繁に出てきます。

ビットコインやイーサリアムが仮想通貨であることはよく知られていますが、トークンとはどのようなものを指すのでしょうか。

また、トークンエコノミーという言葉も聞かれるようになりました。

トークンエコノミーと仮想通貨にはどのような関連があるのでしょうか。

技術的な難しい話ではなく、どこよりも簡単に分かりやすく、仮想通貨とトークンの違いについて解説していきます。

そもそもトークンの定義とは

トークンという言葉は「支払いをした証拠」を表しています。

そのため、引換券、商品券代用貨幣、果ては記念品や証拠という意味で使われます。

また、プログラミングの世界ではコードの最小単位、つまり要素名や演算子を表しています。

では、仮想通貨において「トークン」とはなにを指すのでしょうか。

実は、仮想通貨の世界でのトークンという言葉にははっきりとした定義があるわけではなさそうです。

ただ、大枠では次のように定義すると分かりやすいです。

仮想通貨:独自のブロックチェーン技術を使った仮想通貨
トークン:既存のブロックチェーンを利用して発行している仮想通貨

仮想通貨と呼ばれるものも、トークンと呼ばれるものも仮想通貨という大枠に当てはまることは間違いありません。

独自のブロックチェーンを使っているかで、仮想通貨とトークンを分けておけば間違いありません。

トークンの仕組み・特徴

仮想通貨の肝であるブロックチェーンを利用した発行しているトークンは、独自のブロックチェーンを持つ仮想通貨と若干異なる特徴を持っています。

いくつか分かりやすい特徴をご紹介しますが、すべてのトークンにこれらの特徴にあてはまるわけではないという点には留意してください。

トークンの特徴
・明確な発行者がいる(開発者ではなく、発行主体)
・供給量を発行者が管理できる
・資金調達の方法として利用される(ICO)

トークンは既存のブロックチェーンを利用して発行されるため、誰かが主体的に発行しようとしなければ生まれることはありません。

結果的に明確な発行者がいるのがトークンということになります。

トークンは個人でも企業でも発行することが可能なので、様々なトークンが乱立する未来を予想する専門家もいます。

次に、発行者はトークンを何枚発行して、そのうちどれだけを市場で流通させるかを決めることができます。

ビットコインやイーサリアムはマイニングによって発行数が増えていきます。

一方、トークンは発行者の一存で発行枚数を決めることができます。

また、ICOと呼ばれる手法によって、トークンを発行することで資金調達することも増えています。

ICOについてはこの次の章で詳しく述べます。

トークンは独自のブロックチェーンを持たないがゆえに、上記の特徴を持つことが多いです。

ある意味では株券と似たような特徴を持っているとも言えます。

厳密には株券とトークンは全く別物ですが、特徴だけを見ると似ていますね。

繰り返しになりますが、すべてのトークンにこれらの特徴が備わっているわけではありません。

一般的にトークンには、上記の特徴が表れやすい、と考えてください。

新たな資金調達の手法として注目されている

さて、先ほどのべた資金調達の手法としてのICOについて解説します。

ICOはInitial Coin Offeringの頭文字をとったものです。

株式で言うとIPOのようなものです。

ICOでは、資金を調達したい企業やプロジェクトが、トークンを発行し、一定の価格で売り出します。
これにより開発資金を調達するというものです。

ICOに出資する人は、プロジェクトの成功時の値上がりを期待してトークンを購入します。

2017年の仮想通貨の価格の暴騰により、メジャーな仮想通貨ではそれほど利益が見込めないと判断した人たちが、次なる億り人を目指してICOに出資するケースも増えています。

