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ビットコインなどの仮想通貨に投資をする人が増えています。
取引業者も次々にCMを放送しており、今後ますます多くの人が仮想通貨投資に参加することが予想されています。
ところで、仮想通貨の取引には年齢制限はあるのでしょうか?
仮想通貨は新しい分野であるため、比較的若い世代の方が関心は高いです。
また、株などに比べると少額でも取引が可能ですし、FXなどのようにレバレッジを使わなくても、十分利益を上げることができます。
自由に使えるお金が少ない学生や未成年こそ、仮想通貨取引に向いているのです。
そんな若い世代、特に未成年、つまり大学生や高校生でも仮想通貨を取引することは可能なのか調べてみました。
目次
【結論】未成年でも仮想通貨を買える
仮想通貨の取引の条件を調べてみると、未成年でも仮想通貨を買ったり売ったりすることができることがわかります。
仮想通貨の取引をするには、仮想通貨取引業者に口座を開設する必要がありますが、口座開設の条件に年齢制限を設けていない業者が存在しているのです。
年齢制限がないということは何歳であっても口座を開設できるということです。口座を開設すれば、口座に入金さえすれば仮想通貨の売買を自由に行うことができます。
極端なことを言えば、生まれたばかりの赤ちゃんでも仮想通貨の取引が可能だということになります。
ただし、未成年が口座を開設する場合には通常の口座開設とは別に、親権者の同意書などの提出が必要になります。
年齢制限がないとはいえ、未成年が仮想通貨を買うためには、親の承諾などの条件がつけられているのです。
未成年でも仮想通貨を購入できる取引所はこの3社
未成年でも仮想通貨の取引が可能な取引所は「コインチェック」「Zaif」「ビットフライヤー」の3社です。
3社それぞれの特徴を確認しておきましょう。
仮想通貨の取扱い数が多い「コインチェック」
コインチェックは初心者でも取引しやすいのが特徴です。
世界最大級の取引量と仮想通貨の取扱い数で、メジャーな仮想通貨もマイナーな仮想通貨も買うことができるのが特徴です。
ハッキング被害などの補償サービスもあるので安心して取引できる点もうれしいですね。
未成年の場合、仮想通貨の取引が初めての投資になることも多いでしょうから、売買が分かりやすいコインチェックがおすすめです。
ネムやモナーコインも取引できる「Zaif」
Zaifではネムやモナーコインなどのマイナーな仮想通貨の取引が可能です。
板と呼ばれる注文量や値段が分かる情報版を見ながら売買するのでどのように仮想通貨が売買されているかをリアルタイムで見ることができます。
取引の手数料がマイナスになるボーナスがあり、売買をするとその分の手数料を支払うのではなくZaifからもらえます。
細かい取引を繰り返す場合には手数料マイナスのZaifが向いています。
国内取引量、ユーザー数がNo.1の「ビットフライヤー」
ビットフライヤーは国内最大手の取引所で、有名企業から出資を受けています。
安全・安心という面では多くの信頼を集めています。
未成年にはあまりおすすめしませんが、レバレッジ最大15倍というのも魅力の1つです。
また、キャンペーンに参加することでビットコインがもらえる「ビットコインをもらう」というサービスも展開しています。
コインチェック同様に不正利用された場合の補償も最大500万円と、安心感は抜群です。
とにかく安全・安心に取引をしたい人にはビットフライヤーが最適です。
各社の口座開設方法と本人確認などの提出書類一覧
コインチェックの場合
コインチェックで未成年が口座開設するためには保護者同意書が必要です。
保護者同意書には原則として両親の自筆サインが必要になります。
コインチェックでの口座開設手続きをステップに分けて見てみましょう。
- メールアドレス、またはフェイスブックアカウントを登録する
- 登録したメールアドレスにメールが届く
- 届いたメール内のリンクからコインチェックのサイトにログイン
以上で登録は完了です。
次に、本人確認の手続きをします。
本人確認をしないと入金や出金の手続きができません。
登録までしておけば本人確認は後日でも問題ありません。
本人確認をする前に、必要な書類を確認しておきましょう。
本人確認に使える書類は下記のとおりです。
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者
- 外国人登録証明書
- 運転免許証等
- 官公庁や特殊法人等が発行した身分証明書で写真付きのもの
未成年の場合は写真付きの身分証明書はなかなか難しいかもしれませんが、パスポートは持っていても損はないものですから、もし持っていない場合には思い切ってパスポートを発行してもらうのもいいかもしれません。