国内のICOは金融庁のガイドラインなどにより、簡単には実現しなくなってきています。

ただコンプライアンスをクリアにした上でICOを実施するためのプラットフォームも準備されています。

こちらも株式に例えれば東証のようなものになります。

具体的にはZaifを運営するテックビューロが手掛けているCOMSAプラットフォームが国内のICOプラットフォームの先頭を走っているようです。

ちなみに、COMSA自体もICOによってCMSトークンを発行し、資金調達しています。

トークンが買える取引所

国内の仮想通貨取引所ではトークンを扱っているところはごくわずかです。

しかし、Zaifでは、いち早くトークンエコノミーの創出に目を付け、多くのトークンを扱っています。

上場企業が発行したトークンや、トークンを発行するためのトークンなどを扱っています。

Zaifでのトークンの購入方法を見てみましょう。

もし、Zaifの口座作成がまだの方は早めに口座登録しておきましょう。

Zaifは口座登録完了までの期間が長いというクチコミが多く見られます。

Zaifでトークンを購入するのはビットコインやイーサリアムを購入する場合とほとんど同じです。

1. Zaifにログインする
2. 取引画面に移動する
3. 通貨ペアをクリックし「トークン」を選択
4. 取扱トークンが表示されるので、購入したいトークンを選択
5. 購入価格、購入量を入力して注文

Zaifの通貨ペア選択画面には「主要通貨」「トークン」「CMS」が表示されています。

ここでいう主要通貨が「仮想通貨」、トークンは「トークン」、CMSは「コムサトークン」を意味しています。

購入可能なトークンの一例

購入可能なトークンのうち、Zaifで購入できるものいくつかご紹介します。

ちなみに、Zaifでは金融庁のホワイトリストに入っている仮想通貨及びトークンしか扱っていません。

ここで紹介するトークンはすべて金融庁のホワイトリストに入っています。

  • Zaifトークン(ザイフトークン)
  • XCP(カウンターパーティートークン)
  • BCY(ビットクリスタルズ)
  • SJCX(ストレージコインエックス)
  • FSCC(フィスココイン)
  • PEPECASH(ペペキャッシュ)
  • CICC(カイカコイン)
  • NCXC(ネクスコイン)

仮想通貨の値上がりがひと段落した後、どのトークンも軒並み価格が上昇しています。

海外の取引所で将来有望な草コインを探すよりも、Zaifでトークンを購入するほうが手っ取り早く高騰銘柄を購入できるかもしれませんね。

中でも注目なのがザイフトークンとXCP

Zaifで扱われているトークンの中でも特に注目したいのがザイフトークンとXCPの2銘柄です。

それぞれのトークンの概要と、おすすめの理由を簡単にまとめておきます。

ザイフトークン

発行者 Zaif
発行枚数 約90億枚
発行の方法 XCPを使った発行

ザイフトークンは仮想通貨取引所のZaifが発行しているトークンです。

取引所の発行するトークンはバイナンスのバイナンスコインに代表されるように、価格を上昇させています。

2018年1月のコインチェック騒動から、コインチェック利用者がZaifなどに流れ込む可能性が十分あり、Zaifが取引所として発展してくるかもしれません。

取引所が成長すると、独自通貨も値上がりする傾向にあるので、ザイフトークンの値動きには要注意です。

XCP

発行者 カウンターパーティー
発行枚数 約260万枚
発行の方法 ビットコインのブロックチェーンを利用

XCPの特徴は、XCPを消費(バーン)することで独自トークンを誰でも発行できる点です。

これは2つのことを意味します。

一つは、独自トークンが発行されるたびにXCPが減っていき、相対的に価値が上がることです。

もう一つは、独自トークンを発行したい企業や個人がXCPを購入することになるため需要が高まり、価格が上昇しやすいという点です。

事実、ザイフトークンもXCPを利用して発行されていますし、Zaifで取り扱われているトークンのほとんどがXCPを利用して発行されたものです。

あらゆる価値をデジタル化し、交換可能にしていくというトークンエコノミーの到来に備えて、トークンを発行するためのプラットフォームであるXCPには注目が集まっています。