その他にはマイナンバーカードなどが利用できます。
本人確認の方法としてコインチェックでは、身分証明書のコピーなどの郵送ではなく、写真のアップロードができます。アップロードするのは次の2種類の写真です。
- 顔写真つき身分証明書と本人が一緒に写っている写真
- 顔写真つき身分証明書の写真
未成年の場合は、さらに加えて両親のサインがある「保護者同意書」の写真もアップロードしなければいけません。
保護者同意書はコインチェックのサイトからダウンロードして利用できます。
これでやっと本人確認の準備が整いました。
本人確認のステップを確認しましょう。
- 「氏名・カナ」「性別」「生年月日」「住所」を入力する
- 本人確認書類として2種類の写真をアプロードする
- 保護者同意書の写真をアップロードする
- アップロードが完了したら「本人確認書類を提出する」をクリックする
以上で本人確認は完了です。
Zaifの場合
Zaifでもコインチェックと同様に親権者の同意書が必要です。
その他に親権者と本人の続柄を証明する書類も必要になります。
もちろん、登録には本人のメールアドレスや学生証などの本人確認書類が必要になります。
未成年がZaifで口座開設するために必要な書類
- 写真付きの身分証明書(学生証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- 親権者の同意書(Zaifのサイトからダウンロード可能)
- 親権者と本人の続柄の証明書類(住民票、戸籍抄本、健康保険証、母子手帳)
必要な書類がそろったら次の手順でZaifに口座開設します。
Zaifの口座開設には「登録」「基本情報登録」「電話番号認証」「本人確認」の4つのステップがあります。
ステップ1:Zaifに登録する
- Zaifのサイトから「無料登録はコチラ」をクリック
- 登録画面でメールアドレスを入力し、「私はロボットではありません」にチェック
- メールアドレスを確認して登録をクリック
- 登録したメールアドレスに届くメール内のリンクからZaifにとぶ
- パスワードの設定画面になるのでパスワードを登録する (パスワードは長い文字列や記号などを含めないと設定できません)
- 利用規約とプライバシーポリシーを確認する
- 「同意して登録」をクリック
これでZaifへの登録は完了です。
このあと本人確認を行います。
登録ステップ7番の続きからの手続きになります。
ステップ2:基本情報を登録する
1. ログイン画面になるのでメールアドレスとパスワードを入力してログイン
2. ログインした後、画面右上の「アカウント」から本人確認をする
3. 「基本情報」のをクリック
4. 「名前」「フリガナ」「生年月日」「国名」「郵便番号」「住所」「電話番号」「使用言語」を入力
5. 「変更」をクリック
ステップ3:電話番号認証
- 続いて「電話番号認証」をクリック
- 登録電話番号がすでに入力されているので、「送信」をクリック
- 登録した電話番号にSMSで届いた6ケタの数字をメモする
- 「電話番号認証コード登録はこちら」をクリック
- 3でメモした6ケタの数字を入力して「登録」をクリック
ステップ4:本人確認
- 電話番号認証が完了したら「本人確認画像のアップロードはこちら」をクリック
- 写真付きの身分証明書の写真をアップロード
- 親権者の同意書をアップロード
- 親権者と本人の続柄の証明書類をアップロード
- 3種類の書類をすべてアップロードしてから「アップロードしたファイルで申請する」をクリック
以上で、Zaifでの口座開設は完了です。
作業手順が多いように思えますが、やってみれば意外と簡単に手続きが完了します。
ビットフライヤーの場合
ビットフライヤーでも未成年でも口座開設できます。
通常の本人確認書類に加えて保護者の了承が必要になる点では同じですが、書類の提出方法や必要書類に違いがあります。
ビットフライヤーで未成年が口座開設しようとする場合、まずは通常通りの登録をします。
口座開設完了後に以下の2点を郵送で提出する必要があります。
- 保護者による承諾書(承諾書はビットフライヤーからダウンロード)
- 保護者の顔写真付き本人確認資料(免許証、パスポートなど)
保護者の身分証明書が必要な点と郵送での提出という点が他の2社と異なっているので注意してください。
ビットフライヤーの口座開設には大きく分けて3つのステップが必要です。
「アカウントの作成」「電話番号・銀行口座の登録・認証」「本人確認」の3つのステップの他、未成年の場合には上記書類の郵送が必要になることを繰り返し申し上げておきます。
なお、本人確認のためには必要な書類は以下の2点です。
- 保顔写真付きの身分証明書(学生証、マイナンバーカード、免許証、パスポートなど)
- IDセルフィ―(本人と身分証明書が一緒に写っている写真)