その他のトークン

Zaifで売買できるその他のトークンについて、特徴を簡単にご紹介します。

BCY

Spells of Genesisというトレーディングカードゲーム内で利用できるトークンです。

エバードリームソフト社が今後開発するゲームでも利用可能になります。

トークン自体はXCPを利用して発行されており、ビットコインのブロックチェーン上でやり取りされます。

SJCX

StorjLabs社が提供するSTORJというストレージサービスで利用できるトークンです。

SJCXもXCPを利用して発行されています。

ストレージサービスの支払いに使えるので実用的なトークンとも言えます。

FSCC

上場企業のフィスコ株式会社がXCPを利用した発行したトークンです。

フィスコの発行する投資レポートやグループ会社の商品やサービスの支払いに利用することができます。

フィスコやグループ会社は積極的にトークンを発行し、仮想通貨技術を活用しています。

PEPECASH

レアペペというユニークなカードを購入するためのトークンです。

海外版2chと言われている4chから生まれた「ぺぺ」というカエルのキャラクターをモチーフにしています。

成立過程やコミュニティ中心であることが、日本のモナコインに似ていることで注目されています。

CICC

フィスコのグループ会社である株式会社カイカが発行しています。

フィスココインと同じくXCPを利用して発行されています。

カイカはフィンテック関連分野にも事業を展開しているため、仮想通貨との相性がいい会社と言えるでしょう。

カイカコインを利用してフィスコのサービスや同じくグループ会社のネクスの商品を購入することができます。

NCXC

FSCC、CICCに続いて、フィスコのグループ会社である株式会社ネクスグループが発行しているトークンです。

他のフィスコのグループ会社が発行しているトークンと同じくXCPを利用して発行しています。

ネクスグループの面白いところは、旅行商品や農作物を扱っている点です。

農作物を購入できる面白いトークンです。

以上、Zaifで取り扱っているトークンをご紹介しました。

実は、これらのトークンはZaifのみが取り扱っています。

つまり、注目のトークンはZaifでしか購入できないということです。

トークンを購入するなら、Zaifに口座を作っておくことはほぼ必須ということになりますね。

現在、考えられるトークンの使用用途

トークンの使用用途は、先ほどご紹介したように、トークンごとに決められています。

現在発行されているトークンにも、それぞれの利用法が決められています。

トークンを発行する目的として、価値のデジタル化を掲げているプロジェクトが多く存在しているからです。

一方では、使用用途がなく、単なる資金調達のために発行されたトークンもあります。

これらのトークンは投機目的で取引されたり、中には詐欺的なものもあるようなので、注意が必要です。

トークンの将来性

今後は次々とトークンが発行されてくるでしょう。

これまで隠れていた価値がトークンとして表に出てくるかもしれません。

日本円をいちいち使わなくてもものやサービスが購入できる、そして記録はすべてブロックチェーン上に記録され、共有されていくでしょう。

このような新しい経済の仕組みをトークンエコノミーと言います。

トークンエコノミーが発展し、世界中に広がれば、あらゆるトークンが大きな価値を持つようになります。

例えば
幼いころに使った経験をお持ちの方もいるであろう肩たたき券のようなものもトークンとして世界中でやり取りされるかもしれません。
親は肩たたきトークンをお手伝いトークンと交換します。
子供は親に肩たたきをしてあげる代わりに肩たたきトークンを手に入れます。
次に手に入れた肩たたきトークンをゲームトークンに交換して・・・というような世界です。

トークンエコノミーは日本の少子高齢化社会への1つの解決策になりえるものとしても注目されています。

疲弊している地方でも新しい経済圏に加わることで活力を取り戻すこともあるでしょう。

トークンの将来性とは、そのまま私たちの将来につながる、というのは少し大げさかもしれませんが、トークンエコノミーの行方は私たちの生活を間違いなく変化させるものになるでしょう。

まとめ

仮想通貨とトークンの違いを解説し、後半はトークンエコノミーの可能性について述べました。

仮想通貨とトークンの違いをもう一度振り返ってみます。

仮想通貨:独自のブロックチェーを持つ通貨
トークン:既存のブロックチェーンを利用した通貨

トークンは既存のブロックチェーンを利用しているため

・発行主体が存在する
・供給量を発行主体がコントロールする

という特徴を持つものが多く存在しています。

そのため、株券のようなものだという例えも使われています。

仮想通貨だけでなく、トークンにも目を向けることでブロックチェーン技術のすばらしさに触れ、値上がり期待の高い銘柄に投資するヒントになります。

著者情報
投資歴10年。日本株・米国株投資、FX、仮想通貨、不動産、インデックスファンド、なんでも手広く投資中。普段はコツコツ、鉄火場や期待値の高い相場の時だけ大きく張るの…

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