ではアカウントの作成の手順から確認していきましょう。
- ビットフライヤーのサイトにいく
- トップページから「メールアドレス」「フェイスブックアカウント」「Yahoo! ID」「Google」のいずれかを入力
- 登録したメールアドレスに「キーワード」と「初回パスワード」が送られてくる
- メール内のリンクから「キーワード」を入力して「アカウント作成」ボタンを押す
- 「利用規約」、「プライバシーポリシー」を確認しチェック
- 「ビットコイン取引におけるリスク」を確認しチェック
- 「私は米国の居住者ではありません」にチェック
- 「bitFlyerをはじめる」をクリック
以上でアカウントの作成は完了です。
次に、電話番号・銀行口座の登録・認証をします。
- ビットフライヤーにログインし、「アカウント情報」をクリック
- 「携帯電話認証」をクリックし、電話番号を入力
- 「携帯電話認証をする」をクリックする
- 登録した電話番号に届くSMSにある「確認コード」をメモする
- 確認コードを入力し、「携帯電話登録」をクリック
- 次に、「銀行口座登録」をクリック
- 「銀行名」「支店名」「口座種別」「口座番号」「名義人」を入力
- 左側のメニューから「入出金」をクリック
- 「お客様用日本円振込先」が表示される
- 指定の口座に登録した銀行口座から振り込みを行えば認証完了
最後に本人確認を行います。
本人情報と身分証明書などをアップロードし、ビットフライヤーが確認して本人確認が終了となります。
具体的な手順は次の通りです。
- 「ご本人確認資料提出」をクリック
- 「氏名」「性別」「生年月日」「郵便番号」「住所」「電話番号」を入力
- IDセルフィ―をアップロード
- 本人と身分証明書が一緒に写った写真をアップロード
- 「本人確認書類を提出する」をクリック
以上で本人確認は終了します。
IDセルフィ―と身分証明書はそれぞれ別のところにアップロードしますので、画面の指示をよく読んで間違えないようにしましょう。
くどいようですが、未成年の場合は以上のステップを完了させた上で、「承諾書」「保護者の身分証」を郵送しなければ、取引を開始できません。
【FAQ】未成年の仮想通貨取引所の口座開設をする際によくある質問
Q. 家族・親に内緒で申し込める?
未成年が口座を開設する場合、必ず親権者の同意が必要になります。
取引業者によって同意書や承諾書などの書式は異なりますが、保護者の同意が必要なことには変わりありません。
ビットフライヤーの場合、保護者の同意がなくてもアカウントの作成までは可能ですが、その先に進むことができません。
アカウントはあっても仮想通貨の取引はできないのです。
未成年が仮想通貨の取引を始めるためには、同意書に記入してもらうという一手間が増えてしまいますが、絶対に必要なステップです。
仮想通貨に限らず、例えばスポーツジムに通うにしても、学校行事の修学旅行であっても保護者の承諾が必要になります。
仮想通貨取引所が特別厳しいというわけではないので、きちんと同意を得た上で口座を開設するようにしましょう。
Q. 保護者への電話確認はあるの?
さて、保護者の同意書を提出した後はどうなるのでしょうか。
実は同意書の提出(ビットフライヤーの場合は、保護者の身分証も)をしてしまえば、それで手続きは完了です。
後日、取引業者から確認の電話がかかってくることはありません。
だからと言ってズルをしてはいけません。
ズルをしていることがバレると規約違反になりますので口座が使えなくなってしまいます。
登録内容や提出書類に虚偽のないようにしましょう。
Q. レバレッジ取引はできる?
未成年でもレバレッジ取引を利用することは可能なのでしょうか?
コインチェック、Zaif、ビットフライヤー各社の利用手引きを確認する限り、レバレッジ取引にも年齢制限はありません。
レバレッジ取引とは
・信用取引
・先物取引
などで利用可能な仕組みで、少額でも大きな取引が可能になります。
取引の規模が大きくなるため、利益も大きくなりますが、その分損失も大きくなりやすいのでリスクの高い取引です。
レバレッジ取引では業者によってきめられた倍率までの取引が可能になります。
例えば、口座に1万円入っていたとして、レバレッジ5倍を選択すれば5万円分までの取引が可能になります。
コインチェックでは5倍、Zaifは7.77倍、ビットフライヤーでは15倍までのレバレッジを利用することができます。
レバレッジ取引はリスクが大きいため、未成年に限らず、その特徴をよく理解して慎重に利用することが求められます。
年齢制限がないからと言って、積極的に利用するものではない、という理解をしておく方がいいのかもしれませんね。
仮想通貨をどうしても始めたいなら親に相談しよう
仮想通貨の取引を始めるためには、どうしても親の承諾が必要です。
逆に、親の同意さえあれば自由にビットコインの売買をしていいのです。
未成年で仮想通貨に興味がある、投資に興味があるのならば、まずは親に相談してみることが大切です。
親に正直な気持ちを話してみましょう。
もしかしたら反対されるかもしれません。
意外と簡単に同意してくれるかもしれませんし、応援してくれるかもしれません。
反対されたとしても、何度も繰り返し説得すればいいのです。
親に相談せず、自分で勝手に口座を開設したり、虚偽の内容を登録したりする方が精神的にも経済的にもダメージが大きくなるものです。
仮想通貨をどうしても始めたい、そう思っているなら、まずは親に相談。
今回ご紹介したどのステップよりも重要な手順です。
まとめ
未成年でもビットコインなどの仮想通貨の取引は可能です。
口座の開設に親の承諾が必要になりますが、それ以外はすべて同じ条件です。
確かに手続きは少し面倒にはなりますが、そこで諦める程度の安易な気持ちならば投資にはそもそも向いていません。
まずは親に相談してから、今回ご紹介した3社の登録手順を参考に、仮想通貨取引を始めてみましょう。